AMC・イーグル
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AMC・イーグル | |
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コンバーチブル | |
ワゴン | |
ボディ | |
ボディタイプ |
2ドアクーペ 2ドアコンバーチブル 4ドアセダン 4ドアステーションワゴン |
駆動方式 | 4WD |
パワートレイン | |
エンジン | 4.2 L 直列6気筒 OHV 110 PS/3,200 rpm 29.0 Kg-m/1,800 rpm |
変速機 | 5MT/4AT/3AT |
前 |
F:ダブルウィッシュボーン R:リーフリジッド |
後 |
F:ダブルウィッシュボーン R:リーフリジッド |
車両寸法 | |
全長 | 4,595 mm |
全幅 | 1,836 mm |
全高 | 1,382 mm |
車両重量 | 1,677 Kg |
系譜 | |
先代 | AMC・コンコード |
イーグル(Eagle )は、アメリカン・モーターズ(AMC)、クライスラーが販売していた自動車である。
概要
[編集]1970年代のAMCの販売を支えていたのはジープ系列の車種であった。しかし1970年代末の第二次オイルショックの影響による原油価格高騰により、燃費の悪いジープの販売は急激に下降線を辿っていき、ジープに依存していたAMCの財務状況も比例して悪化していった。そこでAMCでは、よりコストと燃費に優れたジープの代替モデルとして、セダンのコンコードをベースとした4WDモデルを企画し、「イーグル」と名づけられたこのモデルは1980年より販売が開始された。
しかしイーグルはコンコードをベースとしていたためにコストには優れていたが、AMCの技術では期待された程の燃費を得るには至らなかった。だが、小型乗用車のボディにジープ譲りの高いオフロード性能を持たせたイーグルは革新的な車として各方面より評価され、自動車の新たなジャンル「クロスオーバーSUV」の先駆けとなった。
また世界で初めてビスカス・コントロールLSDを実用化した点でも評価されており、このイーグルの販売後には各社がビスカスLSDをこぞって実用化に乗り出している。
イーグルはクライスラーによるAMC買収後にもわずかな期間販売が継続され、1988年をもって生産を終了した。だがイーグルの名はクライスラーの自動車ブランドとして継承された。