Byobu
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作者 | Dustin Kirkland (開発者一覧) |
---|---|
初版 | 2009年 |
最新版 |
5.133
/ 2020年2月17日[1] |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | シェルスクリプト、Python |
対応OS | Unix系 |
種別 | ターミナルマルチプレクサ |
ライセンス | GNU GPL v3+ |
公式サイト |
byobu |
Byobu (びょうぶ) は、Unix系オペレーティングシステムで使用されるターミナルマルチプレクサであるGNU Screenとtmuxの機能を強化するものであり[2][3]、オンスクリーンで通知や状態を表示する機能を提供し、タブ付きのマルチウィンドウの管理に使用することができる。Byobuはリモートサーバーに接続するときのターミナルセッションを改善することを目的としている。
歴史
[編集]バージョン1.0はScreen Profilesという名前で、2008年のUbuntu Developer Summitにおけるサーバーに接続されている管理者へのオンスクリーン通知を簡単にする方法についての議論から生まれた[4]。
このプロジェクトはバージョン2.0でByobuに改名された[5]。これは日本語の屏風という言葉に由来する[6]。バージョン3.0では他のUnix系オペレーティングシステムへの移植を可能にするために、automakeを使用するようにビルドシステムを作り直した。バージョン4.0では画面分割機能を導入し、ステータス通知システムが作り直され、tmuxプロファイルのサポートが追加された。バージョン5.0で導入された最も重要な変更は、デフォルトのバックエンドがGNU Screenからtmuxに移行したことである[7]。
ByobuはもともとはUbuntu向けに書かれたが[8]、後にその他のLinuxディストリビューションやUnix系オペレーティングシステムに移植された[9][10][11]。
脚注
[編集]- ^ “byobu trunk series”. Canonical. 2019年5月10日閲覧。
- ^ Danen, Vincent (2010年11月15日). “Enhance screen with Byobu's cool functionality”. TechRepublic. 2013年10月8日閲覧。
- ^ Kirkland, Dustin (2011年6月19日). “From the Canyon Edge: Anyone interested in Byobu profiles for Tmux?”. Blog.dustinkirkland.com. 2013年10月8日閲覧。
- ^ "The Ubuntu Server already includes a Window Manager?", December 2008, dustinkirkland.com
- ^ Kirkland, Dustin (2009年5月5日). “From the Canyon Edge: byobu 2.0 released - the project formerly known as screen-profiles”. Blog.dustinkirkland.com. 2013年10月8日閲覧。
- ^ "Use byobu for extended features in your terminal window", ghacks.net
- ^ Kirkland, Dustin (2011年12月26日). “From the Canyon Edge: Byobu 5 Released!”. Blog.dustinkirkland.com. 2013年10月8日閲覧。
- ^ Paul, Ryan (2009年4月28日). “Ubuntu brings advanced Screen features to the masses”. Ars Technica. 2013年10月8日閲覧。
- ^ [1][リンク切れ]
- ^ “Debian - Détails du paquet byobu dans squeeze”. Packages.debian.org. 2013年10月8日閲覧。
- ^ “#27810 (byobu port request) – MacPorts”. Trac.macports.org. 2013年10月8日閲覧。