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AQUOS sense5G

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

AQUOS sense5G(アクオスセンス ファイブジー)は、シャープによって開発され、NTTドコモソフトバンクKDDIおよびシャープ(SIMフリーモデル)から発売されたスマートフォン。

型番は、SH-53A(NTTドコモ)、A004SH(ソフトバンク)、SHG03(KDDI)、SH-M17(SIMフリーモデル)。

概要

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AQUOS senseシリーズとして、初めて5G通信に対応したモデル。大容量のバッテリーを搭載し、最大で1週間持続するバッテリーが特徴[1]

AQUOS sense4とは、SoCと初期搭載OSを除いて違いはない。また、モデルナンバーは異なるが、両機種は同じタイミングで発表されているため[2]、実質的な先代機種はAQUOS sense3となる。

アップデート後のAndroidバージョンが異なり、AQUOS sense5GはAndroid 13に対し、AQUOS sense4はAndroid 12でアップデート終了となっている[3]

AQUOS sense5G
開発者 シャープ
販売開始日

2021年2月5日 (3年前) (2021-02-05) (NTTドコモ)

2021年2月10日 (3年前) (2021-02-10) (KDDI、ソフトバンク)

2021年3月12日 (3年前) (2021-03-12) (SIMフリーモデル)
先代機 AQUOS sense3
後継機 AQUOS sense6
関連機種 AQUOS sense4
フォームファクタ スマートフォン
サイズ 高さ 148 mm (5.8 in)
横幅 71 mm (2.8 in)
厚さ10.2 mm (0.40 in)
重量 178g
OS Android 11→12→13
SoC Qualcomm SNapdragon 690 5G
メインメモリ 4GB
ストレージ 64GB
メモリーカード microSDXC
バッテリー 4570mAh(交換不可能)
ディスプレイ 5.8 in (150 mm) IGZO
2280×1080 px FHD+
背面カメラ 広角 1200万画素
標準 1200万画素
望遠 800万画素
前面カメラ 800万画素

不具合問題

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発売当初より、基盤不良によって故障した報告が多く、不具合が発生した場合は、再起動を繰り返したり、Wi-Fiへの接続が不可能になるなどの症状が発生する[4][5]

場合によっては2週間程度で電源が入らなくなった報告なども上がっており、故障のつど修理代が発生するなどのありさまであった。

シャープによれば、初期の生産分の一部端末で発生した症状であり、のちに対策されたものの、アップデートでは対処ができないものであるという[4]

なお、AQUOS sense4と比較すると、部品が5割ほど増加しているなどの理由で[6]、放熱設計においては難題があったといい、”発熱によって発生している不具合なのでは”などの声も上がっている。

出典

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  1. ^ CORPORATION, SHARP. “スマートフォン「AQUOS sense5G」<SH-53A>をNTTドコモより発売”. シャープ株式会社. 2024年11月5日閲覧。
  2. ^ CORPORATION, SHARP. “ニュースリリース”. シャープ株式会社. 2024年11月5日閲覧。
  3. ^ OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ”. シャープ スマートフォン・携帯電話 AQUOS公式サイト. 2024年11月5日閲覧。
  4. ^ a b 【独自】3ヶ月で壊れる格安スマホ「AQUOS sense5G」不具合をシャープが認めて謝罪、再起動ループやWi-Fi利用不能は製造上の問題が原因で修理以外の解決策は無し | Buzzap!”. buzzap.jp (2022年1月24日). 2024年11月5日閲覧。
  5. ^ 【携帯修理のスキルワン】すぐに壊れるAQUOS Sense 5G…データそのままで修理可能です。【京都河原町】 | スマホ修理の【SkillOne】スキルワン | スマホ修理の【SkillOne】スキルワン”. 2024年11月5日閲覧。
  6. ^ https://corporate.jp.sharp/eco/sgp/interview/vol28/page02.html - ウェブアーカイブ(2021年9月25日)