99フレイク
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99フレイク(ナインティナインフレイク、英語: 99 Flake)は、イギリスの菓子メーカー・キャドバリーが製造、販売するチョコバー[1]。
単に99、ナインティナイン(英語: ninety-nine)とも呼ばれる。ソフトクリームに99フレイクをトッピングしたものは「99フレイクアイスクリーム(99 Flake ice cream)」と呼ばれる。
1920年に発売開始したキャドバリーの人気商品「フレイク」は、紙のように薄いチョコレートの層が何層にも折り重なったチョコバー[1]。フレイクを短くカットしてソフトクリームにトッピングするのが流行し、これに応えるように最初からソフトクリーム用として短いもの1930年より販売するようになった。これが99フレイクである[1]。
名称の由来、「99」の意味は明らかにされておらず不明であるが、子どもたちや大人たちの間では、以下のような諸説が語られている[1]。
- 99フレイクの長さが99mmだから
- 99アイスクリームの値段が99ペンスだったから
- 99フレイクの層が99層あるから
- フレイクの断面が、9の数字が重なったように見えるから
- イタリアの王様側近の精鋭部隊が99人で構成されていたので、そこから優れたものを意味して「99」と名付けた(当時のイギリスにはイタリア人のアイス職人が多くいたため)
- アイスクリーム・コーン、ウエハースメーカーの「Askeys」が販売するアイスクリーム・コーンの品番が99だったから
- 1920年代にフレイクを半分に折ってソフトクリームにトッピングして売る事を考案したエディンバラの店の住所が「99 Portobello High St.」だったから (en:Portobello, Edinburgh)
出典
[編集]- ^ a b c d yasuda mariko (2017年6月17日). “第114話 Knickerbocker glory/ 99 Flake~ニッカーボッカーグローリー/ナインティナインフレイク~”. あぶそる~とロンドン. 2024年9月30日閲覧。