A・G・クック
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(A. G. Cookから転送)
A・G・クック | |
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2015年撮影 | |
基本情報 | |
生誕 | 1990年8月23日 |
出身地 | イギリス ロンドン |
ジャンル | |
職業 | |
活動期間 | 2011年 – |
レーベル | PC Music |
共同作業者 | |
公式サイト | A・G・クック 公式サイト |
A・G・クック(英語:A.G. Cook、本名:アレクサンダー・ガイ・クック Alexander Guy Cook、1990年8月23日 - )は、イギリス・ロンドンを拠点とする音楽プロデューサー、シンガーソングライター。
来歴
[編集]建築家・ピーター・クックを父に持ち、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで音楽を学んだ[1]。
2013年、23歳の時にネットレーベル・PC Musicを設立[1]。「バブルガム・ベース」[注 1]の旗手として音楽シーンに登場した[2]。
クックは、2017年にチャーリー・XCXがリリースしたミックステープ『Number 1 Angel』をソフィー、ダニー・L・ハリーらPC Musicの界隈のアーティストたちとともプロデュースしたことをきっかけにメインストリームに進出。同じくチャーリー・XCXが同年にリリースした『POP 2』にもプロデューサーの1人として参加し、それ以降も彼女の3枚目のアルバム『Charli』や昨年リリースされたアルバム『How I'm Feeling Now』で共同エグゼクティヴプロデューサーを務めるなど、チャーリー・XCXのコラボレーターとしてのイメージを強めていった[2]。
クックはまた、2010年代に勃興した新興ジャンル「ハイパーポップ」の源流に前述の「バブルガムベース」があることから、ハイパーポップの始祖としても知られている[2]。
主な作品
[編集]→詳細は「en:A. G. Cook discography」を参照
アルバム
[編集]- 『7G』(2020年)
- 『Apple』(2020年)
- 『Apple vs. 7G』(2021年、リミックスアルバム)
- 『Britpop』(2024年)
主なプロデュース
[編集]アルバム
[編集]- チャーリー・XCX
- 『Number 1 Angel』(2017年)
- 『Pop 2』(2017年)
- 『Charli』(2019年)
- 『How I'm Feeling Now』(2020年)
- トミー・キャッシュ
- 『¥€$』(2018年)
- ハンナ・ダイヤモンド
- 『Reflections』(2019年)
- ヨンシー
- 『Shiver』
- ナマセンダ
- 『Unlimited Ammo』
シングル
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 60年代〜70年代に流行したバブルガム・ポップを思わせるキャッチーなメロディーに加えて、ユーロダンス、グライムなどのベース・ミュージック、ハッピーハードコア、さらにはK-POPやJ-POP、メインストリームのポップスなど様々な音楽ジャンルの要素が複雑に組み合わさった折衷的な音楽ジャンル[2]。
出典
[編集]- ^ a b “きゃりーと対談、安室奈美恵のプロデュースも!日本のカルチャーと共鳴するイギリスのネットレーベル「PC Music」”. m-on music (2016年3月17日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ a b c d “宇多田ヒカル「One Last Kiss」の共同プロデューサー、A. G. Cookとはどんな人物なのか? その正体に迫”. block.fm (2022年1月14日). 2022年1月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- A. G. Cook (@agcook404) - X(旧Twitter)
- A. G. Cook (@agcook404) - Instagram
- PC Music Official Website