10円パン
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10円パン(じゅうえんパン)または10ウォンパン(じゅうウォンパン、韓: 10원 빵)は、パンケーキの一種で生地の中にモッツァレラチーズを入れ込んで焼き上げたもので、10円硬貨または10ウォン硬貨を模した、主に屋台で売られる菓子。大韓民国の慶州市の観光名所で販売されていたものを発祥とする。日本では一般的に500円で販売されている。
概要
[編集]韓国の慶州で売られていた「慶州10ウォンパン」が発祥とされる。10ウォン硬貨には現地の観光名所である仏国寺の多宝塔が描かれており、観光土産として10ウォン硬貨型のスイーツを販売したところ、小銭を目にする機会が少ない若者の間で話題となった[1]。また、10ウォンは日本円では1円ほどで、安いコインが大判のスイーツになっているギャップも話題となった[2]。
日本では、韓流ブームの聖地として知られる新大久保で「10ウォンパン」として売られていた[1]が、やがて日本風にアレンジされ[3][4]、10ウォン硬貨と同じ銅色の10円玉が採用されて[2][5]「10円パン」となった。中に入ったチーズが伸びるのがSNS映えするのも人気の一因となっている[6][7]。
日本では一つ500円から600円[8]で販売されているが、本場・慶州の10ウォンパンの値段は300円程度である[9]。
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10円パンの屋台
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10円パンの調理(チーズ入り)
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チーズ入りの10円パンの一例
出典
[編集]- ^ a b “「10円パン」に大行列! “韓国を真似ればヒット”の法則は本当か”. 沖縄タイムス (2023年3月6日). 2023年6月14日閲覧。
- ^ a b スギアカツキ (2023年2月14日). “行列の韓国グルメ「10円パン」を実食。中からチーズがとろ〜り…食べて気がついたこと”. 女子SPA!. 扶桑社. 2023年6月16日閲覧。
- ^ “1個500円なのに「10円パン」 甘くてしょっぱく長~く伸びる新グルメに行列”. 名古屋テレビ放送 (2023年5月3日). 2023年6月14日閲覧。
- ^ “韓国→東京・大阪→名古屋へ…のびるチーズが映える『10円パン』に大行列 10円玉型で値段は1枚500円”. 東海テレビ放送 (2023年5月9日). 2023年6月14日閲覧。
- ^ “韓国で大人気「10ウォンパン」 外はパリッと、チーズたっぷりで伸び~る絶品スイーツに長江アナも悶絶!”. テレビ愛知 (2023年6月9日). 2023年6月16日閲覧。
- ^ “行列必至のネクストトレンド 韓国グルメ「10ウォンパン」→日本版『10円パン』がアツい!”. ラジオ関西トピックス. ラジオ関西 (2022年12月12日). 2023年6月14日閲覧。
- ^ “【 #10円パン 】のび~るチーズでSNSで大バズり 韓国発人気スイーツの正体を調査”. FNNプライムオンライン. フジニュースネットワーク (2023年2月20日). 2023年6月14日閲覧。
- ^ ギャル曽根 (2023年7月16日). “全然10円じゃないじゃん。”. アメーバブログ. ギャル曽根blog ごはんは残さず食べましょう. サイバーエージェント. 2023年12月18日閲覧。 “10円パンなのに600円、、、”
- ^ 砂子間正貫 (2022年9月26日). “【10円パン】渋谷のドンキで「食べられる10円玉」をゲットォォオ! びよ〜んとチーズが伸びる大人気韓国グルメ”. ロケットニュース24. ソシオコーポレーション. 2023年6月14日閲覧。