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DJ KAORI

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

DJ KAORI
出身地 日本の旗 日本
高知県高岡郡四万十町(旧窪川町
ジャンル
職業 DJ
レーベル

DJ KAORI(ディージェイ・ケオリ[1]、ディージェイ・カオリ[2])は、高知県出身のDJ。本人は自分の名を「ディージェイ・ケオリ」と読むが、「ディージェイ・カオリ」と呼ばれることも多い。

洋楽J-POPアーティストの楽曲のリミックス作品を多く発表している。ミックスCDの累計売上は340万枚以上で[3]、所属レーベルのユニバーサルミュージックは、「女性DJとしては売上世界一」と公表している[4]

来歴

子供の頃から洋楽を中心に音楽を聴く[5]。中学時代はバレーボール部に所属しており、セッターでキャプテンを務めていた。14歳からアナログ盤を集め始め、16歳で自己流でDJを始める。上京後、タワーレコードでアルバイトをしていた[6]1992年英語を勉強する軽い気持ちで[5]、単身渡米。マンハッタンの音楽制作専門学校インスティチュート・オブ・オーディオ・リサーチに入学。学校に通いながら、ラウンジでのレジデンスDJのアルバイトという小さな仕事からDJ活動を始めた。1994年頃、ソーホーのレストランバー「MATCH」で毎週金曜日にDJを担当。数年後、パーティのDJの依頼が次々舞い込み、アルバイトや趣味ではなく、職業DJとしてやっていく意識が芽生えた[6]。その後、クラブ「N.Y.」でDJをしていた所を、ファンクマスター・フレックスに見い出され、彼が率いるビッグ・ドーグ・ピットブルズに唯一の女性DJとして迎え入れられた[7]2005年に帰国し[5]、拠点を日本に移した[6]2007年、カバー・アルバム『ブルーノート・ストリート』に参加し、ノラ・ジョーンズの「ドント・ノー・ホワイ」をカバーした。本人のみが歌唱する初のミュージック・ビデオ(監督は池田圭太[8])も制作された[9]2010年10月29日国立代々木第一体育館で行われた女子バレー日本大会の開会式でパフォーマンスを行った[10]

ディスコグラフィー

シングル

アルバム


DVD

プロデュース作品

リミックス作品

UDOUBLE(2000年7月19日
"Uh Uh......" feat. AI/baby be mineSUITE CHIC(2003年2月5日
WHEN POP HITS THE LAB』 SUITE CHIC(2003年3月26日
The Remix清貴(2003年3月29日
The other side of EX Vol.1EXILE(2003年9月10日
FAST FORWARD 〜FUTURE BREAKBEATNIX〜m.o.v.e(2004年5月26日
Heart Attack 3 〜The Remixes & Video Clips〜Heartsdales(2006年5月24日
FOOTSTAMP vol.1Miss Monday(2007年7月18日

ゲスト参加作品

  • 「願い事 feat. DJ KAORI & MIKO」
『暁けの明星』 CHRIS(2004年9月29日)
  • 「I love you miss microphone feat. DJ KAORI」
LIFELITTLE(2005年6月22日)
  • 「Shout Out→DJ KAORI」
『N☆X☆R☆2』 NORISIAM-X(2005年9月21日)
  • 「DJ KAORI Shout Out」
『Keep YA Style』 YA-KYIM(2006年8月2日)
  • 「Moon and the Sun feat. DJ KAORI」
『LENNON』 CHRIS(2007年6月6日)
FAMILYMay J.(2009年5月27日)
  • 「Just Listen feat. DJ KAORI」
『Foreplay』 miray(2009年11月25日)
  • 「今も胸の奥で duet with DJ KAORI」
『We are one』 KG(2011年5月25日)
  • 「Miss You」
VividAILI(2011年8月17日)

出演

ラジオ番組

脚注

出典

  1. ^ DJ KAORI、「モノまで盗られた」過酷な下積み時代を語る モデルプレスインタビュー” (HTML). モデルプレス. 株式会社ネットネイティブ (2013年9月23日). 2014年3月7日閲覧。
  2. ^ DJ KAORI(ディージェーカオリ)” (日本語). VIBE-NET.COM. 2012年1月18日閲覧。
  3. ^ DJ KAORI” (日本語). プロフィール. ユニバーサルミュージック. 2011年1月24日閲覧。
  4. ^ (日本語). nikkansports.com. 東京都. (2007年11月30日). https://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20071130-289435.html+2011年1月24日閲覧。 
  5. ^ a b c DJ KAORI、(インタビュアー:ZAKZAK)「ぴいぷる DJ KAORI 謎だらけのカリスマ」『ZAKZAK』、東京都、2008年12月11日https://www.zakzak.co.jp/people/archive/20081211.html2011年1月24日閲覧 
  6. ^ a b c DJ KAORI、(インタビュアー:高野公三子)「D.J. Kaori インタビュー」『ACROSS』、東京都、2006年7月29日http://www.web-across.com/person/d6eo3n000001tc3l.html2011年1月24日閲覧 
  7. ^ DJ KAORI” (日本語). プロフィール. ビクターエンタテインメント. 2004年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月24日閲覧。
  8. ^ Don't Know Why” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2007年11月22日). 2011年1月24日閲覧。
  9. ^ “DJ KAORI 初のソロ歌唱PVが完成!” (日本語). VIBE-NET.COM. 東京都: 株式会社VIBE. (2007年11月22日). http://www.vibe-net.com/news/?news=0032873 2011年1月24日閲覧。 
  10. ^ “元キャプテンDJ KAORI、世界バレー女子でパフォーマンス” (日本語). BARKS. 東京都. (2010年10月30日). https://www.barks.jp/news/?id=1000065285 2011年1月24日閲覧。 

外部リンク