Agony
ジャンル | サバイバルホラー |
---|---|
対応機種 | |
開発元 | Madmind Studio |
発売元 | PlayWay |
人数 | シングルプレイヤー |
発売日 |
|
エンジン | Unreal Engine |
『Agony』(アゴニー)は、Madmind Studioが開発し、PlayWayがパブリッシングを行った、2018年のダーク・ファンタジーサバイバルホラーゲーム。プレイヤーは、過去の記憶を失っている、地獄の奥で苦しめられている魂を操作する。進路上にいる殉教者たちをコントロールする特殊な能力を使ったり、気が弱い悪魔に乗り移るなどして、過酷な環境を生きのびることを目標とする[1]。また、主人公は他者への憑依能力を持っているという設定から、ステージ内の他者にはほかのアクションゲームにおける「残機(残り人数)」の役割もある[2]。
姉妹作として『Succubus』がある。
ゲームプレイ
[編集]ゲームは一人称視点で構成されている。プレイヤーは地獄に堕とされた殉教者の一人、アムラフェル[英語版](別名ニムロッド)を操作する。他の殉教者とは異なり、プレイヤーは他の殉教者や、ゲーム後半では一部の悪魔に憑依し、特殊能力を利用できるというユニークな能力を持っている。しゃがんだり、息を止めたりすることで、魔物を避けることができる。時には隠れるだけでなく、新しいエリアのロックを解除するにはパズルを解く必要がある。プレイヤーが集めることのできる隠された像や、収集可能な絵画も用意されている。
評価
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
評価 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
Agony はMetacriticにて、批評家からやや好ましくないという評価を受けた。[3][4][5] The Escapist[英語版]のBen "Yahtzee" Croshaw[英語版]はZero Punctuation[英語版]のレビューにて 本作を「液状化した内蔵」と表現し、 不要なほど過剰な臓器の頻出や、ゴア・暴力表現を批判し、「マップの景色は非常に乱雑であると同時につまらない。」「(過激さのレベルを)11にまで引き上げてそのまま変化しないのであれば、1のままであるのと同じようにつまらない。」と評し、説明不足で正常に機能してないステルスゲームプレイにも批判した。 [11] 後に年の締めににAgonyを2018年の"The 2nd Worst of 2018" (準クソゲーオブザイヤー)に表彰した。[12]
ファミ通のBRZRKは、同じステルスゲームである『エイリアン アイソレーション』とシステムが似ている点を指摘しているが、あちらはわかりやすい題材だったのに対し、本作における宗教観が日本人にとってはなじみが薄く、日本語字幕を読んでも世界観が理解できなかったと述べている[2]。 BRZRKは総合的な評価としてはやや難ありだとしつつも、地獄の描写が素晴らしく、美術作品としては個人的に気に入っていると述べている[2]。
参考文献
[編集]- ^ “Playway - Agony”. Playway.com. 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
- ^ a b c “E48M1: スゴい地獄描写と、悩ましいステルスゲーム部分の板挟みな『Agony』 - BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮) | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. www.famitsu.com (2018年7月2日). 2022年4月10日閲覧。
- ^ a b “Agony for PC Reviews”. Metacritic. 2018年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月31日閲覧。
- ^ a b “Agony for PS4 Reviews”. Metacritic. 2018年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月31日閲覧。
- ^ a b “Agony for Xbox One Reviews”. Metacritic. 2018年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月31日閲覧。
- ^ Gwaltney, Javy (May 30, 2018). “Agony”. Game Informer. October 20, 2019閲覧。
- ^ Faulkner, Jason (June 18, 2018). “Agony Review – A Hellish Experience”. Game Revolution. October 20, 2019閲覧。
- ^ Jagnaeux, David (May 31, 2018). “Agony Review: A Captivating Disappointment”. GameSpot. October 20, 2019閲覧。
- ^ Saltzman, Michael (May 31, 2018). “Agony Review”. IGN. October 20, 2019閲覧。
- ^ “Agony : un véritable chemin de croix”. Jeuxvideo.com (June 4, 2018). October 20, 2019閲覧。
- ^ Croshaw, Ben "Yahtzee" (2018年6月13日). “Zero Punctuation: Agony”. The Escapist. 2018年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月14日閲覧。
- ^ Croshaw, Ben "Yahtzee" (2019年1月2日). “2018's Best Worst and Blandest”. Escapist Magazine. 2019年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月3日閲覧。