ブラックモアズ・ナイト
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(Blackmore's Nightから転送)
ブラックモアズ・ナイト Blackmore's Night | |
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2012年10月25日USA.NY公演。キャンディス・ナイト(中央)、リッチー・ブラックモア(右) | |
基本情報 | |
出身地 |
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ジャンル | フォーク・ロック |
活動期間 | 1997年 - |
レーベル |
Edel SPV/Steamhammer AFMレコード アリオラ・レコード スパインファーム・レコード フロンティアーズ・レコード |
公式サイト |
blackmoresnight |
メンバー |
リッチー・ブラックモア キャンディス・ナイト Bard David of Larchmont Earl Grey of Chimay Troubadour of Aberdeen Lady Kelly De Winter Scarlet Fiddler |
旧メンバー | 下記 |
ブラックモアズ・ナイト (Blackmore's Night) は、1997年にデビューしたフォーク・ロック・バンド。リッチー・ブラックモアとキャンディス・ナイト[注釈 1]を中心に結成された。ブラックモアはバンドと呼んでいるが、メンバーは彼とナイトだけで他はサポート・メンバーの扱いである[注釈 2]。
主にヨーロッパで成功を収め、各国で若干のゴールド・ディスクを授与されている。ドイツを中心にライブハウスの規模の会場を使ったコンサート・ツアーを行っている。
音楽性
[編集]ルネッサンスのフォークソングや民謡に基づいた音楽を中心に演奏しているが、イングランドやアイルランド、ドイツなどヨーロッパは勿論、トルコなどの中近東や日本[注釈 3]に至るまで非常に幅広い音楽に影響を受けている。
オリジナル曲に加えて、ボブ・ディラン、ジョーン・オズボーン、ルネッサンス、ディープ・パープル、レインボー[注釈 4]の楽曲も重要なレパートリーとして取り上げている。
メンバー
[編集]- キャンディス・ナイト (Candice Night) - ボーカル、木管楽器、タンブリン、ほか (1997年- )
- リッチー・ブラックモア (Ritchie Blackmore) - ギター、撥弦楽器、ハーディ・ガーディ、ほか (1997年- )
サポート・メンバー
[編集]- Bard David of Larchmont (David Baranowski) - キーボード (2003年– )
- Earl Grey of Chimay (Mike Clemente) - ベース、マンドリン、リズムギター (2008年– )
- Troubadour of Aberdeen (David Keith) - ドラムス、パーカッション (2012年– )
- Lady Kelly De Winter (Kelly Morris) - ホルン (2012年– )
- Scarlet Fiddler (Claire Smith) - ヴァイオリン (2012年– )
旧サポート・メンバー
[編集]- Scott Hazell - ハーモニー & バック・ボーカル (1997年-2001年)
- Mick Cervino - ベース (1997年-2000年)
- John O'Reilly - ドラム、パーカッション (1997年)
- Joseph James - キーボード (1997年)
- Jessie Haynes - ギター、リコーダー、バック・ボーカル (1997年-1998年)
- Sue Goehringer - バック・ボーカル (1998年-2001年)
- Adam Forgione - キーボード (1998年-2000年)
- Alex Alexander - ドラム、パーカッション (1998年-2000年)
- Rachel Birkin - ヴァイオリン (1998年)
- Marci Geller - キーボード、バック・ボーカル (1999年-2001年)
- Jim Hurley - ヴァイオリン (1999年-2000年)
- Carmine Giglio - キーボード (2000年-2002年)
- Lady Rraine (Lorraine Ferro) - ハーモニー・ボーカル (2002年-2002年、2007年)
- Mike Sorrentino - パーカッション (2000年-2001年)
- Chris Devine - ヴァイオリン、フルート、ギター (2000年-2002年)
- Sir Robert of Normandie (Robert Curiano) - ベース、ギター (2000年-2007年)
- Vita Gasparro (Lady Vita) - ギター、ボーカル (2001年-2001年)
- Squire Malcolm of Lumley (Malcolm Dick) - ドラム、パーカッション (2001年–2011年)
- Lady Madeline (Madeline Posner) - バック・ボーカル (2002年-2007年)
- Lady Nancy (Nancy Posner) - バック・ボーカル (2002年-2007年)
- Lord Marnen of Wolfhurst (Marnen Laibow-Koser) - ヴァイオリン、フルート、リコーダー (2002年-2003年)
- Tudor Rose (Tina Chancey) - ヴァイオリン、フルート (2004年–2007年)
- Baron St James - ベース (2007年-2008年)
- Gypsy Rose (Elizabeth Cary) - ヴァイオリン (2007年–2011年)
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『シャドウ・オブ・ザ・ムーン』 - Shadow of the Moon (1997年)
- 『アンダー・ア・ヴァイオレット・ムーン』 - Under a Violet Moon (1999年)
- 『ファイアーズ・アット・ミッドナイト』 - Fires at Midnight (2001年)
- 『ゴースト・オブ・ア・ローズ』 - Ghost of a Rose (2003年)
- 『ヴィレッジ・ランターン』 - Village Lanterne (2006年)
- 『ウィンター・キャロルズ』 - Winter Carols (2006年)
- Secret Voyage (2008年)
- 『オータム・スカイ』 - Autumn Sky (2010年)
- 『ダンサー・アンド・ザ・ムーン』 - Dancer And The Moon (2013年)[注釈 5]
- 『オール・アワ・イエスタデイズ』 - All Our Yesterdays (2015年)[1]
- 『ネイチャーズ・ライト』- Nature's Light(2021年)
ライブ・アルバム
[編集]- 『パスト・タイムズ・ウィズ・グッド・カンパニー』 - Past Times with Good Company (2002年)
- 『ヨークの騎士』 - A Knight In York (2012年)
コンピレーション・アルバム
[編集]- 『吟遊詩人のバラード』 - Minstrels and Ballads (2001年)
- 『オール・フォー・ワン』 - All For One (2004年)
- Beyond the Sunset: The Romantic Collection (2004年)
- 『トゥ・ザ・ムーン・アンド・バック・20イヤーズ・アンド・ビヨンド』 - To the Moon and Back: 20 Years and Beyond (2017年)
映像作品
[編集]- 『シャドウ・オブ・ザ・ムーン』 - Story Behind The Music (1997年)
- Shadow Of The Moon -Live in Germany- Acoustic/Electric Tour 1997-1998 (1999年)
- Under A Violet Moon Castle Tour 2000 (2002年)
- 『キャッスルズ・アンド・ドリームス』 - Castles and Dreams (2005年)
- 『パリス・ムーン』 - Paris Moon (2007年)
- 『ヨークの騎士』 - A Knight In York (2012年)[2]
日本公演
[編集]関連項目
[編集]- マジクエスト:ライブアクションRPG。ブラックモアズ・ナイトは音楽を担当。またナイトは重要キャラクターのひとりであるプリンセス・キャンディスの役でゲームに登場している。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ ブラックモアズ・ナイト記念すべき10枚目のオリジナル・アルバム - TOWER RECORDS ONLINE
- ^ ブラックモアズ・ナイト、5年振りのライヴ作品をリリース - BARKS