コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

龍山村 (静岡県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たつやまむら
龍山村
秋葉湖
龍山村旗 龍山村章
龍山村旗 龍山村章
廃止日 2005年7月1日
廃止理由 編入合併
浜北市天竜市引佐郡引佐町細江町三ケ日町浜名郡雄踏町舞阪町磐田郡佐久間町水窪町龍山村周智郡春野町浜松市
現在の自治体 浜松市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
磐田郡
市町村コード 22486-3
面積 70.23 km2
総人口 1,122
推計人口、2005年6月1日)
隣接自治体 天竜市春野町佐久間町
村の木 ほそばしゃくなげ
村の花 みやまつつじ
龍山村役場
所在地 431-3804
静岡県磐田郡龍山村大嶺スダレ570番地の1
外部リンク 龍山村Internet Archive
座標 北緯34度58分10秒 東経137度49分33秒 / 北緯34.96958度 東経137.82581度 / 34.96958; 137.82581座標: 北緯34度58分10秒 東経137度49分33秒 / 北緯34.96958度 東経137.82581度 / 34.96958; 137.82581
龍山村の県内位置
合併時点における位置図。緑色部分が龍山村
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示
龍山町瀬尻を通る国道152号国道473号重複区間(2010年3月14日)

龍山村(たつやまむら)は、静岡県西部(遠州)に存在したである。磐田郡に属した。

2005年7月1日、周辺10市町とともに浜松市へ編入合併され消滅。静岡県最後の村であった。この時龍山村龍山町として浜松市の地区となった。

2005年7月1日に地方自治法第202条の4に基づく「龍山地域自治区」が設置された[1]。同地域自治区は2012年3月31日をもって廃止[2]

2007年4月1日に浜松市が政令指定都市へ移行したのに伴い、天竜区の一部となった。

ここでは、現在の龍山町についても述べる。

地理

[編集]

歴史

[編集]
  • 1901年明治34年) - 龍川村のうち大字大嶺及び戸倉、山香村のうち大字瀬尻及び下平山が合併し龍山村が誕生。村名は「川村」と「香村」の合成地名に因る。
  • 1943年(昭和18年)3月13日 - 雲折山で山火事が発生して延焼。山林約12.9平方キロメートル焼失。[3]
  • 1958年昭和33年) - 秋葉ダム完成。
  • 1965年(昭和40年)9月17日 - 集中豪雨により下平山で山腹崩壊が発生。住宅1戸が巻き込まれ5人が死亡[4]
  • 1970年(昭和45年) - 峰之沢鉱山閉山。それに伴い、下平山小学校閉校。
  • 2005年平成17年) - 浜松市との合併により閉村。

経済

[編集]

教育

[編集]

浜松市合併後の学校統廃合で、旧龍山村域の小中学校は全て廃校になっている。

小学校

[編集]
  • 龍山村立下平山小学校(1970年に瀬尻小学校と統合し、龍山村立龍山北小学校になる。)
  • 龍山村立瀬尻小学校(1970年に下平山小学校と統合し、龍山村立龍山北小学校になる。)
  • 龍山村立龍山北小学校(2004年、龍山村立龍山第一小学校に統合された。)
  • 龍山村立龍山第一小学校(2005年に龍山村が浜松市に合併に伴い、校名が浜松市立龍山第一小学校に変更される。)
  • 浜松市立龍山第一小学校(2014年、浜松市立横山小学校に統合された。)

中学校

[編集]
  • 龍山村立龍山第一中学校(1950年に龍山第二中学校と統合し、龍山村立龍山中学校になる。)
  • 龍山村立龍山第二中学校(1950年に龍山第一中学校と統合し、龍山村立龍山中学校になる。)
  • 龍山村立龍山中学校(2005年に龍山村が浜松市に合併に伴い、校名が浜松市立龍山中学校に変更される。)
  • 浜松市立龍山中学校(2008年、浜松市立光が丘中学校に統合された。)

交通

[編集]

鉄道

[編集]

村内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線天竜二俣駅

路線バス

[編集]

道路

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 浜松市区及び地域自治区の設置等に関する条例 (平成18年浜松市条例第78号) 2006年12月1日公布
  2. ^ 浜松市区及び地域自治区の設置等に関する条例の一部を改正する条例 (平成21年浜松市条例第48号) 2009年9月4日公布
  3. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、61頁。ISBN 9784816922749 
  4. ^ 「静岡では一家五人」『日本経済新聞』昭和40年9月18日夕刊.7面

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]