コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

012号線 (チェコ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チェコ国鉄
路線番号012
路線総延長16 km
軌間1435 mm
電圧非電化(直流
最大勾配 16 パーミル
最高速度60 km/h

チェコ国鉄012号線、別名ペチキ~コウルジム線チェコ語: Železniční trať Pečky–Kouřim)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。2019年以前は、ボシツェ - ベチヴァーリ間に限り、013号線という個別の路線番号が与えられていた。

1882年、オーストリア地方鉄道の路線としてペチキ - コウルジム間、およびボシツェ - ザースムキ間が開業した。その後、オーストリア・ハンガリー国有鉄道に移管され、1887年にザースムキ~ベチヴァーリ間が開業した。主にコウルジム方面のローカル輸送を担っている。ボシツェ - ベチヴァーリ間は、かつては定期列車も運行されていたが、2007年以降運行されていない。

運行形態

[編集]
  • ペチキ - ボシツェ - コウルジム
    各駅停車。線内のみの運行で、2時間間隔で運行している。ただし、春・夏の休日を除き、プラニャニ停留所 - ボシツェ間は午前中4時間ほど間隔が空く時間帯がある。上り・下りとも、011号線のプラハ方面と4~5分で接続する様にダイヤが組まれている。
    過去の運行形態
    2022年以前は、ペチキ - コウルジム間で2時間に1本運行していた。
    2023年度に、平日の本数が削減された。午前中はペチキ - プラニャニ停留所間、午後はペチキ - ボシツェ間の列車がほとんどとなり、プラニャニ - ボシツェ間は午前中6時間ほど間隔が空く他、ボシツェ - コウルジム間は一日3往復の運行となった。
    2024年度に、再びペチキ - コウルジム間で2時間に1本の運行(ただし春・夏の休日を除き、プラニャニ停留所以北は4時間間隔の空く時間帯あり)となった。

  • 過去の運行系統
    • ポドリパンスキー・モトラーチェク号 【夏季の土・日曜日運行】
      2018年以前、旧型車両を使用し、下記の運転系統がそれぞれ運行していた。鉄道旅行者クラブ交通が運行を担当していた。
      ペチキ - ボシツェ - コウルジム - ボシツェ - ザースムキ - ベチヴァーリ ※一日1往復の運行
      ペチキ - ボシツェ - ザースムキ ( → ベチヴァーリ) ※一日1往復の運行
      ベチヴァーリ→ザースムキ ※片道のみ、一日1本の運行
      2019-21年は、ベチヴァーリ→コウルジム→ペチキの列車が、ザースムキで系統分離された。
      2022年の運行予定は発表されていない。

駅一覧

[編集]

以下では、チェコ国鉄012号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、全て各駅停車である。

ペチキ - コウルジム間

[編集]
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
012 ペチキ駅 - 0.0 011号線 中央ボヘミア州 コリーン郡
ラディム駅 2.7 2.7  
ホトゥチツェ駅 1.0 3.7  
フロウストフ駅 1.0 4.7  
ヴルブチャニ駅 1.4 6.1  
プラニャニ駅 1.4 7.5  
プラニャニ停留所 0.9 8.4  
ジャボノスィ駅 0.7 9.1  
ザレシャニ駅 1.4 10.5  
ボシツェ駅 2.4 12.9  
コウルジム駅 2.9 15.8  

ボシツェ - ベチヴァーリ間(休止中)

[編集]
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
012 ボシツェ駅 - ペチキから
12.9
ボシツェから
0.0
コウルジム方面/ペチキ方面 中央ボヘミア州 コリーン郡
ボシツェ停留所 1.8 14.7 1.8  
トウシツェ駅 1.6 16.3 3.4  
ザースムキ駅 3.5 19.8 6.9  
ベチヴァーリ駅 3.9 23.7 10.8 014号線

脚注

[編集]