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龐 宏(ほう こう、生没年不詳)は、中国の三国時代の蜀漢の人物。字は巨師。父は龐統。叔父は龐林[1]。
蜀漢末期に、正直と簡素な性格で人物批評をよく行っていたという。陳祗を見下していたらしく、それが原因で陳祗の反感を買ってしまったため、涪陵太守に左遷され、そのまま亡くなった[1]。
- ^ a b 三國志 蜀書七 龐統法正傳 (中国語), 三國志/卷37#龐統, ウィキソースより閲覧。 - 統子宏,字巨師,剛簡有臧否,輕傲尚書令陳袛,為袛所抑,卒於涪陵太守。統弟林,以荊州治中從事參鎮北將軍黃權征吳,值軍敗,隨權入魏,魏封列侯,至鉅鹿太守。