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2024年保守党党首選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2024年イギリス保守党党首選挙
2022年10月 ←
2024年7月24日-11月2日

 
第一回国会議員投票 22 (18.6%) 28 (23.7%) 21 (17.8%)
第二回国会議員投票 28 (23.5%) 33 (27.7%) 21 (17.6%)
第三回国会議員投票 31 (26.1%) 30 (25.2%) 39 (32.8%)
第四回国会議員投票 41 (33.9%) 42 (34.7%) 37 (30.6%)
党員投票 53,806 (56.5%) 41,388 (43.5%) 脱落

 
第一回国会議員投票 17 (14.4%) 16 (13.6%) 14 (11.9%)
第二回国会議員投票 21 (17.6%) 16 (13.4%) 脱落
第三回国会議員投票 20 (16.8%) 脱落 脱落
第四回国会議員投票 脱落 脱落 脱落
党員投票 脱落 脱落 脱落

選挙前党首

リシ・スナク

選出党首

ケミ・ベイドノック英語版

2024年保守党党首選挙:2024 Conservative Party leadership election)は、2024年の総選挙で保守党が歴史的大敗を喫した後、リシ・スナクが辞意を表明したことを受けて後任を決定するために行われる選挙である。

決選投票の末にケミ・ベイドノック英語版が選出された[1]。黒人女性がイギリスの主要政党の党首になるのは史上初。

背景

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2019年イギリス総選挙では、EU離脱を掲げた保守党が大勝した。しかし、その後、コロナ禍の行動制限下で行われたパーティーに批判が集まりボリス・ジョンソンは首相を辞任[2]。さらにその跡を継いだリズ・トラスは自身が打ち出した減税政策により金融市場が混乱状態に陥り、わずか1ヶ月半で辞任した[3][4]。後任にリシ・スナクが就任したあとも、インフレによる国民生活の圧迫などで政権への批判は収まらず、結果、2024年イギリス総選挙で保守党は議席を3分の1程度に減らし結党以来最低の議席数にとどまる歴史的な大敗となった[5][6][7]。それを受け、リシ・スナクは党首の辞任を表明[8]。後継の保守党党首を決めるための選挙を行うこととなった。

候補者

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立候補者

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以下の6人が立候補した。各投票のうち、太字は得票数1位。

候補者 政治的経歴 選挙活動 議員投票
1回目
議員投票
2回目

ケミ・ベイドノック英語版
ビジネス大臣 (2023–2024)
国際貿易大臣 (2022–2023)
庶民院議員(2期)

公式ウェブサイト


立候補表明:

2024年7月28日

勝者

22 28

ジェームズ・クレバリー
内務大臣 (2023–2024)
外務・英連邦・開発大臣(2022–2023)
教育大臣(2022)
庶民院議員(4期)

公式ウェブサイト


立候補表明:

2024年7月23日 脱落: 2024年10月9日

21 21

ロバート・ジェンリック英語版
移民担当大臣 (2022–2023)
住宅・コミュニティ大臣 (2019–2021)
庶民院議員(5期)

公式ウェブサイト


立候補表明:

2024年7月25日 脱落: 2024年11月2日

28 33

トム・トゥーゲントハット英語版
安全保障担当大臣 (2022–2024)
庶民院議員(4期)
ファイル:Tom Tugendhat campaign logo, Unite Rebuild Win.png

公式ウェブサイト


立候補表明:

2024年7月24日 脱落: 2024年10月8日

17 21

メル・ストライド英語版
労働年金大臣 (2022–2024)
庶民院議員(5期)

公式ウェブサイト


立候補表明:

2024年7月26日 脱落: 2024年9月10日

16 16(脱落)

プリティ・パテル
内務大臣 (2016–2017)
国際開発大臣(2019–2022)
庶民院議員(5期)

公式ウェブサイト


立候補表明:

2024年7月27日 脱落: 2024年9月4日

14(脱落) (不参加)

出馬を断念した候補者

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候補者 政治的経歴

ビクトリア・アトキンス英語版
保健大臣 (2023–2024)
庶民院議員(4期)

スエラ・ブラヴァマン英語版
内務大臣 (2022, 2022–2023)
司法長官(2020–2022)
庶民院議員(4期)

ケビン・ホリンレイク英語版
企業・市場・中小企業担当大臣(2022-2024)
庶民院議員(4期)

脚注

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出典

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