9x18mmウルトラ弾
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(9x18mmポリス弾から転送)
9x18mm ウルトラ弾 | ||||||||||||
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種類 | 拳銃弾 | |||||||||||
原開発国 | ドイツ国 | |||||||||||
使用史 | ||||||||||||
使用者・地域 | 西ドイツ警察 | |||||||||||
製造の歴史 | ||||||||||||
設計時期 | 1936年 | |||||||||||
特徴 | ||||||||||||
薬莢形状 | リムレス | |||||||||||
弾丸径 | 9.01 mm (0.355 in) | |||||||||||
薬莢長 | 18.288 mm (0.7200 in) | |||||||||||
弾丸性能 | ||||||||||||
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出典: guns.ru - Ammunition for submachine guns and handguns |
9x18mmウルトラ弾は、ドイツで開発された拳銃用の実包である[1]。別称に9x18mmポリス弾がある。
概要
[編集]ドイツ空軍での使用を目的として1936年に開発されたが、当時は採用されなかった[1]。戦後、1972年から1973年頃にドイツ連邦共和国(西ドイツ)の警察向けとしてヴァルターが9x18mmウルトラ弾に対応するPPスーパーを発表した[1]。
この弾薬は、ソビエト連邦で開発され比較的成功した弾薬である9x18mmマカロフ弾の影響を受けた可能性もあるが、一般には9x18mmウルトラ弾がマカロフ弾を設計する上での原型となったとされている。ウルトラ弾とマカロフ弾を比較すると薬莢の長さが似ているが、後者は幅が僅かに広く、弾頭も短い。このため上記の二種類の弾薬は互換性がない。
この弾薬は多くの中間弾薬が拳銃弾とフルサイズの小銃弾の中間的な役割を果たしているように、.380ACP弾と9x19mmパラベラム弾の中間的な弾として解釈されることが多く、シンプルブローバック方式で作動する拳銃に適している[2] 。
1975年以降には民間市場でも販売されるようになったが[1]、 長く続く人気は得られなかった[3] 。また、PPスーパーも1979年に製造中止となった[3]。
対応する拳銃は、ドイツのPPスーパーやSIGザウアー P230[1] 、マウザー HSc-80[4]、イタリアのベネリ B76[1]、オーストリアのシュタイヤー GB[5]等がある。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f Frank C. Barnes (2012). Richard A. Mann. ed. Cartridges of the World: A Complete Illustrated Reference for More Than 1,500 Cartridges. Gun Digest Books. p. 338. ISBN 978-1440230592
- ^ Erenfeicht, Leszek (2018) (in Polish). From Russia with Love. Pistolet Makarowa. „Strzał.pl” No. 6/2018. III (19), p. 25-26. ISSN 2451-4942
- ^ a b “Modern Firearms - Walther PP Super”. World.guns.ru. 2010年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月7日閲覧。
- ^ Downey, Jim (2 May 2012). “Gun Review: Mauser HSc-80: A decent gun except for the 9mm Ultra cartridge”. Guns.com. 17 September 2016閲覧。
- ^ Bericht zur Steyr GB (italienisch) (Memento vom 22. 1月 2011 im Internet Archive)