Billyrrom
表示
Billyrrom | |
---|---|
出身地 | 日本・東京都町田市 |
ジャンル | |
活動期間 | 2020年 - |
公式サイト | Billyrrom 公式ホームページ |
メンバー |
Billyrrom | |
---|---|
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2021年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 約15万人 |
総再生回数 | 約1100万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年9月13日時点。 |
Billyrrom(ビリーロム)は、日本の6人組バンド。2020年結成[3]。
ソウル、ファンク、ロックなど幅広いルーツを持つメンバーによって、次世代ポップミュージックを創出する。(公式サイトより引用)[1]
バンド名の由来は、敬愛するビル・エヴァンスが持つ流されないマインドと、移動型民族ロマ族が持つ、自分たちの音楽を様々な場所から発信していくという流動性を大切にする信念から名付けられた[1]。
来歴
[編集]ChapterⅠ
[編集]- 2020年に、ギターのRinが地元の友人であったMol、TaiseiWatabiki、Shunsukeをバンドに勧誘したことにより結成。4ピースバンドとしてライブ活動を始める。[4][5] メンバーのほとんどが楽器未経験者であったが精力的にライブ活動を重ね、2021年6月に自身初となるMV「Babel」を公開し、9月には自身初の音源である1st EP 「Frontier」をデジタルリリースした。[6] 同年、結成当初からVJやMV制作、アーティスト写真といったビジュアル面でのディレクターを担当していたYuta HaraがDJとMPCを担当することになり、Yuta Haraの幼馴染であったLenoが加入したことにより現在の6人体制となった。
- 2022年3月、自身初の渋谷WWW出演[7]と、映像集団「YUKIKAZE」との出会いを境に、勢いを増して行った。同年9月から、1作目である1st digital single「Danceless Island」[8]、2作目となる2nd digital single「Defunk」[8]、3作目となる3rd digital single「Narrator」[8] を3ヶ月連続リリースし、12月17日に初のワンマンライブ「Billyrrom First One-Man Live」を渋谷WWWで開催した。2月25日には追加公演である「Billyrrom Additional One-Man Live」を渋谷WWWXで開催した。[9]
- 2023年2月に2023年一作目となる4th digital single「Solotrip」をデジタルリリースし、映像集団「YUKIKAZE」が手掛けるMVも同時に公開された。[8] 5月には「solotrip」のMVが100万回再生を突破し、自身初の大型フェスとなるメトロック2023大阪公演に出演を果たした。[10] その後も勢いは止まることなく、6月には、Fender社で初となる旗艦店、FENDER FLAGSHIP TOKYOのオープニングパーティでのライブアクトに出演。また、カウントダウンムービーの音楽も手がけた。[11][12] そして7月には、メンバー達の念願でもあったFUJI ROCK FESTIVAL'23への出演を果たした。[13] 8月には、7th digital single「Flower Garden」をリリース。同作は初となラップソングとなっており、ラップパートはギターのRinが担当した。
- 9月に、2nd EPとなる4曲入りEP「noidleap」をリリースし、リードトラックとなる「Noidleap」はJ-WAVEの9月SONAR TRAXにも選出された。[14]その後、J-WAVE SONAR MUSIC内のコーナー「SONAR'S ROOM」の月曜レギュラーを2023年10月より担当することが決定した。[15] 同月には、書き下ろし曲である「Eclipse」が牛丼チェーン店すき家のCMソングに抜擢された。[16][17]
- 11月29日にリリースされた柴咲コウのカバーアルバム、「柴咲コウ ACTOR'S THE BEST ~ Melodies of Screens ~」に収録された山下達郎のRIDE ON TIMEのサウンドプロデュースおよびアレンジを担当した。[18]
ChapterⅡ
[編集]- 2024年3月20日に初のロックナンバーである9th digital single「DUNE」をリリースし、新たなロゴ、新たなアーティスト写真と共に、バンド活動における「ChapterⅡ」の始動を発表した。[19][20][21] 翌週の27日にリリースされた鈴木雅之のアルバム「Snazzy」には、楽曲提供となる「Magic Hour feat.Billyrrom」が収録された。
- Fender社によって4月12日に発表された「Fender Next 2024」において、w.o.d.と共に日本代表アーティストに選出された。
- 5月29日に10th digital singleとなる「Windy You」をリリース。同時にリーバイスの衣装提供の上撮影されたMVも公開された。[22]さらに同日には自身初のアルバムとなる 1st Album「WiND」を9月25日にリリースすることが発表され、2025年2月より、全国6都市を周るワンマンツアー「Billyrrom One-Man Tour 2025 WiND」の開催も発表された。[23][24]
- 7月24日に11th digital singleとなる「Once Upon a Night」をリリースし、MVも公開された。[25]3日後の27日にはFUJI ROCK FESTIVAL'24に出演した。ライブでは同曲がライブ初披露された。
