012号線 (チェコ)
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チェコ国鉄 | |
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路線番号 | 012 |
路線総延長 | 16 km |
軌間 | 1435 mm |
電圧 | 非電化(直流) |
最大勾配 | 16 パーミル |
最高速度 | 60 km/h |
チェコ国鉄012号線、別名ペチキ~コウルジム線(チェコ語: Železniční trať Pečky–Kouřim)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。2019年以前は、ボシツェ - ベチヴァーリ間に限り、013号線という個別の路線番号が与えられていた。
1882年、オーストリア地方鉄道の路線としてペチキ - コウルジム間、およびボシツェ - ザースムキ間が開業した。その後、オーストリア・ハンガリー国有鉄道に移管され、1887年にザースムキ~ベチヴァーリ間が開業した。主にコウルジム方面のローカル輸送を担っている。ボシツェ - ベチヴァーリ間は、かつては定期列車も運行されていたが、2007年以降運行されていない。
運行形態
[編集]- ペチキ - ボシツェ - コウルジム
- 各駅停車。線内のみの運行で、2時間間隔で運行している。ただし、春・夏の休日を除き、プラニャニ停留所 - ボシツェ間は午前中4時間ほど間隔が空く時間帯がある。上り・下りとも、011号線のプラハ方面と4~5分で接続する様にダイヤが組まれている。
- 過去の運行形態
- 2022年以前は、ペチキ - コウルジム間で2時間に1本運行していた。
- 2023年度に、平日の本数が削減された。午前中はペチキ - プラニャニ停留所間、午後はペチキ - ボシツェ間の列車がほとんどとなり、プラニャニ - ボシツェ間は午前中6時間ほど間隔が空く他、ボシツェ - コウルジム間は一日3往復の運行となった。
- 2024年度に、再びペチキ - コウルジム間で2時間に1本の運行(ただし春・夏の休日を除き、プラニャニ停留所以北は4時間間隔の空く時間帯あり)となった。
- 過去の運行系統
- ポドリパンスキー・モトラーチェク号 【夏季の土・日曜日運行】
- 2018年以前、旧型車両を使用し、下記の運転系統がそれぞれ運行していた。鉄道旅行者クラブ交通が運行を担当していた。
- ペチキ - ボシツェ - コウルジム - ボシツェ - ザースムキ - ベチヴァーリ ※一日1往復の運行
- ペチキ - ボシツェ - ザースムキ ( → ベチヴァーリ) ※一日1往復の運行
- ベチヴァーリ→ザースムキ ※片道のみ、一日1本の運行
- 2019-21年は、ベチヴァーリ→コウルジム→ペチキの列車が、ザースムキで系統分離された。
- 2022年の運行予定は発表されていない。
- 2018年以前、旧型車両を使用し、下記の運転系統がそれぞれ運行していた。鉄道旅行者クラブ交通が運行を担当していた。
- ポドリパンスキー・モトラーチェク号 【夏季の土・日曜日運行】
駅一覧
[編集]以下では、チェコ国鉄012号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、全て各駅停車である。
ペチキ - コウルジム間
[編集]路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 接続路線 | 所在地 | |
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012 | ペチキ駅 | - | 0.0 | 011号線 | 中央ボヘミア州 | コリーン郡 |
ラディム駅 | 2.7 | 2.7 | ||||
ホトゥチツェ駅 | 1.0 | 3.7 | ||||
フロウストフ駅 | 1.0 | 4.7 | ||||
ヴルブチャニ駅 | 1.4 | 6.1 | ||||
プラニャニ駅 | 1.4 | 7.5 | ||||
プラニャニ停留所 | 0.9 | 8.4 | ||||
ジャボノスィ駅 | 0.7 | 9.1 | ||||
ザレシャニ駅 | 1.4 | 10.5 | ||||
ボシツェ駅 | 2.4 | 12.9 | ||||
コウルジム駅 | 2.9 | 15.8 |
ボシツェ - ベチヴァーリ間(休止中)
[編集]路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 接続路線 | 所在地 | ||
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012 | ボシツェ駅 | - | ペチキから 12.9 |
ボシツェから 0.0 |
コウルジム方面/ペチキ方面 | 中央ボヘミア州 | コリーン郡 |
ボシツェ停留所 | 1.8 | 14.7 | 1.8 | ||||
トウシツェ駅 | 1.6 | 16.3 | 3.4 | ||||
ザースムキ駅 | 3.5 | 19.8 | 6.9 | ||||
ベチヴァーリ駅 | 3.9 | 23.7 | 10.8 | 014号線 |