9坪ハウス
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9坪ハウス(9つぼハウス)とは、昭和を代表する建築家の増沢洵による狭小住宅の代表作『吹抜けのある家-最小限住居』(通称「増沢邸」)を原形とする最小限住宅である[1]。
概要
[編集]コムデザインによって開発・販売され、数々の建築家によってリメイクされている、デザイン住宅シリーズである。 本製品群はデザイナーや建築家などが手掛けた高品質の住宅を気軽に購入できるようにし、一般に広く普及することを目的としている。
9坪ハウスには、増沢邸のコンセプトを踏襲すべく、以下の5つの原則が定められている[2]。 建築家がリメイクする際にはこれらの原則が提示された上で設計される。
受賞
[編集]デザイナー
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関連書籍
[編集]- 『9坪の家 つくって住んだ、こんなに快適!』廣済堂出版、2010年3月27日。ISBN 978-4-331-51453-5 。[リンク切れ]
- 『9坪ハウス 小さな家で大きな暮らし』河出書房新社、2006年10月13日。ISBN 978-4-309-28070-7 。
- 『9坪ハウス狂騒曲』マガジンハウス、2001年4月19日。ISBN 978-4-838-71287-8 。
脚注
[編集]- ^ 五十嵐太郎「都市プロジェクト・スタディ 九坪ハウス考」『10+1』第30号、LIXIL出版、2003年、184-193頁、ISBN 4872751124、2021年12月24日閲覧。「一九五二年、建築家の増沢洵は最小限住宅の自邸を設計した[図1]。現在、これは戦後の小住宅を代表する作品のひとつとして評価されている。」
- ^ “9坪ハウス-Boo-Hoo-Woo.comの新しい住まいとライフスタイルの提案-”. 株式会社コムデザイン. 2008年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月24日閲覧。
- ^ “Design House [9 tubo house]”. 日本デザイン振興会. 2002年4月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “製品ラインナップ”. 株式会社コムデザイン. 2008年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月24日閲覧。