2022年のグランドチャンピオンシップ (独立リーグ)
2022年のグランドチャンピオンシップ(2022ねんのグランドチャンピオンシップ)は、2022年9月30日から10月1日まで、日本独立リーグ野球機構(IPBL)に所属する4つの独立リーグ(四国アイランドリーグplus・ベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)・九州アジアリーグ(ヤマエ久野 九州アジアリーグ)・北海道フロンティアリーグ)優勝チームが参加して、野球独立リーグ日本一の座をかけて行われたグランドチャンピオンシップである。
新型コロナウイルス感染症の影響で2年間の中断を挟んで再開された今回は、参加リーグの増加に伴い開催形式が変更された。
2日間のトーナメントの結果、火の国サラマンダーズ(九州アジアリーグ)が初優勝を達成した[1]。
参加チーム
[編集]「※」は過去出場歴あり。「※※」は過去優勝歴あり。
- 高知ファイティングドッグス(四国アイランドリーグplus)※※
- 信濃グランセローズ(ベースボール・チャレンジ・リーグ)※
- 火の国サラマンダーズ(九州アジアリーグ)
- 士別サムライブレイズ(北海道フロンティアリーグ)
日程
[編集]今回のシリーズより、1箇所の球場で集中開催する形となり、全試合が熊本県熊本市の藤崎台県営野球場(リプワーク藤崎台球場)で開催された[2]。日程は以下の通りとされた[2]。
- 準決勝(2試合) - 9月30日
- 3位決定戦、決勝 - 10月1日
- 予備日 - 10月2日
8月26日の日程発表時点では、各チームの初戦(準決勝)の組み合わせは抽選とし、初日に2試合を実施、2日目に3位決定戦と決勝を実施とされた[2]。各リーグの優勝チームが出そろった後の9月26日に、準決勝の組み合わせが決定された[3]。
- 準決勝第1試合:信濃 vs 高知
- 準決勝第2試合:火の国 vs 士別
トーナメント表
[編集]準決勝 | 決勝 | |||||
9月30日 | ||||||
信濃 | 6 | |||||
高知 | 1 | |||||
10月1日 | ||||||
火の国 | 6 | |||||
信濃 | 0 | |||||
3位決定戦 | ||||||
9月30日 | 10月1日 | |||||
火の国 | 23 | 高知 | 16 | |||
士別 | 0 | 士別 | 1 |
試合結果
[編集]準決勝第1
[編集]9月30日 開始10:04[4]
準決勝第2
[編集]9月30日 開始14:10[6]
3位決定戦
[編集]10月1日 開始10:01[8]
決勝
[編集]10月1日 開始14:40[10]
ネット中継
[編集]本大会では、スポーツナビとの提携により、全試合の無料ネット中継が実施された(実況と解説は東京で映像を見る形式)[12]。2日間・4試合で延べ392万人の視聴があり、IPBL会長の馬郡健は「ちゃんと中継できれば、SNSも活性化する」とその結果を評価した[13]。
脚注
[編集]- ^ “熊本・火の国、初の独立リーグ日本一 グランドチャンピオンシップで優勝”. 西日本スポーツ. (2022年10月1日) 2022年10月1日閲覧。
- ^ a b c 日本独立リーググランドチャンピオンシップ2022開催のお知らせ - 日本独立リーグ野球機構(2022年8月26日)
- ^ 日本独立リーググランドチャンピオンシップ2022 準決勝の組み合わせに関してのお知らせ - ウェイバックマシン(2022年9月26日アーカイブ分) - 日本独立リーグ野球機構(2022年9月26日)
- ^ 高知FD vs 信濃 試合経過 - 一球速報.com
- ^ a b 9/30高知FD-信濃グランセローズ - 四国アイランドリーグplus
- ^ 士別サムライブレイズvs火の国 試合経過 - 一球速報.com
- ^ a b 士別サムライブレイズ vs 火の国 電子スコアブック - 一球速報.com
- ^ 高知FD vs 士別サムライブレイズ 試合経過 - 一球速報.com
- ^ a b 10/1高知FD-士別サムライブレイズ - 四国アイランドリーグplus
- ^ 10月14日 火の国 vs 信濃 試合経過 - 一球速報.com
- ^ a b “火の国サラマンダーズが初優勝 日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップ”. 熊本日日新聞. (2022年10月1日) 2022年10月2日閲覧。
- ^ 岩国誠 (2022年10月18日). “視聴者数は驚異の392万人。いったいなぜ独立リーグの「日本一決定戦」が注目を集めたのか? 人気沸騰の舞台裏 (2/3ページ)”. Slugger(THE DIGESTへの転載). 2022年10月18日閲覧。
- ^ 岩国誠 (2022年10月18日). “視聴者数は驚異の392万人。いったいなぜ独立リーグの「日本一決定戦」が注目を集めたのか? 人気沸騰の舞台裏 (3/3ページ)”. Slugger(THE DIGESTへの転載). 2022年10月18日閲覧。