メンバー
[編集]- Mol(モル)
- ボーカル、ギター担当。
- Rin、TaiseiWatabiki、Shunsukeとは結成前から地元の友人であった。端正なルックスと圧倒的な歌唱力を持つ。
- 父親の影響で幼い頃から音楽が身近であったが[26]、中でもマイケル・ジャクソンから最も大きな影響を受けており、自身のボーカリゼーションにもそれが反映されている。
- 2023年6月には、フェンダー初のアパレルブランド、『F IS FOR FENDER』のモデルに起用され、ティザー映像も公開された[27]。
- Rin
- ギター担当。2000年8月5日生まれ。[28]Billyrrom結成の発起人[5]。
- 地元の友人であったMol、TaiseiWatabiki、Shunsukeに対し、自身は楽器未経験ながら[4]「3年後にフジロック出るから就職しないで」という誘い文句で3人をバンドに勧誘した[29]。(その誘い文句は3年後現実となった。)[30]
- 小気味良いカッティングと鳴きのギタープレイを得意とする。
- aint lindyという名義でソロでの音楽活動も精力的に行なっており、7th digital single「Flower Garden」ではラップパートと作詞を担当した。
- TaiseiWatabiki
- ベース担当。
- Rin、Shunsuke、Molとは地元の友人であり、高校時代に軽音楽部でベースを弾いていた経験があったことから[4][31]、Billyrromに勧誘された。大学卒業後は就職を考えていたが、Rinの熱烈な勧誘を受け、バンドに本腰を入れて行った。
- ベースプレイにおいてはジャミロクワイ、Suchmos、山下達郎に影響を受けたと語っている。[31]
- Shunsuke
- ドラム担当。
- 楽器経験は全くなかったが、地元の友人であるRinとMolに無理やり電子ドラムを買わされたことにより[31]、加入が決定した。
- ブルーノ・マーズを経由して辿り着いた70年代ブラックミュージックに大きな影響を受けており、メンバー内で最もブラックミュージックに対してストイックであるという[31]。(
本人曰く、「恥ずかしいから本当にやめてほしい」とのこと。[32]) - ウォシュレットがないと大の用が足せない性格である[33]。
- Yuta Hara
- DJ・VJ・MPC担当。2000年5月10日生まれ。[34]
- 当初4人で活動していたBillyrromと地元のつながりで知り合い、主にアーティスト写真やMVといったヴィジュアル面のプロデュースを担当していたが、ある日のスタジオ帰りに突然、ギターのRinから「お前はもうBillyrromだよ」と声をかけられ、正式なメンバーとしての加入が決定した[5]。加入当初はVJのみ担当していたが、次第に「自分も音を出したい、表現領域を広げたい」という理由でDJとMPCも担当することになった[31]。
- メンバーからは名前ではなくティーブ(TIB)という愛称で呼ばれている。
- Leno
- キーボード・シンセサイザー担当。
- Yuta Haraの幼馴染であり、彼の紹介でBillyrromに加入することとなった。
- 幼少期からクラシックピアノを習っていた経験があり、加入前は個人でトラックメイクをしていたが、燻っていたところをちょうどBillyrromに誘われて加入を決めたとインタビューで語っている[31]。
- Leno(レノ)は本名であり、名前の由来はジョン・レノンから来ている[35]。
ディスコグラフィ
[編集]配信シングル
[編集]# | リリース日 | タイトル |
---|---|---|
1st | 2022年9月21日 | Danceless Island |
2nd | 2022年10月26日 | Defunk |
3rd | 2022年11月30日 | Narrator |
4th | 2023年2月8日 | Solotrip |
5th | 2023年5月17日 | Time is Over |
6th | 2023年6月28日 | Mayday |
7th | 2023年8月2日 | Flower Garden |
8th | 2024年1月31日 | Natural Sense |
9th | 2024年3月20日 | DUNE |
10th | 2024年5月29日 | Windy You |
11th | 2024年7月24日 | Once Upon a Night |
配信EP
[編集]# | リリース日 | 作品名 | 収録曲 |
---|---|---|---|
1st | 2021年9月12日 | Frontier | 1.Control
2.Magnet 3.Babel |
2nd | 2023年9月20日 | Noidleap | 1.Mayday
2.Noidleap 3.Flower Garden 4.Eyes to The Mirror |
アルバム
[編集]# | リリース日 | 作品名 | 収録曲 |
---|---|---|---|
1st | 2024年9月25日 | WiND | 01. Walk in New Directions
02. DUNE 03. Apollo 04. Windy You 05. Once Upon a Night 06. CALL, CALL 07. Devenir 08. SERENADE for Brahma 09. Soulbloom 10. Sun shower 11. Clock Hands |
会場限定EP
[編集]# | リリース日 | 作品名 | 収録曲 |
---|---|---|---|
1st | 2023年6月23日 | Progress | 1.Danceless Island
2.Defunk 3.Narrator 4.Solotrip 5.Time is Over |
