9.11:アメリカを襲ったあの日の出来事
9.11:アメリカを襲ったあの日の出来事 | |
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ジャンル | ドキュメンタリー |
監督 | ダニエル・ボガード |
作曲 | デヴィッド・シュワイツァー |
国・地域 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 1 |
話数 | 6 |
製作 | |
製作総指揮 | |
プロデューサー | キャロライン・マースデン |
製作 |
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放送 | |
放送チャンネル | ナショナル ジオグラフィック |
放送期間 | 2021年8月29日 | - 2021年9月1日
『9.11:アメリカを襲ったあの日の出来事』(9/11: One Day in America)は、ダニエル・ボガード監督、キャロライン・マースデン製作によるアメリカ合衆国のドキュメンタリー・テレビミニシリーズである。アメリカ同時多発テロ事件を記録映像、目撃者、生存者を通して追っている。全6回構成であり、ナショナル ジオグラフィックで初放送された。
内容
[編集]番組ではアーカイヴ映像、目撃者、生存者、そしてこれまで未公開だった新規映像を通してテロ事件が追われている。
エピソード
[編集]通算 話数 | タイトル | 放送日 [1] | U.S.視聴者数 (百万人) |
---|---|---|---|
1 | "ファースト・レスポンス" "First Response" | 2021年8月29日 | 0.79[2] |
2 | "世界貿易センタービル" "The South Tower" | 2021年8月30日 | 0.68[3] |
3 | "崩壊" "Collapse" | 2021年8月30日 | 0.82[3] |
4 | "スカイライン" "The Cloud" | 2021年8月31日 | 0.50[4] |
5 | "今すぐ助けに" "I'm Coming For You, Brother" | 2021年8月31日 | 0.50[4] |
6 | "跡形もなく" "It's All Gone, Kid" | 2021年9月1日 | 0.57[5] |
製作
[編集]2020年5月、ナショナル ジオグラフィックがアメリカ同時多発テロ事件を題材とした全6回のドキュメンタリー・リミテッドシリーズを発注し、ダニエル・リンジー、T・J・マーティン、デヴィッド・グローヴァーが製作総指揮を務めることが発表された。シリーズに関わる製作会社には72フィルムズと9/11メモリアル・ミュージアムが含まれる[6]。
公開
[編集]ワールド・プレミアは2021年6月11日にトライベッカ映画祭で行われた[7][8]。2021年6月13日にシェフフィールド・ドク/フェスで上映された[9]。さらに2021年6月24日にAFIドクスでも上映された[10][11]。
評価
[編集]批評家の反応
[編集]『ウォール・ストリート・ジャーナル』のジョン・アンダーソンはこのシリーズを「力作」と評し、「このシリーズは意図的に、丹念に、そして魅惑的に進行しており、そのため2番目の飛行機によるサウス・タワー突入は長尺オープニングの途中まで発生しない」と述べた[12]。『ニュー・ステイツマン』のデヴィッド・セクストンは「いくら同時多発テロの映像を見たり、それについて読んだりしたことがあっても、この作品はかつてないほどその日を耐え忍び、より直接的、詳細に体験させる」と評した[13]。『Salon』のメラニー・マクファーラドは「被写体がカメラに向かって直接語ることで映画製作者は生存者と視聴者の間に親密さを作り出し、彼らと共に、彼らのために、あの悪夢を目撃し、追体験しやすくしている」と評した[14]。
視聴率
[編集]No. | タイトル | 放送日 | レイティング (18–49) |
視聴者数 (百万人) |
---|---|---|---|---|
1 | "ファースト・レスポンス" | 2021年8月29日 | 0.2 | 0.79[2] |
2 | "世界貿易センタービル" | 2021年8月30日 | 0.2 | 0.68[3] |
3 | "崩壊" | 2021年8月30日 | 0.2 | 0.82[3] |
4 | "スカイライン" | 2021年8月31日 | 0.1 | 0.50[4] |
5 | "今すぐ助けに" | 2021年8月31日 | 0.1 | 0.50[4] |
6 | "跡形もなく" | 2021年9月1日 | 0.1 | 0.57[5] |
受賞
[編集]『9.11:アメリカを襲ったあの日の出来事』は第43回ニュース&ドキュメンタリー・エミー賞で歴史ドキュメンタリー賞を受賞した[15]。
参考文献
[編集]- ^ “9/11: ONE DAY IN AMERICA (NGC)”. The Futon Critic. 2023年11月25日閲覧。
- ^ a b Metcalf, Mitch (August 31, 2021). “SHOWBUZZDAILY's Sunday 8.29.2021 Top 150 Cable Originals &; Network Finals (UPDATED)”. Showbuzz Daily. 2023年11月25日閲覧。
- ^ a b c d Metcalf, Mitch (August 31, 2021). “SHOWBUZZDAILY's Monday 8.30.2021 Top 150 Cable Originals & Network Finals (UPDATED)”. Showbuzz Daily. 2023年11月25日閲覧。
- ^ a b c d Metcalf, Mitch (September 1, 2021). “SHOWBUZZDAILY's Tuesday 8.31.2021 Top 150 Cable Originals & Network Finals (UPDATED)”. Showbuzz Daily. 2023年11月25日閲覧。
- ^ a b Metcalf, Mitch (September 2, 2021). “SHOWBUZZDAILY's Wednesday 9.1.2021 Top 150 Cable Originals & Network Finals (UPDATED)”. Showbuzz Daily. 2023年11月25日閲覧。
- ^ Nakamura, Reid (May 21, 2020). “Nat Geo Unveils Slate for 2020-21 Including '9/11' Docuseries, 'Explorer' Reboot”. TheWrap. June 12, 2021閲覧。
- ^ “9/11: One Day in America”. Tribeca Film Festival. June 12, 2021閲覧。
- ^ Haring, Bruce (April 29, 2021). “The 2021 Tribeca Festival Unveils Plans For TV, Episodic And Creator's Market, Including Live Events With Tina Fey, KISS”. Deadline Hollywood. June 12, 2021閲覧。
- ^ “9/11: One Day in America”. Sheffield Doc/Fest. June 12, 2021閲覧。
- ^ “9/11: One Day in America”. AFI Docs. June 12, 2021閲覧。
- ^ Saperstein, Pat (May 26, 2021). “AFI Docs Festival Slate Includes 'Roadrunner: A Film About Anthony Bourdain'”. Variety. June 12, 2021閲覧。
- ^ Anderson, John (2021年9月8日). “A Stream of Shows Marks 9/11” (英語). Wall Street Journal. ISSN 0099-9660 2021年10月20日閲覧。
- ^ Sexton, David (2021年9月9日). “A new docuseries captures 9/11 minute by minute” (英語). New Statesman. September 14, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月20日閲覧。
- ^ McFarland, Melanie (2021年8月29日). “Nat Geo's "9/11: One Day in America" takes us inside the terror attacks with those who survived them” (英語). Salon. August 29, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月20日閲覧。
- ^ “WINNERS FOR THE DOCUMENTARY CATEGORIES OF THE 43rd ANNUAL NEWS & DOCUMENTARY EMMY® AWARDS ANNOUNCED”. National Academy of Television Arts and Sciences (September 29, 2022). September 30, 2022閲覧。