2009年のフランス
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2009年のフランスでは、2009年のフランスに関する出来事について記述する。
概要
[編集]できごと
[編集]1月
[編集]- 1月23日-24日 - スペイン北部からフランス南西部にかけて、発達した低気圧による暴風雨に見舞われた。建物の崩壊などにより少なくとも15名が死亡。フランスでは、約170万戸が停電した。ベルリン自由大学は、この低気圧を「Klaus=クラウス」と命名した [1][2][3][4]。
- 1月28日-29日 - フランス全土でゼネラル・ストライキ実施。世界的な景気後退を背景にした人員削減、賃金カットなどに抗議するもので、国鉄を皮切りに電気、ガス、学校、病院などの公的機関や自動車など民間企業にも拡大した。参加者は警察の推計で108万人に達し、サルコジ政権発足以来、最大規模のストライキとなった [5][6][7][8]。
2月
[編集]3月
[編集]4月
[編集]- 4月1日-2日 - 第2回20か国・地域首脳会合(G20首脳会合、金融サミット)、ロンドンで開催。2010年末までの総額5兆ドルの財政刺激策により、世界の成長率を4%押し上げ、大規模な雇用を創出するとする共同声明を採択[11][12][13]。フランスは、ドイツとともに金融規制強化を求めており、香港やマカオの扱いをめぐって中国の反対があったものの、タックス・ヘイヴン(租税回避地)の最新版リストの公表で合意を見た。規制の強化については、サルコジ大統領は「退席を辞さない」強硬な態度を示していた [14][15]。
5月
[編集]6月
[編集]- 6月1日 - エールフランス447便墜落事故。乗員乗客計228人を乗せた旅客機が、ブラジルのリオデジャネイロからパリに向かう途中、大西洋上で墜落。生存者は絶望視されており、ブラジル軍が捜索を打ち切った6月26日までに、51人の遺体が収容された[16][17][18]。また、フランス政府は、ブラックボックスを回収するため、原子力潜水艦を現地に派遣した。航空機事故のために原子力潜水艦を派遣するのは、フランスでは初めてとなる [19][20]。
- 6月5日 - ノルマンディー上陸作戦65周年記念式典、ノルマンディーのコルビル=シュル=メールにある米軍基地で挙行。サルコジ大統領のほか、オバマ米大統領、ブラウン英首相、ハーパー加首相らが参列した [21]。
7月
[編集]8月
[編集]9月
[編集]10月
[編集]11月
[編集]12月
[編集]死去
[編集]- .
脚注
[編集]- ^ 「強風で建物崩れ、子供4人死亡 スペインのスポーツ施設」 産経新聞2009年1月24日付. 2009年1月27日閲覧.
- ^ ”L'Espagne durement touchée par la tempête” ル・モンド2009年1月24日付. 仏語. 2009年1月27日閲覧.
- ^ 「死者15人、南西部などで暴風被害[社会]」 NNA.EU2009年1月26日付. 2009年1月27日閲覧.
- ^ 「週末の暴風被害で鉄道などに障害続く[社会]」 NNA.EU2009年1月27日付. 2009年1月27日閲覧.
- ^ 「仏国鉄がスト入り 「暗い木曜日」に」 産経新聞2009年1月29日付. 2009年5月23日閲覧.
- ^ 「仏、雇用維持求めゼネスト 公共交通機関に影響」 産経新聞2009年1月29日付. 2009年5月23日閲覧.
- ^ 山口昌子 「仏でサルコジ政権発足以来、最大規模のスト」 産経新聞2009年1月29日付. 2009年5月23日閲覧.
- ^ 「仏デモ、100万人超が参加 大統領「不安を理解」」 産経新聞2009年1月30日付. 2009年5月23日閲覧.
- ^ 「仏大統領、NATO復帰宣言」 産経新聞2009年3月12日付. 2009年4月15日閲覧.
- ^ 「サルコジ仏大統領がNATO復帰を確認 核戦略と軍派遣で独立性保持を宣言」 産経新聞2009年3月12日付. 2009年4月15日閲覧.
- ^ 「危機克服へ政策総動員 G20、オバマ米大統領ら首脳集結」 産経新聞2009年4月2日付. 2009年4月27日閲覧.
- ^ 「WRAPUP1:G20が危機脱却に向けた協調を確認、財政総額5兆ドルで世界成長4%押し上げ」 ロイター2009年4月3日付. 2009年4月3日閲覧.
- ^ 「G20閉幕 2010年末までに実質経済成長率2%を達成」 産経新聞2009年4月3日付. 2009年4月27日閲覧.
- ^ 「タックスヘイブンのブラックリスト、OECDが公表へ」 産経新聞2009年4月3日付. 2009年5月8日閲覧.
- ^ 「OECD、租税回避地の最新ブラックリスト公表 マカオ、香港含まれず」 産経新聞2009年4月3日付. 2009年5月8日閲覧.
- ^ 山口昌子 「エールフランス機、落雷で墜落の可能性」 産経新聞2009年6月1日付. 2009年6月28日閲覧.
- ^ 山口昌子 「不明のエールフランス機の残骸見つかる 座席の一部など 海面には油」 産経新聞2009年6月2日付. 2009年6月28日閲覧.
- ^ 「エールフランス機墜落事故、捜索打ち切り」 産経新聞2009年6月27日付. 2009年6月28日閲覧.
- ^ 「【エールフランス機事故】仏機捜索で原潜派遣へ」 産経新聞2009年6月6日付. 2009年6月28日閲覧.
- ^ 山口昌子 「仏原潜、墜落現場でブラックボックス捜索」 産経新聞2009年6月10日付. 2009年6月28日閲覧.
- ^ 山口昌子 「「勇敢さと無欲さが進路を変える」米大統領が演説 ノルマンディー上陸作戦65周年」 産経新聞2009年6月7日付. 2009年6月28日閲覧.