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.500ワイオミング・エクスプレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
.500ワイオミング・エクスプレス
種類 拳銃
原開発国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
製造の歴史
設計者 Freedom Arms
設計時期 2005
製造者 Freedom Arms
特徴
薬莢形状 ベルトストレート
弾丸 .500 in (12.7 mm)
薬莢長 1.37 in (35 mm)
全長 1.765 in (44.8 mm)
雷管のタイプ 大型ライフル
弾丸性能
弾頭重量/種類 初速 エネルギー
370 gr (24 g) WFNGC Grizzly 1,300 ft/s (400 m/s) 1,388 ft⋅lbf (1,882 J)
400 gr (26 g) WFNGC Grizzly 1,250 ft/s (380 m/s) 1,387 ft⋅lbf (1,881 J)
420 gr (27 g) PUNCH Grizzly 1,200 ft/s (370 m/s) 1,342 ft⋅lbf (1,820 J)
440 gr (29 g) WFNGC Grizzly 1,200 ft/s (370 m/s) 1,407 ft⋅lbf (1,908 J)
出典: Cartridges of the World [1]

.500ワイオミング・エクスプレス、又は.500WEは「大口径」拳銃弾。2005年にFreedom Arms社が、同社のModel 83 .500 WEリボルバー用に発売した。[2]

このクラスの他の拳銃弾同様、ほぼリボルバー専用の実包。戦術的、自衛用途ではなく、主に狩猟用として設計された。

概要

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大きさは.50 Action Express弾に匹敵するが、装薬量に勝り、基本的に弾速は遅い。[3] 威力は.500S&W弾より劣るが、それでも現在市販されている拳銃弾の中では最強クラスであり、大型獣を対象とする狩猟にも十分対応可能。[4]

類似の銃弾には、.500ラインボー弾.50 Beowulfなどがある。

関連項目

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参考文献

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  1. ^ Barnes, Frank C. (2006) [1965]. Skinner, Stan. ed. Cartridges of the World (11th ed.). Iola, WI, USA: Gun Digest Books. p. 280. ISBN 0-89689-297-2 
  2. ^ The .500 Wyoming Express from Freedom Arms by Jeff Quinn, November 7, 2005
  3. ^ Taffin, John (April 2006). “Freedom Arms' Biggest Big Bore”. Guns (FMG Publications): 46–51. 
  4. ^ The .500 Wyoming Express by Brian Pearce in Guns & Ammo Handguns

外部リンク

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