12インチ グリボーバル臼砲
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12インチ グリボーバル臼砲 | |
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原開発国 | フランス |
運用史 | |
配備先 | フランス |
関連戦争・紛争 |
フランス革命戦争 ナポレオン戦争 アメリカ独立戦争 |
開発史 | |
開発者 | ジャン=バティスト・ヴァケット・ド・グリボーバル |
製造業者 | Berenger |
製造期間 | April 1789 |
諸元 | |
重量 | 1,540 kg |
要員数 | 15名, 牽引用の馬6頭 |
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砲弾 | 榴弾:72kg |
口径 | 324.8 mm (12 フランスインチ[1]) |
銃砲身 | 81cm |
発射速度 | 2 発/時 |
最大射程 | 1550 m |
12インチ グリボーバル臼砲(Mortier de 12 pouces Gribeauval)とはフランス革命からナポレオン戦争にかけてフランス軍が使用していた攻城臼砲である。 技師であり砲兵隊第一総監であったジャン=バティスト・ヴァケット・ド・グリボーバルが開発したことから彼の名前を取ってグリボーバル臼砲と呼ばれた。
アメリカの独立戦争でもジャン=バティスト・ド・ロシャンボー将軍率いるフランス遠征部隊がヨークタウンの戦いで使用していた。
発射手順
[編集]組み立てと設置には15人がかりで6時間を要し、1発撃つのに5人がかりで30分を要した。
- 1. 砲身内部を掃除する。
- 2. 棒を使ってテコの原理で砲身を垂直に起こす。
- 3. 射程に応じた所定量の火薬を入れる。
- 4. 砲弾を持ち上げて垂直になっている砲身に上から装填する。72kgもある砲弾は一人では持ち上がらないので砲弾についているフックを利用して担ぎ棒を使用して四人がかりで持ち上げて装填する。
- 砲身を所定の角度へ戻して照準調整を行う、角度の測定は砲口に角度計を当てて測定する。
- 導火線に着火して発射。
注釈
[編集]- ^ 1フランスインチ(pouce)=2.707cm。
関連項目
[編集]- 15インチ グリボーバル臼砲(Mortier de 15 Gribeauval)
- 10インチ 長グリボーバル臼砲(Mortier long de 10 Gribeauval)
- 10インチ 野戦グリボーバル臼砲(Mortier court de 10 Gribeauval)
- 8インチ 野戦グリボーバル臼砲(Mortier court de 8 Gribeauval)
外部リンク
[編集]- 臼砲に関する解説(英語)