脚注
[編集]- ^ a b c “Billyrrom 公式ホームページ”. HOT STUFF PROMOTION. 2023年5月1日閲覧。
- ^ a b c d “Billyrrom、クールに高揚する次世代ダンスポップ・アンセム「Narrator」が完成”. ふくりゅう (Yahooニュース). (2022年12月10日) 2023年4月30日閲覧。
- ^ “東京発・現役大学生の次世代ソウルバンド、Billyrromが語る音楽ルーツ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)”. Rolling Stone Japan (2022年12月27日). 2023年5月4日閲覧。
- ^ a b c “【Billyrrom】初めましての人たちにも刺さるライブを!”. キョードー大阪 (2023年3月15日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ a b c “INTERVIEW/ Billyrrom”. Spincoaster (2022年10月26日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ “公式X”. X (2021年9月12日). 2023年5月24日閲覧。
- ^ (日本語) Billyrrom - Live at Shibuya WWW Behind the scenes 2023年10月16日閲覧。
- ^ a b c d “公式サイト”. . HOT STUFF PROMOTION. 2023年5月24日閲覧。
- ^ “公式X”. X (formerly Twitter). 2023年10月16日閲覧。
- ^ “LINE UP | 出演アーティスト|METROCK 2023|メトロック 2023”. metrock.jp. 2023年10月21日閲覧。
- ^ “フェンダー、初の旗艦店オープン直前にレセプションパーティー開催 ラルクken×MIYAVIらサプライズセッション続出”. . yahoojapan (2023年6月27日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “公式X”. . X (2023年6月27日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “公式X”. . X (2023年6月2日). 2023年6月2日閲覧。
- ^ “Billyrrom、最新EP『noidleap』“妄想”と“飛躍”を現実へと引き寄せるポップアンセム(ふくりゅう) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2023年10月16日閲覧。
- ^ “「SONAR'S ROOM」 レギュラー出演決定”. Billyrrom Official site. 2023年10月16日閲覧。
- ^ “すき家CMソング「Eclipse」オンエアスタート”. Billyrrom Official site. 2023年10月16日閲覧。
- ^ “公式X”. X (formerly Twitter). 2023年10月16日閲覧。
- ^ “『柴咲コウ ACTOR'S THE BEST ~ Melodies of Screens ~』収録曲“RIDE ON TIME”のサウンドプロデュースとアレンジを担当”. Billyrrom Official site. 2024年2月13日閲覧。
- ^ “公式X”. 2024年3月28日閲覧。
- ^ “公式X”. 2024年3月28日閲覧。
- ^ “公式X”. 2021年3月28日閲覧。
- ^ Billyrrom (2024-05-28), Billyrrom - "Windy You"【Official Music Video】 2024年5月30日閲覧。
- ^ “x.com”. X (formerly Twitter). 2024年5月30日閲覧。
- ^ “Billyrrom、自由と風を柔らかに奏でる中毒性高いメロディックなナンバー「Windy You」(ふくりゅう) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2024年6月2日閲覧。
- ^ “公式X”. 2024年8月7日閲覧。
- ^ “Code “F” Vol.7”. Fender (2023年6月17日). 2023年6月22日閲覧。
- ^ “Instagram”. Instagram (2023年6月17日). 2023年6月22日閲覧。
- ^ “公式X”. 2024年8月7日閲覧。
- ^ “公式X”. Twitter (2023年6月2日). 2023年6月21日閲覧。
- ^ “公式X”. 2024年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “東京発・現役大学生の次世代ソウルバンド、Billyrromが語る音楽ルーツ”. Rolling Stone (2022年12月27日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ McGuffin (2024-07-06), 【Billyrromと町田】次世代ポップミュージックの寵児のルーツを探る 2024年7月6日閲覧。
- ^ “J-WAVE SONAR MUSIC 10/23/2023”. radiko. 2023年10月23日閲覧。
- ^ “公式X”. 2024年8月7日閲覧。
- ^ McGuffin (2024-07-06), 【Billyrromと町田】次世代ポップミュージックの寵児のルーツを探る 2024年7月6日閲覧。