Area 51 (ゲーム)
Area 51(エリア51)は2005年にMidway Studios Austinが開発し、Midway Gamesにより、PlayStation 2、Xbox、Windows用にリリースされたFPSゲームである。PlayStation 2版は日本でも2006年11月9日にサクセスから発売された。
要素
[編集]プレイヤーは陸軍特殊部隊の危険物処理班「HAZMAT」の隊員イーサン・コールとなり、アメリカの秘密軍事基地施設エリア51を舞台に仲間の隊員達と共に、未知のウイルスにより、突然変異でミュータントと化した基地の研究者「サイエンティスト」や警備兵「セキュリティ・フォース」及びウイルスの進行で変形したリッパー、エイリアンのグレイ、正体不明の武装エージェント集団ブラックオプスなどと戦いながら、消息不明のデルタチームを救出し、謎のウイルスを覆うエリア51の基地の謎を追う。ゲームの特徴はスキャン機能があり、プレイヤーは探査センサーを装着しており、分析したい、物や人物や敵などにスキャンするとその情報が得られる。ミッションによってはスキャンしなければならない物もある。また、主人公はゲーム中盤でミュータントに変身が出来る様になる。ミュータントに変身すると、強力な格闘攻撃で攻撃でき、病原体放出(誘導弾)が出来る。
2004年8月31日にパラマウント映画がMidway Gamesのゲーム開発者と協力の元、このゲームの映画化を計画した[1]。2007年3月にコミックの漫画家グラント・モリソンを映画の脚本の為、雇うなど、映画化に向けて準備してきた[2]。しかし、未だに映画化はされていない[3]。
登場人物
[編集]チーム・ブラボーおよびその関係者
[編集]- イーサン・コール
- 声:デイヴィッド・ドゥカヴニー
- 主人公。
- アントニー・ラミレス
- 声:マルコ・ロドリゲス
- チーム・ブラボーのリーダー。
- ミッチ・クリスマン(クリスピー)
- 声:ジョシュ・キートン
- チーム・ブラボーの隊員。
- ジャック・マッキャン
- 声:ノーラン・ノース
- チーム・ブラボーの隊員で微生物学者。
その他
[編集]- エドガー
- 声:ブライアン・ヒュー・ワーナー
- 宇宙人。
- シータ
- 生物兵器。
- グレイ
- 宇宙人。
- ダグラス・ブリッジス
- 声:パワーズ・ブース
- 急速対応部隊隊員。
- ウィンストン・クレイ
- 声:イアン・アバクロンビー
- 空軍試験飛行所「Area 51」第3分遣隊(AFFTC Det.3)に所属する科学者。
- ミスター・ホワイト
- 声:フィリップ・プロクター
- イルミナティのリーダー。基地に正体不明の武装エージェント集団のブラックオプスを送り込んだ張本人。
- ビクター5
- 声:ブライアン・カミングス
- クレイ博士の研究室で働く、クレイ博士の助手。
- チュー中尉
- 声:ブング・シュピース
- チーム・デルタのリーダー。
- マルコ
- 声:ショーン・ドネラン
- チーム・デルタの隊員。
日本での発売
[編集]日本で発売されたPlayStation 2版の日本版は海外版と比べ、出血表現の大幅なカットや、倒した敵の死体がすぐに消えたり(海外版は敵の死体はしばらくは消えない)など変更点がある。
無料公開
[編集]このソフトウェアはアメリカ空軍向けに無料配布された[4]。(ただし現在はDoubleFusion.com. での配布は終了した。)
脚注
[編集]- ^ Brian Linder (2004年8月31日). “Games to Film: Area 51” (英語). IGN. 2024年5月28日閲覧。
- ^ Pamela McClintock; Dave McNary (2007年4月3日). “Comicbook author to write ‘Area 51’” (英語). Variety. 2024年5月28日閲覧。
- ^ Rick Marshall (2009年11月16日). “What Does 'Paranormal Activity' Director's 'Area 51' Movie Mean For Grant Morrison's 'Area 51'?” (英語). MTV. 2024年5月28日閲覧。
- ^ Game Bundle Download Sponsored by Air Force from DoubleFusion.com