@ベイビーメール
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『@ベイビーメール』(アットマークベイビーメール)は、山田悠介によるホラー小説。
文芸社より2003年4月に発行された。角川文庫では単行本サイズのものを2005年7月発行している。また、2004年7月に幻冬舎コミックスにてコミカライズ版が発行された(漫画は幸崎えん担当)。
2005年9月には映画公開している(少しストーリーに違いあり)。
あらすじ
[編集]高校教師・斉藤雅斗は、親友である警察官・斉藤慎也から奇妙な猟奇殺人事件について聞かされる。その事件は、女性が腹を食い破られ、腹からへその緒が飛び出しているというものであり、同じ時間に3人の男が口から泡を吹いて死んだという。
そんなある日、慎也の妻・順子はベイビーメールなるものを受け取った。ベイビーメールは「私は子供を持とうとしている者を恨んでいる。私の子供を育てさせてあげる」という内容の本文で、「@」という添付ファイルを開くと赤ん坊の泣き声がして、携帯の液晶が割れるという不気味なものだった。その1か月後、彼女はその猟奇事件と同じような状態で見つかった。しかし、1か月前に彼女は生理がきていたのにもかかわらず、遺体で発見された時は妊娠4か月と診断されていた。
そして、そのメールは雅斗の恋人である朱美や、雅斗の教え子だった飛鳥の携帯電話にも届いていた。
登場人物
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 斉藤雅斗
- 都内の私立高校に勤める高校教師。
- 斉藤慎也
- 武蔵野東警察署少年課の刑事で、雅斗の親友。
- 斉藤朱美
- 慎也の妹で、雅斗の恋人。
- 小川飛鳥
- 雅斗の元教え子で、現在は学校を中退している。
- 平本愛
- 「ベイビーメール」送信者。
- 平本菊子
- 平本愛の母親。
書籍情報
[編集]- 小説
- 単行本:文芸社、2003年4月発売、ISBN 978-4835558936
- 文庫
- 角川ホラー文庫版、2005年7月8日発売、ISBN 978-4043792016
- 角川文庫版、2015年7月25日発売、ISBN 978-4041029251
- 漫画
- 幻冬舎コミックス バーズコミックス スペシャル、2004年7月24日発売、ISBN 978-4344804289
映画
[編集]2005年9月10日に公開された。上映時間は75分。
キャスト
[編集]スタッフ
[編集]- 監督:中村義洋
- 脚本:鈴木謙一
- 企画 - 山本正
- プロデューサー - 山本正、多井久晃、宇田川寧
- ラインプロデューサー - 大野真里
- 撮影 - 小松高志
- 照明 - 松岡泰彦
- 録音 - 小林徹哉
- 音楽 - 藤野智香
- 特殊造型 - 堀尾禎宏
- 特殊メイク - 堀尾禎宏
- 美術 - 延賀亮
- 助監督 - 高橋雄弥
- 製作:クリエイティブアクザ、ワコー、ダブ
- 製作プロダクション:ダブ
- 配給:クリエイティブアクザ
主題歌
[編集]- Asuka「OH…What a night 」
関連商品
[編集]- @ベイビーメール DVD(クリエイティブアクザ、2005年12月22日発売、AXDS-1108)
外部リンク
[編集]- エンタゲット!
- @ベイビーメール - MOVIE WALKER PRESS
- @ベイビーメール - 日本映画情報システム