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2022年フランス議会総選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2022年フランス議会総選挙
フランス
2017 ←
2022年6月12日(第1回投票)
2022年6月19日(第2回投票)

→ 2024

全577議席
投票率 47.5%(減少1.2ポイント)(第1回投票)
46.2%(増加3.6ポイント)(第2回投票)
  第1党 第2党
 
党首 リチャード・フェラン英語版
共和国前進
ジャン=リュック・メランション
不服従のフランス
政党 アンサンブル英語版
(政党連合)
新人民連合環境・社会
(政党連合)
党首選挙区 フィニステール県第6区英語版[注釈 1] 不出馬(前職)[1]
前回選挙 新同盟 新同盟
選挙前議席 346議席 66議席
獲得議席 245議席 131議席
議席増減 減少 101 増加 67
第1回投票[2][注釈 2] 5,857,364票
25.8% 減少6.5%
5,836,079票
25.7% 増加1.1%
第2回投票[2][注釈 2] 8,002,419票
38.6% 減少10.6%
6,556,198票
31.6% 増加19.9%




  第3党 第4党
 
党首 ジョルダン・バルデラ[注釈 3] クリスチャン・ジャコブ英語版
共和党
政党 国民連合
(単独政党)
右派・中道連合英語版
(政党連合)
党首選挙区 不出馬(欧州議会議員 不出馬(前職)
前回選挙 8議席 130議席
選挙前議席 7議席 120議席
獲得議席 89議席 64議席
議席増減 増加 82 減少 56
第1回投票[2][注釈 2] 4,248,537票
18.7% 増加5.5%
2,568,502票[注釈 4]
11.3% 減少7.5%
第2回投票[2][注釈 2] 3,589,465票
17.3% 増加8.5%
1,512,281票[注釈 4]
7.3% 減少18.0%


選挙前首相

エリザベット・ボルヌ
共和国前進[3]進歩の領域英語版[4]

選出首相

エリザベット・ボルヌ
共和国前進[3]進歩の領域英語版[4]

2022年フランス議会総選挙(2022ねんフランスぎかいそうせんきょ)は、フランス下院である国民議会の議員を改選するために、2022年6月12日に第1回投票、同年6月19日に第2回投票が行われた選挙である。

選挙の概要

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  • 選挙事由: 任期満了
  • 選挙権: 満18歳以上のフランス国民
  • 被選挙権: 満18歳以上のフランス国民
  • 定数: 577議席
  • 選挙制度: 小選挙区2回投票制[5]
    • 第1回投票: 有効投票のうち、過半数かつ有権者の25%以上を得た候補者が当選。いない場合は第2回投票を実施。
    • 第2回投票: 第1回投票において、登録有権者[注釈 5]の12.5%以上の得票を得た候補者を選挙する。12.5%以上の得票を得た候補者が1人のみ、もしくは1人もいない場合は上位2名を選挙する。最多得票を得た候補者が当選[5][7]

選挙日程

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背景

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選挙制度の一部を比例代表制に切り替えることが議論されていた。比例代表制で議員の一部を選出するという提案は、2017年大統領選挙マクロンの公約に含まれていたが、この公約は果たされなかった[9]。フランソワ・オランドが大統領選挙に出馬して当選した際にも、同様の公約が含まれていた[10]

脚注

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注釈

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  1. ^ 結果は落選。
  2. ^ a b 機関によって得票の統計の仕方が違うため、結果に差異があるが、本記事ではフランス内務省による発表を参考にする。
  3. ^ 党首代行である。
  4. ^ a b 右派・中道連合に加盟している共和党民主独立連合英語版の合計。
  5. ^ フランスでは、日本のように18歳になった時に自動的に選挙人名簿に記載されることはなく自分で有権者として登録しなければならなかったが[5]、2022年現在は自動的に登録されるようになっている[6]
  6. ^ アメリカ大陸カリブ海地域在外フランス人選挙区英語版は2022年6月4日、その他の在外フランス人選挙区は2022年6月5日である。[8]
  7. ^ アメリカ大陸とカリブ海地域の在外フランス人選挙区は2022年6月18日である。[8]

出典

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  1. ^ LÉGISLATIVES 2022 : JEAN-LUC MÉLENCHON NE SE REPRÉSENTE PAS À MARSEILLE”. CNews. 2022年6月15日閲覧。
  2. ^ a b Résultats France Entière”. フランス内務省. 2022年6月13日閲覧。
  3. ^ a b Législatives 2022. Candidate dans le Calvados, Élisabeth Borne est nommée Première ministre” (フランス語). Ouest-France (2022年5月16日). 2022年6月13日閲覧。
  4. ^ a b Clément Beaune rejoint les macronistes de gauche” (フランス語). l'Opinion (2020年11月20日). 2022年5月18日閲覧。
  5. ^ a b c 日本放送協会. “【世界選挙紀行】フランス②“たまたま当選”を防げ!決選投票と2回投票 | 選挙を知ろう | NHK選挙WEB”. www.nhk.or.jp. 2022年6月10日閲覧。
  6. ^ Carte électorale”. フランス共和国. 2022年6月11日閲覧。
  7. ^ a b c Je suis électeur”. フランス内務省. 2022年6月13日閲覧。
  8. ^ a b Élections législatives 2022”. フランス外務省. 2022年6月13日閲覧。
  9. ^ Législatives 2022 : la proportionnelle enterrée” (フランス語). Les Echos (2021年3月17日). 2022年6月10日閲覧。
  10. ^ Le mode d'élection des députés, un serpent de mer” (フランス語). TV5MONDE (2022年6月10日). 2022年6月10日閲覧。