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Concrete5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
concrete5 v9
開発元 PortlandLabs, Inc / concrete5 日本ユーザーグループ
最新版
9.2.4 / 2023年12月8日 (12か月前) (2023-12-08)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
PHP
対応OS クロスプラットフォーム
種別 コンテンツ管理システム
ライセンス MIT
公式サイト http://concrete5-japan.org/
テンプレートを表示
concrete5 v8
開発元 PortlandLabs, Inc / concrete5 日本ユーザーグループ
最新版
8.5.7 / 2021年11月10日 (3年前) (2021-11-10)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
PHP
対応OS クロスプラットフォーム
種別 コンテンツ管理システム
ライセンス MIT
公式サイト http://concrete5-japan.org/
テンプレートを表示
concrete5 v5.7
開発元 PortlandLabs, Inc / concrete5 日本ユーザーグループ
最新版
5.7.5.13 / 2016年12月16日 (7年前) (2016-12-16)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
PHP
対応OS クロスプラットフォーム
種別 コンテンツ管理システム
ライセンス MIT
公式サイト http://concrete5-japan.org/
テンプレートを表示

concrete5コンクリートファイブ)は、PHPMySQLなどで動作するオープンソースコンテンツ管理システム (CMS)。誰もが手軽にWebサーバ上でホームページの運営管理が出来るCMSとして2008年6月にオープンソース化された。

concrete5は、市販のホームページ作成ソフトのような使いやすさと、サーバ上でコンテンツを編集管理できるCMSの利点を併せ持っているシステムである。2014年にリリースされたバージョン5.7では、これまでの5.6以前との後方互換性がなくなるほどの大規模な設計変更とユーザインタフェースの改善が行われ、5.6以前をレガシー版、5.7以降をモダン版として区別することとなった。

2019年8月24日、レガシー版(5.6)のサポートが終了した[1]

特徴

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  • Webサイトのページを見たまま直感的に編集する方式を採用している。
  • ページ内におおまかなレイアウト要素を配置し、そのレイアウト内にテキスト、画像、ファイルなどのブロック要素を配置してページ全体を構築していく。
  • ブロックには、テキスト、画像、ファイルなどの基本的なものからGoogleマップ、YouTubeビデオ、スライドショーなどが標準で用意されており、さらにマーケットプレイスから無償有償のブロックを任意に追加できる。
  • ブロックの配置や並び順といったレイアウトに関する作業は、すべてドラッグ&ドロップで行われる。
  • レスポンシブデザインに対応している。
  • 多言語サイトに対応している。
  • ワークフローによるページ公開の承認機能がある。
  • 多彩な権限設定が行え、ユーザーや所属グループ単位で、ページ・エリア・ブロックなど、それぞれに閲覧・編集・公開といった詳細な権限が設定できる。
  • バージョン管理とロールバック機能により、簡単に以前のバージョンに戻すことができる。
  • 2016年7月現在での採用サイト数は全世界で70万サイト以上。(※マーケットプレイスへの接続数でカウント)

動作環境

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システム動作要件[2]

8.x システム要件

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Apache Nginx などの Web サーバー (Apache24を推奨)

PHP 5.5.9 以降 (PHP 5.6.x & 7.x を推奨)

PHP モジュール:

mysql (PDO Extension), DOM, SimpleXML, CURL, GD(要freetype), FileInfo, ZipArchive, mcrypt, openssl, mbstring, iconv (Zend Locale用に必要)

5.7 システム要件

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Apacheなどの Web サーバー (Apache2を推奨)

PHP 5.3.3 以降 (PHP 5.6 もしくは 7 を推奨)

PHP 7.1 (同梱ライブラリのエラーのため要パッチ)

PHP モジュール:

CURL, zip, mcrypt, openssl, GD(要freetype), mysql (PDO Extension), mbstring, iconv (Zend Locale用に必要)


ブラウザ環境

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ブラウザは最新バージョンを推奨している (Internet Explorer, Firefox, Chrome, Safari)。 ※Internet Explorer 6-8は編集作業を行えないため非対応。

歴史

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バージョン リリース年 概要
concrete5 2008年 インターフェースが刷新され、テンプレートの仕組みも完全に変更され、オープンソースとして生まれ変わった「concrete5」のシステムが完成。
Concrete v.4 2007年 ユーザーのシステムを見直し、管理画面とフロントでの記事編集機能が融合される。
Concrete v.3 2005年 コミュニティーをつくる拡張プラグインが開発される。簡単なウィザードを制作し、サイトの中で記事を直接編集出来るようになる。
Concrete v.2 2004年 建物の建材としてあらゆるモノになれるコンクリート。コンクリートの出現が建設業界に大きな変化をもたらしたのと同じように、CMSに大きな変化をもたらせる事が出来ればという思いから「Concrete」と名付けられる。
Concrete v.1 2003年 3つのルールでサイト運用のできるシステムとして開発された。

簡単に - マイクロソフト Wordを使いこなせる人がサイト運用できること。
柔軟に - 技術的な限界をなくし、クライアントが自由に意思決定とサイト運営が出来るようにすること。
堅固に - 秒間1万人のサイト来訪者があっても対応できること。

日本語版(日本国内の状況)

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年月 概要
2018年4月 「世界一わかりやすい concrete5導入とサイト制作の教科書」発行
2016年12月 日本語公式サイトのユーザ登録数は約2300名
2014年 パートナー制度開始
2014年2月 「concrete5公式ガイドブック」発行
2012年8月 コンクリートファイブジャパン株式会社設立
2009年4月 日本語公式サイトオープン https://concrete5-japan.org/

関連項目

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外部リンク

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脚注

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