(愛おしき)ボクの時代
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『(愛おしき)ボクの時代』は、西川大貴の脚本・演出により、シーエイティプロデュース[1]が企画・主催しているミュージカル作品。2019年初演。
概要
[編集]子供の頃華やかなステージに立つことを夢見ていたサラリーマンの主人公・戸越はある日出張を命ぜられた伊豆で奇妙な境遇に遭う。車夫の勧めで全知全能の天狗様に会いに行く旅に出、サル、武士、なまはげの妖怪に遭遇する。各々願いを持つ妖怪達は戸越に天狗様に会う旅のお供を申し出る。戸越は妖怪達が役に立ちそうもないので申し出を断るが、伊豆旅行中の3人組きびだんごガールスの助けで妖怪達は戸越のお供になり、一行は天狗の住む妖怪の街に辿り着く。街では、カピバラ、ペリー(黒船来航)などの妖怪が襲来し、願いを叶えるという天狗様等困難に立ち向かう奇想天外な物語。劇中、戸越の父母、戸越少年、妖怪の街の門番、女郎蜘蛛、スーパータップダンサー、等も登場する。
公演
[編集]スケジュール
[編集]- 東京公演
- 1stプレビュー公演 2019年11月15日~11月18日 DDD青山クロスシアター[2]
- 2ndプレビュー公演 2019年11月23日~11月26日 DDD青山クロスシアター
- 本公演 2019年11月30日~12月15日 DDD青山クロスシアター
主なスタッフ
[編集]キャスト
[編集]- 欅:天羽尚吾
- 父/天狗:猪俣三四郎
- 母/女郎蜘蛛:上田亜希子
- きびだんご娘・由美子:梅田彩佳
- きびだんご娘・宏美:岡村さやか
- 少年:奥村優希
- 戸越雅夫:風間由次郎
- 門番:加藤梨里香
- 同僚・仁志田/武士:塩口量平
- きびだんご娘・瑠美:四宮吏桜
- 同僚・岸辺/なまはげ:関根麻帆
- スーパータップダンサー:寺町有美子
- 楓:橋本彩花
- スーパータップダンサー:深瀬友梨
- 同僚・坂井/サル:溝口悟光
- クラッシャー川上(ペリー川上):宮島朋宏
- 車夫:吉田要士
ピアノ演奏
- 上浪瑳耶香
- 森本夏生
スウィング
- 春日希(12月3日 きびだんご娘・瑠美役)
- 隈元梨乃(12月11日 楓役)
- 土倉有貴(12月9日 仁志田/武士役)
(50音順)
劇中ナンバー
[編集]第1幕
[編集]- Sophisticated
- いつも見る奇妙な夢
- プロローグ
- This is IZ
- 蜘蛛のテーマ
- SARU Don't think
- 名のある武士
- 普通になりたい
- Gimme-KIBI-DANGO
- This is IDO(This is IZのRep/Inst)
- ボブの君が
- 妖怪チャールストン(Inst)
- 妖怪万博
- もうすぐ
第2幕
[編集]- アントラクト
- もうすぐ(Rep)
- 記憶なき記憶(Inst)
- 愛を教えて
- カピバラの襲撃
- 仲間になりたい
- 黒とんぼ(Inst)
- いつかの赤とんぼ
- 別れ(Inst)
- 魔法だったんだ
- 大切なもの
企画コンセプト
[編集]日本人特有の身体感覚・言語を素直に使って表現できる≪日本のミュージカル≫を探求し、日本を舞台にしたオリジナルミュージカルを創作します。脚本/演出/音楽/俳優の演技プランのブラッシュアップを図り、作品を段階的に積み上げていくため、2段階のプレビュー公演及び本公演の3つのパートを設け、場合によっては作品を"作り直す"作業も積極的に行うプロセスで作品づくりを行う。企画の目的は、将来、小劇場(オフ・シアター)から、大劇場(オン・シアター)に進出することを視野に入れた作品づくりであり、作品とともに、クリエイターを育てていくことにある。その過程をキャスト、スタッフ、そして観客と共に楽しみながら作り上げていく。
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “StageGate”. シーエイティプロデュース. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “DDD AOYAMA CROSS THEATER”. DDD AOYAMA CROSS THEATER. 2019年11月9日閲覧。