コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

シカラムータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
CICALA-MVTAから転送)
シカラムータ(CICALA-MVTA)
出身地 日本の旗 日本
ジャンル チンドン
アバンギャルド
ジャズ
ロック
活動期間 1994年 -
公式サイト CICALA-MVTA
メンバー 大熊ワタル(クラリネット
関島岳郎チューバ
桜井芳樹(ギター
太田惠資(ヴァイオリン
吉田達也ドラムス
川口義之サックス
渡辺明子(トロンボーン
北陽一郎(トランペット
佐藤芳明アコーディオン
ギデオン・ジュークス(チューバ)
こぐれみわぞうチンドン太鼓)

シカラムータ(CICALA-MVTA)は、大熊亘(大熊ワタル)を中心とする日本のバンド

1994年より、クラリネット奏者の大熊亘(大熊ワタル)をリーダーに活動を始めた「大熊亘ユニット」を、1997年に「CICALA-MVTA(シカラムータ)」と命名。明治・大正期に活躍した演歌師添田唖蝉坊の墓碑銘にちなんでいる。

来歴

[編集]

1994年、絶対零度、ルナパーク・アンサンブル[1]などのポストパンク・バンドで活動した大熊亘(大熊ワタル)をリーダーに「大熊亘ユニット」として活動開始。

1997年、「CICALA-MVTA(シカラムータ)」とバンド名を命名。

1998年、1st.アルバム『シカラムータ』を発表。

1999年、ヨーロッパでのCD配給開始。横浜寿町フリーコンサートに出演(翌年も出演)。

2000年ロンドンロイヤル・フェスティバル・ホールで行われたブラーの前座[2]を皮切りにした夏のヨーロッパ8ヶ国20数ヶ所にわたるツアーで反響を呼ぶ。ドイツ・ルドルシュタット「Tanz&Folk Festival」にも出演。

2001年、2nd.アルバム『凸凹 DEKO-BOKO』を発表。ロンドン・バービカン・センター「Urbanbeat Festival」に出演。

2002年、再びヨーロッパのフェスティバル巡業し、デンマーク「Roskilde Festival」、アムステルダム「Roots Festival」に出演。

2003年フジロック・フェスティバルに出演。

2004年、3rd.アルバム『GHOST CIRCUS』を発表。

2005年、ライブ・アルバム『生蝉★CICALA-MVTA★LIVE!2006』発表。台北市主催「Taipei Art Festival」に出演、2日間の単独公演。

2006年ウィーン市「イマジナリー・バルカン・フェスティバル」に招待されメインアクトをつとめる。

2007年、シカラムータなどに着想を得た小説「mit tuba」(瀬川深)が太宰治賞受賞。(筑摩書房から刊行にあたり「チューバはうたう」と改題。)

2010年、4th.アルバム『裸の星 THE NAKED PLANET』を発表。[3]

2014年、20周年記念ライブアルバム『LIVE at 磔磔』を発表。

2015年、20周年記念アンソロジー(ベスト・アルバム)『NON e MVTA』を発表。

2016年フランスの前衛ロック・フェスティバル「RIO(Rock in Opposition)2016」に出演。

また、シカラムータの別働隊である、大熊ワタル、こぐれみわぞうを中心とする「ジンタらムータ(Jinta-la-Mvta)」も2004年から活動中で、2012年にLIKKLE MAIとのコラボ・シングル『平和に生きる権利[4]、2014年に初のアルバム『Dies Irae 怒りの日』を発表。[5] さらに大熊ワタル等は、ソウル・フラワー・ユニオンの別働隊であるチンドン楽団の「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」、「ソウルシャリスト・エスケイプ」にも参加している。

メンバー

[編集]

ディスコグラフィー

[編集]

シカラムータ(CICALA-MVTA)

[編集]

アルバム

  • 「シカラムータ」(1998,Respect Record)
  • 「凸凹 DEKO-BOKO」(2001,Respect Record)
  • 「GHOST CIRCUS」(2004,Little More Records)
  • 「生蝉★CICALA-MVTA★LIVE!2006」(2006,Little More Records)*ライブ・アルバム
  • 「裸の星 THE NAKED PLANET」(2010,Rough Music)
  • 「CICALA-MVTA結成20周年記念 LIVE at 磔磔」(2014,Super Fuji Discs)*ライブ・アルバム
  • 「CICALA-MVTA Non e Muta」(2015,Super Fuji Discs)*2枚組ベスト・アルバム

大熊亘

[編集]

アルバム

  • 「豚の報い」(2000,Respect Record)*崔洋一監督の映画「豚の報い」サウンドトラック

ジンタらムータ(Jinta-la-Mvta)

[編集]

シングル

  • 「平和に生きる権利」(2012,MK&RM)*ジンタらムータ with リクルマイ

アルバム

  • 「Dies Irae 怒りの日」(2014,Super Fuji Discs)
  • 「Songs from the other side」(日本で未流通)
  • 「Live in Japan Frank London」(日本で未流通)

関連書籍

[編集]

関連項目

[編集]

出典・脚注

[編集]

外部リンク

[編集]