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35年目のラブレター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
35年目のラブレター
著者 小倉孝保
発行日 2024年4月18日
発行元 講談社
ジャンル ノンフィクション
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 284[1]
公式サイト 35年目のラブレター|講談社BOOK倶楽部
コード ISBN 978-4-06-534849-9
ウィキポータル 書物
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35年目のラブレター』は、小倉孝保によるノンフィクション[2]。2024年4月18日に講談社より刊行された[2]

2025年に映画版が公開予定[3]

あらすじ

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西畑保は貧しさが起因となり、お金を盗んだと誤解され、教職員や同級生からいじめを受け、小学2年生[注釈 1]を最後に学校に通わなくなる。その影響から字の読み書きが困難となり、そのことが理由で様々な場所でいじめや差別を受けた。きょうと出会って結婚してからも読み書きができないことを隠してきたが、回覧板に自身の名前を書けなかったことで露呈する。保はこのことを理由に離婚を覚悟していたが、皎子はその事実を受け入れて保に文字の読み書きを教えることとなる。寿司屋を定年退職後、長年自分を支えてくれた皎子にラブレターを書くために、保は夜間中学に通う決意を固める。

本作執筆までの経緯

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2003年、応募企画「60歳のラブレター」(住友信託銀行主催)にて西畑保の投稿が金賞[注釈 2]に選ばれる。

2020年11月3日、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)にて西畑夫妻の軌跡を紹介。そこで同番組司会者の笑福亭鶴瓶との繋がりができる。

2021年、鶴瓶の弟子である笑福亭鉄瓶が「ノンフィクション落語」の第1作として、西畑への取材に基づいた『生きた先に』を創作。その口演の記事を小倉孝保が目にして、西畑や鉄瓶などへの取材・執筆を始める。

書誌情報

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映画

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35年目のラブレター
監督 塚本連平
脚本 塚本連平
原作 小倉孝保
製作 森谷雄
岡部圭一朗
谷口侑希
出演者 笑福亭鶴瓶
原田知世
重岡大毅
上白石萌音
徳永えり
ぎぃ子
辻本祐樹
本多力
江口のりこ
瀬戸琴楓
白鳥晴都
くわばたりえ
笹野高史
安田顕
音楽 岩代太郎
主題歌 秦基博
「ずっと作りかけのラブソング」
撮影 清久素延
編集 上野聡一
制作会社 東映東京撮影所
製作会社 「35年目のラブレター」製作委員会
配給 東映
公開 日本の旗 2025年3月7日(予定)
上映時間 119分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2025年3月7日に公開予定[3][4]。監督は塚本連平、主演は笑福亭鶴瓶[3][4]。撮影は奈良県奈良市大和郡山市で行われた[5][6]

キャスト

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スタッフ

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脚注

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注釈

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  1. ^ 西畑は1935年度生まれのため、正確には国民学校初等科2年生。
  2. ^ 最高賞「ラブレター大賞」に次ぐ入選作品で、2005年春発表の第5回では15点選出。

出典

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  1. ^ "35年目のラブレター". NDLサーチ. 国立国会図書館. 2024年11月15日閲覧
  2. ^ a b "『35年目のラブレター』". 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2024年11月15日閲覧
  3. ^ a b c d e 笑福亭鶴瓶、原田知世と初共演で夫婦役! 実話を映画化「35年目のラブレター」25年3月7日公開”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2024年3月1日). 2024年11月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 笑福亭鶴瓶×原田知世が初共演で夫婦役に 塚本連平監督『35年目のラブレター』2025年公開”. リアルサウンド映画部. blueprint (2024年3月1日). 2024年11月15日閲覧。
  5. ^ 「35年目のラブレター」 笑福亭鶴瓶さんが大和郡山でロケ”. NHK 奈良NEWS WEB. NHK (2024年3月22日). 2024年12月4日閲覧。
  6. ^ 【1/20開催決定!】映画『35年目のラブレター』奈良プレミア試写会”. 奈良市役所. 奈良市 (2024年11月22日). 2024年12月4日閲覧。
  7. ^ a b 重岡大毅と上白石萌音が8年ぶりの共演! 夫婦の感動の実話を描く『35年目のラブレター』特報 & ティザービジュアル”. ムービーウォーカー (2024年9月6日). 2024年11月15日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h 『35年目のラブレター』に江口のりこ、徳永えりら出演決定 安田顕は夜間中学の教師役に”. リアルサウンド映画部. blueprint (2024年9月26日). 2024年11月15日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 35年目のラブレター:作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年12月12日閲覧。
  10. ^ 秦基博が映画「35年目のラブレター」主題歌担当 笑福亭鶴瓶、原田知世、重岡大毅、上白石萌音が出演”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2024年12月11日). 2024年12月12日閲覧。

外部リンク

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原作
映画