2016年リオデジャネイロオリンピックのホッケー競技
2016年リオデジャネイロオリンピック ホッケー競技 | |||||||||||||
会場 | セントロ・オリンピコ・ジ・ホッケイ | ||||||||||||
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開催日 | 2016年8月6日 - 8月19日 | ||||||||||||
参加チーム数 | 男女各12チーム | ||||||||||||
メダリスト | |||||||||||||
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2016年リオデジャネイロオリンピックのホッケー競技(2016ねんリオデジャネイロオリンピックのホッケーきょうぎ)は、国際ホッケー連盟(FIH)管轄の下で2016年8月にブラジル・リオデジャネイロのセントロ・オリンピコ・ジ・ホッケイで開催されたオリンピックのホッケー競技である。
今大会から試合時間が、前後半35分ずつの70分から1クォーター15分の60分で行われることが決まった[1]。
参加国
[編集]開催国のブラジルは、男子は1.2014年末のFIHランキングで30位以内か2.2015年パンアメリカン大会(トロント)で6位以内、女子は1.2014年末のFIHランキングで40位以内か2.パンアメリカン大会で7位以内をクリアすれば、出場権が与えられる。パンアメリカン大会で4位となった男子のみ出場権を獲得した[2]。
各大陸の代表チームに加え、前回大会まで開催されていた最終予選を廃止し、2012-13シーズンに新設されたFIHホッケー・ワールドリーグの2014-15シーズン準決勝ラウンドの上位チーム(男子:6チーム、女子:6+1チーム)に出場権が与えられることになった[3]。
男子
[編集]日程 | 予選大会 | 開催地 | 出場権獲得 |
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2014年9月20日-10月2日 | 2014年アジア競技大会 | 仁川 | インド |
2015年6月3日-14日 | 2014-15FIHホッケー・ワールドリーグ準決勝ラウンド | ブエノスアイレス | ドイツ カナダ スペイン ニュージーランド[A] |
2015年6月20日-7月5日 | アントワープ | アイルランド ベルギー イギリス | |
2015年7月14日-25日 | 2015年パンアメリカン競技大会 | トロント | アルゼンチン ブラジル(開催国) |
2015年8月22日-30日 | 2015年欧州選手権 | ロンドン | オランダ |
2015年10月21日-25日 | 2015年オセアニアカップ | ストラトフォード | オーストラリア |
2015年10月23日-11月1日 | アフリカ予選 | ランドバーグ | なし[A] |
Total | 12 |
- 注釈
ホッケー男子日本代表は、アジア競技大会では予選リーグ3位に終わり、準決勝進出を逃した。ホッケー・ワールドリーグでは第2ラウンド(シンガポール大会)を3位で通過し、準決勝ラウンドに進出したもののブエノスアイレス大会8位に終わり、1968年以来のオリンピック出場はならなかった。
女子
[編集]日程 | 予選大会 | 開催地 | 出場権獲得 |
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2014年9月20日-10月2日 | 2014アジア大会 | 仁川 | 韓国 |
2015年6月10日-21日 | 2014-15FIHホッケー・ワールドリーグ準決勝ラウンド | バレンシア | 中国 ドイツ アルゼンチン スペイン[A] |
2015年6月20日-7月5日 | アントワープ | オランダ ニュージーランド インド 日本 | |
2015年7月13日-24日 | 2015パンアメリカン大会 | トロント | アメリカ合衆国 |
2015年8月22日-30日 | 2015欧州選手権 | ロンドン | イギリス[B] |
2015年10月21日-25日 | 2015オセアニアカップ | ストラトフォード | オーストラリア |
2015年10月23日-11月1日 | アフリカ予選 | ランドバーグ | なし[A] |
Total | 12 |
- 注釈
ホッケー女子日本代表は、アジア競技大会では予選リーグを2位で通過したが、準決勝で敗れた(最終順位は4位)。ホッケー・ワールドリーグでは準決勝ラウンドから登場し、アントワープ大会で6位となった。バレンシア大会と合わせて、上位7チーム(元々は6チームだがブラジルが開催国枠を得られなかったため1チーム増加した)がオリンピック出場権を獲得するが、各大陸予選の勝者(韓国、米国、イギリス、オーストラリア)は除かれるため、日本は7番目で出場権を獲得した[6](日本はバレンシア大会6位のスペインを世界ランキング[7]で上回るため、上位として扱われる)。
最終結果
[編集]前回と同様にグループステージとして、12チームが2つの組に分かれて総当り戦を行うが、前回と異なり、上位4チームずつ、計8チームが決勝トーナメントに進出する。(前回大会では上位2チームずつ、計4チームが決勝トーナメントに進出し、その他のチームはグループステージの順位が同じチームと順位決定戦を行った。)
4大会連続のオリンピック出場となった女子日本代表はグループステージで1分4敗の5位に終わり、決勝トーナメント進出はならなかった(最終順位は10位)。
国・地域別のメダル獲得数
[編集]順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
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1 | アルゼンチン (ARG) | 1 | 0 | 0 | 1 |
イギリス (GBR) | 1 | 0 | 0 | 1 | |
3 | ベルギー (BEL) | 0 | 1 | 0 | 1 |
オランダ (NED) | 0 | 1 | 0 | 1 | |
5 | ドイツ (GER) | 0 | 0 | 2 | 2 |
合計 | 2 | 2 | 2 | 6 |
脚注
[編集]- ^ “Exclusive: Hockey quarters format for Rio 2016 Games here to stay, says FIH chief executive”. Inside the Games. (1 June 2014) 30 September 2014閲覧。
- ^ “Brazil Men confirm their place in the hockey event at Rio 2016 | FIH”. fih.ch. 2020年5月24日閲覧。
- ^ “Rio 2016 – FIH Hockey Qualification System”. FIH. (2014年9月) 30 September 2014閲覧。
- ^ a b https://www.sascoc.co.za/2015/10/30/rio-2016-olympics-selection-criteria-for-sa-hockey-association/
- ^ a b http://www.fih.ch/news/spain-women-and-new-zealand-men-invited-to-rio-2016-olympic-games-hockey-events/
- ^ “Japan women qualify for Rio 2016 hockey event | FIH”. www.fih.ch. 2020年9月4日閲覧。
- ^ “FIH WOMEN'S WORLD RANKINGS - JULY 2015”. 2020年9月4日閲覧。