amazon 世界最先端の戦略がわかる
『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(amazon せかいさいせんたんのせんりゃくがわかる)は、成毛眞によって著された書籍。
概要
[編集]2018年8月にダイヤモンド社から出版[1]。2019年4月にはオーディオブック版が発売される[2]。
日本出版販売調べで、2018年9月のビジネス書の売り上げランキングで9位[3]。
2018年10月18日時点でのamazonの本の売れ筋ランキングの経済学のジャンルで1位、書籍全体のランキングで36位[4]。
2018年10月時点で7刷で95,000部。『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』や『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』で同書が取り上げられた[4]。
執筆動機
[編集]筆者は、GAFAの中でamazonだけが領域を広げて様々な事業で順調に売り上げを伸ばしており、これからもamazonだけがクラウドサービス以外の領域で業績を伸ばす余地を残していると見たため。amazon以外のGAFAの企業は、この先は安泰とは見ていない、と述べている[5]。
また、筆者はamazonの豊富な品揃えはマーケットプレイスという仕組みのおかげと見る。これはamazon以外の事業者が出品できるサービスで楽天市場のようなものだが、楽天市場との違いはどの出品者の商品も全て同じフォーマットで買えるということ。消費者は誰が出品しているかを気にせず買えるようになっている[6]。マイクロソフトで働いていた著者の立場でamazonを見れば、amazonとはクラウドコンピューティングサービスである。消費財を作る会社や流通業者からamazonを見れば、amazonは小売業に見えるだろうなどとも述べている[7]。
出典
[編集]- ^ “amazon 世界最先端の戦略がわかる”. ダイヤモンド社. 2023年5月3日閲覧。
- ^ “amazon 世界最先端の戦略がわかる”. audiobook.jp. 2023年5月3日閲覧。
- ^ “1位、2位は売れ続けている本、話題のビジネス書ランキング – MONEY PLUS”. MONEY PLUS | くらしの経済メディア. 2023年5月3日閲覧。
- ^ a b “アマゾンは何をしているのか? なお注目を集める『amazon 世界最先端の戦略がわかる』に反響の声続出! | ダ・ヴィンチWeb”. ダ・ヴィンチ. 2023年5月3日閲覧。
- ^ “成毛眞が「アマゾンはディスラプターにあらず」と語る真意とは?”. JDIR. 2023年5月3日閲覧。
- ^ “アマゾンはどうして世界最大になったのか”. ダイヤモンド・オンライン. 2023年5月3日閲覧。
- ^ “成毛眞『amazon』肴に「アマゾン」を語る(上):成毛眞 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト”. 新潮社 Foresight(フォーサイト). 2023年5月3日閲覧。