エンターテイメント表現の自由の会
Association for Freedom of Entertainment Expression | |
コミックマーケット96で出展されているAFEEブース。売り子は山田太郎。 | |
略称 | AFEE |
---|---|
設立 | 2013年8月8日 |
会員数 | 484人 |
代表 | 坂井崇俊[1] |
ウェブサイト | https://afee.jp/ |
エンターテイメント表現の自由の会(エンターテイメントひょうげんのじゆうのかい、英語:Association for Freedom of Entertainment Expression、略称:AFEE[2]〔エーフィー〕)は、日本の市民団体。エンターテイメントの表現の自由を主張し、漫画やアニメ、ゲームなどに対する表現規制に反対している[3]。代表は坂井崇俊、名誉顧問は参議院議員の山田太郎[4]。
活動
[編集]2014年に提出された児童ポルノ禁止法改正案について参議院などにロビイングを行い、表現規制に慎重になるよう働きかけた[5]。
2015年9月21日までに、日本の著作権法における非親告罪化の問題を主張するため、『AFEEマガジン』が作製された[6]。『AFEEマガジン』には、東京都青少年健全育成審議会を傍聴した記録なども掲載されている[7]。同誌はコミックマーケットでの出展活動でも頒布されている[8][9]。
毎日新聞の2018年12月12日の記事について、毎日新聞社会部宛てに質問状を送付した[10]。
静止画などを含めるダウンロード違法化の対象拡大に反対を表明した[11]。
国際連合人権高等弁務官事務所に、ステークホルダーとして児童の売買等に関する児童の権利条約選択議定書の実施に関するガイドライン案に関連するパブリックコメントを提出した[12]。
2024年4月4日、AV産業の適正化を考える会が開催したシンポジウムに出席した[13]。
国政選挙の候補者に対し、表現の自由についての見解を問うアンケートを実施している。このアンケートの質問項目の一つには「好きなマンガ・アニメ・ゲーム」がある[14]。
人物
[編集]一般社団法人フィクトセクシュアル協会代表理事の近藤顕彦が編集委員として務めている[15]。
脚注
[編集]- ^ “美少女Vチューバー 「表現の自由」論争過熱”. 産経新聞 (2021年9月30日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “守護ACG「反對馬賽克」議員高票當選,讓宅宅出門投票說出「拜託你了」”. 4Gamers (2019年7月25日). 2020年8月8日閲覧。
- ^ 『コミケplus Vol.5』メディア・パル、2015年、88頁。ISBN 978-4802150613。
- ^ AFEEについて 2019年12月12日閲覧
- ^ 明智カイト (2014年7月5日). “緊急インタビュー(2):児童ポルノ禁止法改正案が成立!子どもたちを性的虐待から守るために残された課題”. Yahoo!ニュース. 2024年10月13日閲覧。
- ^ “TPPの影響で「コミケ」が開催不能に!? 日本の“オタク文化”が危機”. 日刊SPA! (2015年9月21日). 2020年4月29日閲覧。
- ^ “義理の兄弟のBLも「近親相姦」? 市民がみた不健全図書審議会”. 毎日新聞 (2023年10月8日). 2024年10月13日閲覧。
- ^ 山田太郎『「表現の自由」の守り方』星海社、2016年4月26日、236頁。ISBN 978-4061385863。
- ^ “【C89】現役参議院議員が売り子に! 日本を元気にする会・山田太郎氏を直撃”. ガジェット通信 (2015年12月31日). 2020年4月29日閲覧。
- ^ “共産党の公約で「非実在児童ポルノ」が衆院選の争点化…表現規制問題の論点整理”. Business Journal (2021年10月29日). 2024年10月13日閲覧。
- ^ “日本マンガ学会、私的ダウンロード違法範囲拡大に反対の声明を発表”. Hon.jp (2019年1月24日). 2019年9月15日閲覧。
- ^ “DRAFT Guidelines on the implementation of OP on the sale of children, child prostitution and child pornography”. OHCHR . 2020年5月9日閲覧。
- ^ “「AV産業の適正化を考える会」顧問の宇佐美典也氏が「AV新法は自公による人権侵害」と指摘”. TOKYO HEADLINE (2024年4月5日). 2024年10月13日閲覧。
- ^ “衆院選候補者が答えた「好きなマンガ・アニメ」が必見! ツッコミたくなる珍回答が続々”. メディア・ヴァーグ (2024年10月23日). 2024年10月27日閲覧。
- ^ “初音ミクの“夫”が女性下着の購入「慣れてきた」投稿で「オタクとしてどうなの」「不快だけど…」バトル勃発”. 主婦と生活社 (2024年9月2日). 2024年10月13日閲覧。