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DRBV-15

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
363型レーダーから転送)
DRBV-15
DRBV-15Cのアンテナ背面
目的 目標捕捉
開発・運用史
開発国 フランスの旗 フランス
送信機
周波数 Sバンド
パルス (a) 5.5 µs, (b) 12 µs(0.5 µsにパルス圧縮)
パルス繰返数 (a) 2,200 pps, (b) 1,100 pps
送信尖頭電力 60kW(ピーク)
1kW(平均)
アンテナ
形式 パラボラアンテナ
直径・寸法 幅4.54 m
アンテナ利得 29.5 dB
ビーム幅 幅1.65°×高さ8°
コセカント二乗ビーム
走査速度 12 or 24 rpm
探知性能
探知距離 170 km (92 nmi)
その他諸元
重量 675kg(アンテナ部)
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シー・タイガー英語: Sea Tiger)は、フランストムソン-CSF英語版フランス語版社(現在のタレス・ネーデルラント社)が開発した2次元レーダーフランス海軍ではDRBV-15として制式化されたほか、山寨版は中国人民解放軍海軍363型レーダーとして装備化されている。また、発展型のシー・タイガー Mk.2も開発され、こちらはDRBV-15Cとして制式化された。

本機は、ヴェガ戦術情報処理装置フリゲート用拡大版の主センサーとなるべく開発された。既に小型艦向けに配備されていたヴェガ戦術情報処理装置は、Cバンドのトリトン・レーダー(DRBV-51)を主センサーとして採用していたことから、本機はいわばその大型化版といえる。動作周波数は、より長距離探知に対応したSバンドに変更された。これにより、例えばレーダー反射断面積(RCS)2m²の目標に対する探知距離は、トリトンIIでは30キロメートル (16 nmi)であったのに対して、シー・タイガーでは110キロメートル (59 nmi)に延伸されている。初期型のDRBV-15 シー・タイガーは、メッシュ型で横長のパラボラアンテナを採用していたが、DRBV-15C シー・タイガー Mk.2ではプレーナアレイ・アンテナに変更された[1]

採用国と搭載艦艇

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 フランス海軍

 コロンビア海軍

 サウジアラビア海軍

 中国人民解放軍海軍

参考文献

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  1. ^ Norman Friedman (1997). The Naval Institute guide to world naval weapon systems 1997-1998. Naval Institute Press. ISBN 9781557502681. https://books.google.co.jp/books?id=l-DzknmTgDUC 

関連項目

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  • ウィキメディア・コモンズには、DRBV-15に関するカテゴリがあります。
  • RAN-10S - イタリア製の同級機。