AN/AAS-42
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AN/AAS-42 | |
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F-14Dでは機首下面に装備されている (右側; 左側は可視光用のAXX-1) | |
形式 | 航空機搭載用 |
開発国 | アメリカ合衆国 |
動作原理 | 赤外線捜索追尾システム |
光検出器 | |
周波数 | 熱赤外線 (8-12µm) |
赤外線センサ | FPA (素子×256個) |
電気光学的性能 | |
視界 | 150×150度[1] |
物理諸元 | |
重量 |
センサ部: 52.2 kg プロセッサ部: 19.2 kg |
寸法 (L×H×W) |
センサ部: 96.5cm×23.4cm径 プロセッサ部: 47×19.3×23.4cm |
AN/AAS-42は、アメリカ合衆国のゼネラル・エレクトリック(現ロッキード・マーティン)社が開発したIRSTである[1]。
概要
[編集]まず1988年の夏より、アメリカ空軍のF-15に搭載されての試験が開始され、1988年からはアメリカ海軍のF-14A改良型に切り替えられて継続された。最初の量産機は1992年に完成し、F-14Dに搭載されて、1994年2月より空母「カール・ヴィンソン」を皮切りに艦隊配備を開始した[1]。
赤外線センサは、256個の素子を有するFPAであり、検知周波数は8-12マイクロメートルである。センサー部は、液体窒素で冷却され、視野角は150×150度である。F-14Dではセンサーヘッドを機首下面に、プロセッサを機内に収容する形で搭載していたが、現在はポッド型のものが開発され、F-14以外の戦闘機も搭載している。発展型としてIRST21が存在する。
搭載機
[編集]- F-14D
- F-15C(ポッド式、近代化改修機が対応)
- F-16の一部機体
- F/A-18E/F Block 2(ポッド式、2008年度より納入された機体より対応)
- F-15K/SG(タイガーアイの一部として)