AMC・グレムリン
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AMC・グレムリン (AMC Gremlin) は、アメリカンモーターズが製造し、販売していた自動車。 1970年に発売した。 AMC・グレムリンはAMCのメキシコ子会社Vehículos Automotores Mexicanos(VAM)がメキシコで製造・販売した(1974年-1983年)。
AMC・グレムリン | |
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概要 | |
別名 | VAM・グレムリン (メキシコ) |
製造国 | アメリカ合衆国 |
販売期間 |
1970年-1978年 1974年–1983年 (メキシコ) 671,475 produced |
デザイン | ディック・ティーグ |
ボディ | |
ボディタイプ | サブコンパクト |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | FR |
系譜 | |
後継 | AMC・スピリット |
1970年2月にデビューした革新的コンパクトカー。潔く一直線に断ち落としたテールのデザインが特徴的なボディは、AMCの標準的コンパクトカー、ホーネットのホイールベースを約30cmも短縮、更に独立したトランクを持たない2ボックススタイルとすることで合計約46cmも短い特異なスタイルとされた。インテリアのトリムは何種か選べたが、中にはブルージーンズが張られた“リーヴァイス・カスタムトリム”なるバージョンもあり、長らく造られるロングセラーとなった。エンジンは3.8ないしは4.2リッターの直6OHV、または5リッターのV-8OHV(オプション)を搭載。'77年にはフロントノーズをスラント化、同時に100mmほど全長を短縮するなど、最後のフェイスリフトを受ける。また省エネルギーが叫ばれた当時の風潮に合わせて、意外にもシリーズ初となる4気筒として、独アウディ100用のSOHC4気筒2000ccを搭載したモデルも追加している。翌'78年末には新たにホーネットから進化したコンコードのショート版という位置付けで、グレムリンにコンコードのノーズを組み合わせたニューモデル、スピリットとして再デビューを果たす。スピリットにはホーネット・ハッチバックを30cm短縮したクーペ版も追加され、二本立てのシリーズとなった。