コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

2017年のシアトル・マリナーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2017年のシアトル・マリナーズ
成績
アメリカンリーグ西地区3位
本拠地
都市 ワシントン州シアトル
セーフコ・フィールド
球団組織
オーナー ジョン・スタントン
GM ジェリー・ディポート
監督 スコット・サーバイス
2018 »

テンプレートを表示

2017年シアトル・マリナーズ(2017 Seattle Mariners season)は、球団創設以来40年目のシーズン。ワシントン州シアトルセーフコ・フィールドでは18年目のシーズン。監督は2年目のスコット・サーバイス。所属はアメリカンリーグ西地区

オフシーズン

[編集]

2016年は86勝76敗で地区2位だった。シーズン開幕前には積極的に補強を進め、12回ものトレードを敢行し、計35選手が移籍に関与した[1]

開幕後

[編集]

シーズン早々から投手陣に離脱者が続出[2]。終盤のポストシーズン争いには加わった[3]が、9月24日のクリーブランド・インディアンスに2-4で敗れた[4]結果、16年連続のポストシーズン無進出が確定した[3]。10月1日に全日程が終了。78勝84敗で地区3位だった。

チーム成績

[編集]

シーズン成績

[編集]
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 ボストン・レッドソックス 93 69 .574
2 ニューヨーク・ヤンキース 91 71 .562 2.0
3 タンパベイ・レイズ  80 82 .494 13.0
4 トロント・ブルージェイズ 76 86 .469 17.0
5 ボルチモア・オリオールズ 75 87 .463 18.0
中地区
1 クリーブランド・インディアンス 102 60 .630
2 ミネソタ・ツインズ 85 77 .525 17.0
3 カンザスシティ・ロイヤルズ 80 82 .494 22.0
4 シカゴ・ホワイトソックス 67 95 .414 35.0
5 デトロイト・タイガース 64 98 .395 38.0
西地区
1 ヒューストン・アストロズ 101 61 .623
2 ロサンゼルス・エンゼルス 80 82 .494 21.0
3 シアトル・マリナーズ 78 84 .481 23.0
3 テキサス・レンジャーズ 78 84 .481 23.0
5 オークランド・アスレチックス 75 87 .463 26.0
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 ワシントン・ナショナルズ 97 65 .599
2 マイアミ・マーリンズ 77 85 .475 20.0
3 アトランタ・ブレーブス 72 90 .444 25.0
4 ニューヨーク・メッツ 70 92 .432 27.0
5 フィラデルフィア・フィリーズ 66 96 .407 31.0
中地区
1 シカゴ・カブス 92 70 .568
2 ミルウォーキー・ブルワーズ 86 76 .531 6.0
3 セントルイス・カージナルス 83 79 .512 9.0
4 ピッツバーグ・パイレーツ 74 88 .457 18.0
5 シンシナティ・レッズ 68 94 .420 24.0
西地区
1 ロサンゼルス・ドジャース 104 58 .642
2 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 93 69 .574 11.0
3 コロラド・ロッキーズ 87 75 .537 17.0
4 サンディエゴ・パドレス 71 91 .438 33.0
5 サンフランシスコ・ジャイアンツ 64 98 .395 40.0

ワイルドカードチーム

[編集]
ワイルドカードチーム
(上位2チームがポストシーズン進出)
勝率 ゲーム差
ニューヨーク・ヤンキース 91 71 .562
ミネソタ・ツインズ 85 77 .525
カンザスシティ・ロイヤルズ 80 82 .494 5.0
ロサンゼルス・エンゼルス 80 82 .494 5.0
タンパベイ・レイズ 80 82 .494 5.0
シアトル・マリナーズ 78 84 .481 7.0
テキサス・レンジャーズ 78 84 .481 7.0
トロント・ブルージェイズ 76 86 .469 9.0
ボルチモア・オリオールズ 75 87 .463 10.0
オークランド・アスレチックス 75 87 .463 10.0
シカゴ・ホワイトソックス 67 95 .414 18.0
デトロイト・タイガース 64 98 .395 21.0

入団・再契約

[編集]

オフシーズン・開幕前

[編集]
入団
日付 背番号 選手名 ポジション 前所属 出典
2016年12月3日 25 マーク・ゼプチンスキー 投手 ワシントン・ナショナルズ(FA) [5]
2017年1月6日 49 ヨバニ・ガヤルド 投手 ボルチモア・オリオールズ(トレード) [6]
2017年1月6日 1 ジャロッド・ダイソン 外野手 カンザスシティ・ロイヤルズ(トレード) [7]

首脳陣

[編集]
シアトル・マリナーズ 2017
背番号 名前 役職
29 スコット・サーバイス 監督
27 ティム・ボガー英語版 ベンチコーチ
11 エドガー・マルティネス 打撃コーチ
30 メル・ストットルマイヤー 投手コーチ
43 ケイシー・キャンデイル英語版 一塁コーチ
14 マニー・アクタ 三塁コーチ
46 マイク・ハンプトン ブルペンコーチ
66 フレミング・バエズ ブルペン捕手
88 クリス・プリエト英語版 クオリティコントロールコーチ
29 スコット・ブロシアス アシスタントコーチ

個人成績

[編集]

野手成績

[編集]

色付きは規定打数(440打数)以上の選手



































ロビンソン・カノ 150 648 592 79 166 33 0 23 97 1 0 3 49 85 .280 .338
カイル・シーガー 154 650 578 72 144 33 1 27 88 2 0 6 58 110 .249 .323
ネルソン・クルーズ 155 645 556 91 160 28 0 39 119 1 0 7 70 140 .288 .375
ジーン・セグラ 125 566 524 80 157 30 2 11 45 22 0 1 34 83 .300 .349
ベン・ギャメル 134 550 509 68 140 27 5 11 59 4 1 3 36 122 .275 .322
ダニー・バレンシア 130 500 450 54 115 19 3 15 66 2 0 8 40 122 .256 .314

タイトル

[編集]

表彰

[編集]

達成記録

[編集]

MLBドラフト

[編集]
順位 選手 守備位置 学校
17 エバン・ホワイト 一塁手 ケンタッキー大学
54 サム・カールソン 投手

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 高年齢化、若手不足、財政問題…米メディアがマリナーズにチーム再建を提言 | MLB | 野球のすべてが楽しめる野球情報サイト「BASEBALL GATE」新登場!”. BASEBALL GATE. 2024年11月25日閲覧。
  2. ^ 岩隈久志がDL入り 先発4人離脱に指揮官嘆く「こんな状況は見たことない」”. Full-Count(フルカウント) ― 野球ニュース・速報・コラム ― (2017年5月11日). 2024年11月25日閲覧。
  3. ^ a b 【MLB】マリナーズ、今年もポストシーズン逃す イチロー初年度以来進出なしで最も遠ざかっている球団に | ベースボールチャンネル” (2017年9月24日). 2024年11月25日閲覧。
  4. ^ Indians 4-2 Mariners (Sep 24, 2017) Box Score” (英語). ESPN. 2024年11月25日閲覧。
  5. ^ Greg Johns (2016年12月3日). “Mariners bolster bullpen with Rzepczynski, Fien” (英語). MLB.com. 2016年12月5日閲覧。
  6. ^ 岩隈のマリナーズが先発右腕ガヤードを獲得」『日刊スポーツ』2017年1月7日。2024年9月27日閲覧
  7. ^ MLB=マリナーズがトレードで補強、ダイソン外野手ら獲得」『ロイター』2017年1月7日。2024年9月27日閲覧

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]