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2-アミノプリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2-アミノプリン
識別情報
CAS登録番号 452-06-2 チェック
PubChem 9955
ChemSpider 9561 チェック
UNII O14B3U97FW チェック
ChEBI
ChEMBL CHEMBL388594 チェック
特性
化学式 C5H5N5
モル質量 135.13 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

2-アミノプリン英語: 2-aminopurine)は、グアニンアデニン核酸アナログ英語版である。核酸研究において蛍光分子マーカーとして用いられる[1]。アデニンのアナログとしてチミンと対になるのが最も一般的だが、グアニンのアナログとしてシトシンと対になることもある[2]。このため、実験室では突然変異誘発に使われることもある。

出典

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  1. ^ “2-Aminopurine fluorescence quenching and lifetimes: role of base stacking”. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 98 (1): 37–41. (2001). doi:10.1073/pnas.011442198. PMC 14540. PMID 11120885. http://www.pnas.org/cgi/pmidlookup?view=long&pmid=11120885. 
  2. ^ “Base pairing and mutagenesis: observation of a protonated base pair between 2-aminopurine and cytosine in an oligonucleotide by proton NMR”. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 83 (15): 5434–5438. (1986). Bibcode1986PNAS...83.5434S. doi:10.1073/pnas.83.15.5434. PMC 386301. PMID 3461441. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC386301/. 

関連項目

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