2015年9月ギリシャ議会総選挙
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2015年9月ギリシャ議会総選挙 ギリシャ議会定数:300議席 250議席を普通選挙で選出 第一党に50議席を加増 | |||||||||||
2015年9月20日 | |||||||||||
種類: | 立法議会 | ||||||||||
基礎データ | |||||||||||
有権者数: | 9,812,554 | ||||||||||
投票数: | 5,548,980 | ||||||||||
56.55% | |||||||||||
有効投票数: | 5,414,844 | ||||||||||
白票: | 64,248 | ||||||||||
無効票: | 69,988 | ||||||||||
選挙結果 | |||||||||||
アレクシス・ツィプラス - SYRIZA | |||||||||||
得票: | 1,920,538 14.5% | ||||||||||
獲得議席: | 145 2.7% | ||||||||||
35.47% | |||||||||||
Vangelis Meimarakis - ND | |||||||||||
得票: | 1,521,062 11.5% | ||||||||||
獲得議席: | 75 1.3% | ||||||||||
27.81% | |||||||||||
ニコラオス・ミハロリアコス - XA | |||||||||||
得票: | 378,682 2.5% | ||||||||||
獲得議席: | 18 5.9% | ||||||||||
6.99% | |||||||||||
Fofi Gennimata、Thanasis Theocharopoulos - PASOK/DIMAR | |||||||||||
得票: | 340,089 17.5% | ||||||||||
獲得議席: | 17 30.8% | ||||||||||
6.28% | |||||||||||
ディミトリス・コウツォウンパス - KKE | |||||||||||
得票: | 300,403 11.2% | ||||||||||
獲得議席: | 15 0% | ||||||||||
5.55% | |||||||||||
Stavros Theodorakis - To Potami | |||||||||||
得票: | 221,324 40.8% | ||||||||||
獲得議席: | 11 35.3% | ||||||||||
4.09% | |||||||||||
パノス・カンメノス - ANEL | |||||||||||
得票: | 199,747 31.9% | ||||||||||
獲得議席: | 10 23.1% | ||||||||||
3.69% | |||||||||||
Vassilis Leventis - EK | |||||||||||
得票: | 185,987 67.8% | ||||||||||
獲得議席: | 9 | ||||||||||
3.43% | |||||||||||
ギリシャ共和国首相 | |||||||||||
2015年9月ギリシャ議会総選挙は、ギリシャの立法府である議会(一院制)を構成する議員を全面改選するために行われる選挙で、2015年9月20日に投票が実施された[1]。
概要
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
→「ギリシャのユーロ圏離脱」も参照
議会が解散されたことに伴って実施された選挙である。同年1月の総選挙ではEU(ヨーロッパ連合)やIMF(国際通貨基金)が強く求めてきた緊縮財政に反対してきた急進左派連合(SYRIZA)が第一党となり、党首であるアレクシス・ツィプラスが首相に就任した[2]。しかし、債務削減に向けたEUとの交渉は難航[3]、最終的にEU側が求めていた金融支援のための改革案を受け入れた[4]。この結果、与党であるSYRIZAの一部議員は金融支援を受け入れるための財政改革法案の議会採決に際し反対に回り、事実上の分裂状態となった[5]。8月20日、ツィプラスはプロコピス・パヴロプロス大統領に辞表を提出すると共に、総選挙を早期に行うよう求めた[6]。パヴロプロス大統領は8月28日、議会を解散し9月20日に総選挙を行う大統領令に署名、9月20日に総選挙が行われることになった[1]。
基礎データ
[編集]- 選挙事由:議会解散
- 投票日:2015年9月20日
- 選挙権:18歳以上のギリシャ国民
- 総定数:300議席
- 選挙制度:非拘束名簿式比例代表制。一部は拘束名簿式。得票率第1党へのプレミア議席配分あり。
- 選挙区:県単位選挙区(大選挙区と小選挙区)と全国単位選挙区(大選挙区)
- 投票:政党名簿に対して投票するが、優先投票も可能(選挙区によって1 - 5名と幅あり)。
- 阻止条項:有効得票の3%以上
- 出典:三輪和宏 (2006年12月). “諸外国の下院の選挙制度” (PDF). レファレンス. 国立国会図書館. 2015年9月3日閲覧。
脚注
[編集]- ^ a b “ギリシャ、9月20日に総選挙 左派連合、単独過半数は遠く”. 北海道新聞. (2015年8月28日) 2015年9月3日閲覧。
- ^ “ギリシャ左派ツィプラス総理が宣誓”. レイバーネット. (2015年9月3日) 2015年9月3日閲覧。
- ^ “Greek PM Alexis Tsipras calls referendum on bailout terms”. ガーディアン. (2015年6月26日) 2015年9月3日閲覧。
- ^ “ギリシャ救済、原則合意=改革法制化が条件-ユーロ離脱ひとまず回避・首脳会議”. 時事ドットコム. (2015年7月14日) 2015年9月3日閲覧。
- ^ “ギリシャ議会が財政改革案を可決、一部与党幹部は賛成せず”. ロイター. (2015年7月16日)
- ^ “ギリシャ首相辞職、総選挙で政権基盤強化狙う”. ロイター. (2015年8月20日) 2015年9月3日閲覧。