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2014 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選は、北中米カリブ海地区の2014 FIFAワールドカップ・予選である。
予選形式は以下の通り[1]。
シード順は2011年3月現在のFIFAランキングによって定められる[2]。ランキング上位6チームは予備予選・1次予選を免除され、2次予選から参加する。以下、ランキングが7位から25位のチーム(19チーム)は1次予選から、26位から35位のチーム(10チーム)は予備予選から参加する。
- 予備予選
- 10チームを2チームずつに分け、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦を行う。各勝者が1次予選に進出する。
- 1次予選
- 予備予選に勝利した5チームと1次予選から参加の19チーム、計24チームを4チームずつ6組に分け、ホーム・アンド・アウェーの2順の総当たり戦を行う。各組1位のチームが2次予選に進出する。
- 2次予選
- 1次予選を突破した6チームと2次予選から参加の6チーム、計12チームを4チームずつ3組に分け、ホーム・アンド・アウェーの2順の総当たり戦を行う。各組上位2チームが3次予選に進出する。
- 3次予選(最終予選)
- 6チームでホーム・アンド・アウェーの2順の総当たり戦を行う。上位3チームが本大会出場権を得る。また4位のチームはオセアニア予選1位チームとの大陸間プレーオフに進出する。
1次予選・2次予選の組み合わせ抽選は、2011年7月30日にブラジル・リオデジャネイロにて行われた[3]。
それより前には、以下の方式による予選も提案されていた[1][4]。
- 予備予選で32チームに絞る。
- 1次予選は4チームずつ8組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームが2次予選進出。
- 2次予選は4チームずつ4組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームが3次予選進出。
- 3次予選は4チームずつ2組に分かれて総当たり戦を行い、各組1位チームが本大会出場権を獲得。各組2位チームでプレーオフを行い、勝者は本大会出場権を獲得、敗者は大陸間プレーオフに進出する。
† 予備予選の勝者。
† 1次予選の勝者はシード順が決められた時は未定であった。
2011年4月26日に抽選会を実施。元々、第1試合は2011年6月3日に、第2試合は6月7日に開催される予定であったが、都合により延期となった。
1次予選の組み合わせ抽選は、2011年7月30日にブラジル・リオデジャネイロで行われた。
※ バハマは組み合わせ抽選でグループCに組み込まれたものの棄権した。代替チームは設定されず、3チームで競われることとなった[5]。
2次予選の組み合わせ抽選は、2011年7月30日にブラジル・リオデジャネイロで行われた。
アメリカ、コスタリカ、ホンジュラスが本大会出場権を獲得。メキシコは大陸間プレーオフに進出。
メキシコが本大会出場権を獲得。
- ^ a b mediotiempo.com, Seguirá el Hexagonal en eliminatorias(スペイン語、日本語訳「今大会予選でも6チームの対戦を実施」). 2011年3月16日(2011年3月30日閲覧)。
- ^ 2014 FIFA World Cup Brazil – Preliminary Competition Format and Draw Procedure – North, Central and Caribbean Zone
- ^ “The Preliminary Draw results in full”. 国際サッカー連盟 (2011年7月30日). 2011年8月3日閲覧。
- ^ CONCACAF to seek change in World Cup qualifying
- ^ “Bahamas withdraws from World Cup qualifying” (英語). 北中米カリブ海サッカー連盟 (2011年8月19日). 2011年8月31日閲覧。