コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

2013年世界陸上競技選手権大会・女子三段跳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年世界陸上競技選手権大会
女子三段跳

決勝に出場した選手たち
会場2ルジニキ・スタジアム
開催日8月13日8月15日
参加選手数17か国 21人
優勝記録14m85
メダリスト
金メダル  コロンビア コロンビア
銀メダル  ロシア ロシア
銅メダル  ウクライナ ウクライナ
« 2011 大邱2015 北京 »
IAAF公式映像

2013年世界陸上競技選手権大会・女子三段跳(2013ねんせかいりくじょうきょうぎせんしゅけんたいかい・じょしさんだんとび)は、2013年世界陸上競技選手権大会の種目の一つ。2013年8月13日から8月15日ロシアモスクワルジニキ・スタジアムで行われた[1]

前回覇者のオルハ・サラドゥハは、同じ記録を2度出して予選を1位で通過した。イリーナ・グメニュク英語版カテリーン・イバルグエンは1回目の跳躍で決勝進出を決めた。サラドゥハの元チームメイトであったハンナ・クニャゼワ=ミネンコ英語版はイスラエル代表として出場、3位で予選を通過したが、1回目と2回目の試技をファールしてしまい、苦しい戦いであった。

決勝では、1回目の試技でサラドゥハとクニャゼワ=ミネンコが14m30を超える跳躍を見せた。2回目の試技が勝敗を決した。まず、ロシア代表のエカテリーナ・コネワが14m81をマークし、トップに躍り出た。その後2人の試技が終わってイバルグエンがコネワを4cm超える14m85をマークし、自身の持つ今季世界最高記録をも超えた。その後2人の試技が終わってサラドゥハが登場し、14m65に記録を伸ばした。イバルグエンは4回目の試技で14m83をマークしたが、コネワが5回目の試技で14m79と肉薄し、緊張感を持って試技を見ていた。最終的にはイバルグエンが世界選手権でコロンビアに初めての金メダルをもたらし、前回の大邱大会で自身と競歩選手のルイス・フェルナンド・ロペス英語版が獲得した銅メダルを超える成績を残した[2][3]

競技日程

[編集]
ラウンド
2013年8月13日 11:25 予選
2013年8月15日 19:40 決勝

時刻はモスクワ時間UTC+4JST-5)

結果

[編集]

予選

[編集]

決勝進出条件:14m30以上をマークする(Q)または記録上位12人に入ること[4]

順位 選手 国籍 #1 #2 #3 最終記録 備考
1 A オルハ・サラドゥハ  ウクライナ 13.95 14.69 14.69 Q
2 B カテリーン・イバルグエン  コロンビア 14.52 14.52 Q
3 A ハンナ・クニャゼワ=ミネンコ イスラエルの旗 イスラエル x x 14.46 14.46 Q
4 B アンナ・ピャティフ英語版 ロシアの旗 ロシア 13.80 x 14.34 14.34 Q
5 A キンベリー・ウィリアムズ英語版 ジャマイカの旗 ジャマイカ 14.25 14.36 14.36 Q
6 B エカテリーナ・コネワ ロシアの旗 ロシア 13.32 14.30 14.30 Q
7 A イリーナ・グメニュク ロシアの旗 ロシア 14.30 14.30 Q
8 A マーベル・ガイ英語版  キューバ 13.99 13.95 14.17 14.17 q
9 B スネジャナ・ロディッチ英語版 スロベニアの旗 スロベニア 13.73 x 14.17 14.17 q
10 B アンナ・ジャガシアク英語版 ポーランドの旗 ポーランド x 13.21 13.96 13.96 q
11 B アサナシア・ペラ英語版 ギリシャの旗 ギリシャ x 13.85 13.92 13.92 q
12 A ダナ・ベルダコワ英語版 スロバキアの旗 スロバキア x 13.88 13.85 13.88 q
13 A Keila Costa ブラジルの旗 ブラジル 13.82 13.80 13.67 13.82
14 B Simona La Mantia イタリアの旗 イタリア 13.57 x 13.80 13.80
15 A Niki Panetta ギリシャの旗 ギリシャ 13.04 13.69 13.52 13.69
16 B Ruslana Tsykhotska  ウクライナ 13.51 x x 13.51
17 B Baya Rahouli アルジェリアの旗 アルジェリア x 13.41 x 13.41
18 A Irina Litvinenko Ektova カザフスタンの旗 カザフスタン x 13.09 13.37 13.37
19 A Anastasiya Juravleva ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン 13.03 13.32 x 13.32
20 A Sarah Nambawa ウガンダの旗 ウガンダ x x 13.31 13.31
21 B Natallia Viatkina  ベラルーシ 13.19 x 13.02 13.19
Q 順位による通過| q 記録による通過

決勝

[編集]
カテリーン・イバルグエンの跳躍

19:40に競技が始まった[5]

順位 選手 国籍 #1 #2 #3 #4 #5 #6 最終成績 備考
1位 カテリーン・イバルグエン  コロンビア x 14.85 14.69 14.83 x x 14.85 WL
2位 エカテリーナ・コネワ ロシアの旗 ロシア 14.29 14.81 14.59 14.33 14.79 12.18 14.81
3位 オルハ・サラドゥハ  ウクライナ 14.42 14.65 14.33 14.51 14.60 14.49 14.65
4 キンベリー・ウィリアムズ ジャマイカの旗 ジャマイカ x 13.98 14.17 14.62 x x 14.62 PB
5 マーベル・ガイ  キューバ 14.28 14.38 13.83 14.45 14.29 x 14.45 SB
6 ハンナ・クニャゼワ=ミネンコ イスラエルの旗 イスラエル 14.33 14.19 x x 14.14 x 14.33
7 アンナ・ピャティフ ロシアの旗 ロシア 14.29 11.68 14.08 14.21 14.22 14.20 14.29
8 イリーナ・グメニュク ロシアの旗 ロシア x x 14.15 x 13.98 x 14.15
9 スネジャナ・ロディッチ スロベニアの旗 スロベニア 13.75 x 14.13 14.13
10 アンナ・ジャガシアク ポーランドの旗 ポーランド 13.65 13.95 13.65 13.95
11 ダナ・ベルダコワ スロバキアの旗 スロバキア x 13.84 13.60 13.84
12 アサナシア・ペラ ギリシャの旗 ギリシャ x 13.75 13.55 13.75
WR 世界記録 | AR エリア記録 | CR 選手権記録 | GR 大会記録 | NR 国家記録 | OR オリンピック記録 | PB 自己ベスト | SB シーズンベスト | WL 世界最高(当該シーズン中)

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]