Dance Evolution
ジャンル |
音楽ゲームダンス (リアルダンスアクション) |
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対応機種 |
Xbox 360 アーケード |
開発元 |
【360】:コナミデジタルエンタテインメント 【AC】:コナミアミューズメント |
発売元 |
【360】:コナミデジタルエンタテインメント 【AC】:コナミアミューズメント |
人数 |
オフラインプレイ 1~2人 Xbox Liveマルチプレイ 2~4人 |
発売日 |
2010年11月20日発売 [AC]:2012年3月27日稼働 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
その他 |
Kinect専用ゲームソフト。 アーケード版はe-AMUSEMENT対応。 |
『Dance Evolution』(ダンスエボリューション) はコナミデジタルエンタテインメントより2010年11月20日に発売されたXbox 360用の音楽ゲーム。通称『ダンエボ』[1][2][3][4]。BEMANIシリーズ[5]として、CEROのレーティングにより初めて対象年齢の設定がなされた作品[6]でもある(「B(12歳以上対象)」に区分)。
コナミデジタルエンタテインメントの公式サイトでは『DanceEvolution』と空白無しの表記が採用されている。
概要
[編集]Dance Dance Revolutionの開発スタッフを中心に開発された、Kinect専用のダンスアクションゲームである。プロデューサーはかつてDance Dance Revolutionのサウンドプロデューサーを務めたNAOKI。ミュージックディレクターは同社BEMANIシリーズで活躍中のD-Crew。
「Dance Evolution」は日本と欧州で展開されるタイトル名であり、北米では「Dance Masters」というタイトルで展開される。
2010年9月19日、 東京ゲームショウ2010で発表された日本ゲーム大賞2010にて、フューチャー部門を受賞した[7]。
また、本作のアーケード版である「Dance Evolution ARCADE」( - アーケード)が、2012年3月27日より稼働している。2015年後半から版権曲の削除が目立ち始め、2016年8月9日よりオフライン化対応キット導入筐体へのアップデートが開始された。未導入の筐体は同年8月31日にサービスが終了し、現在はオフライン化対応キットが導入された筐体でのみプレーが可能。実質的に更新終了となった。[要出典]
基本ルール
[編集]画面中のキャラクターの動きに合わせてダンスを踊る。振り付けの要所要所にマーカー(判定ポイント)があり、判定は「PERFECT!」「GREAT!」「GOOD」「BOO」の4種類。指示通りの動作ができるとスコアが加算され、"ダンスゲージ"が上昇する。逆にBOO判定を出すとダンスゲージが減少し、曲の途中でダンスゲージが0になるとゲームオーバー、曲終了時にダンスゲージが少しでも残っていればステージクリアとなる。1度もBOO判定を出さずにコンボを続けた場合、フルコンボとなる。
なお画面中のキャラの踊りは鏡像になっているのでプレイヤーは振り付けの左右を気にする必要は無い。またマーカーの無い場所ではキャラクターと同じ動きをしなくてもスコアにはほぼ影響しない。
他の音楽ゲーム同様、各曲には複数の難易度が用意されており、振り付けそのものは変わらないが、難易度が上がるにつれてマーカーの数が増加する。ただし難易度STEALTHはマーカーが見えず、振り付けの見本だけでプレイする[8]。
主なマーカー(動作)
[編集]- リップル:輪の位置に手足を重ねる
- ダンスポーズ:シルエットと同じポーズを決める
- ストリーム:ライン(動きの軌跡を示す矢印)に合わせて、手足を動かす
- ボイス&ポーズ:ポーズをとりながら、手拍子や掛け声をかける
なお、メニュー画面の選択から決定、キャンセルまで、全て手を前にかざすことで操作する。
登場キャラクター
[編集]以下のキャラクターはXbox 360版及び、Xbox 360版からアーケード版へ移植された曲で登場。なお、アーケード版新規収録楽曲では「朧」「Watch Out Pt.2」「Sweet Rain」「Sakura Sunrise」などの楽曲に登場。どちらも外国人である。
- デイジー(daisy)
- 金髪の女性。
- デイヴ(Dave)
- 黒人の男性。
こちらは、アーケード版で新規収録された曲や、版権曲で登場。どれも日本人である。
- 西園寺 あかり(さいおんじ あかり)
- 17歳で双子の姉[9]。黒髪。
- 西園寺 ひかり(さいおんじ ひかり)
- 17歳で双子の妹[10]。茶髪。
- 与那嶺 雅人(よなみね まさと)
- 24歳。銀髪で、帽子を着用している。
- 小日向 翔(こひなた しょう)
- 21歳。茶髪で、基本的にパーカーを着用している。
収録曲
[編集]DDRシリーズのコナミオリジナル曲を中心に、パラパラパラダイスで起用されたSUPER EUROBEATの楽曲も収録。
- A Geisha's Dream
- Brilliant 2U
- INTO YOUR HEART
- L'amour et la liberte
- La receta
- NIGHT OF FIRE
- KIMONO PRINCESS
他、全30曲収録
ダウンロードコンテンツ
[編集]2010年12月22日配信
- Dance Evolution プレミアムテーマ(240MSP)
- Dance Evolution アイコンパック(160MSP)
- マスターレベルパック(無料)
- 全曲に難易度「MASTER」が追加される
2011年1月18日配信
- OUTFIT1(無料)
- Brilliant 2U, We Can Win the Fight, Crazy Controlの3曲で衣装が変化する
- OUTFIT2(160MSP)
- A Geisha's Dream, KIMONO PRINCESS, SAKURAの3曲で衣装が変化する
2011年2月1日配信
- ハワイアン(160MSP)
- AFRONOVA PRIMEVAL, BURNIN' THE FLOOR, La recetaの3曲で衣装が変化する
ダンスに不可能はない!!-KING OF POPへの道-
[編集]プロデューサーのNAOKIとKONAMI eYe'sメンバーである大竹真由をメインパーソナリティに据えたDance Evolution公式プロモーション番組。
KONAMI573chにて放送。2011年1月5日以降、毎週水曜日にUstreamで配信していた。1月5日、12日は企画の説明、準備回として第0回前半、第0回後半として放送され、19日を第1回としてスタートした。Ustreamでの生放送の他、Ustreamのアーカイブ、YouTubeへのアップロードも行われていた。
知人を6人辿れば世界中の誰とでも繋がることが出来るという「六次の隔たり」に基づいた企画で、ゴールとしてAKB48が設定されたが、東日本大震災の影響により途中で打ち切られた。
ゲスト
[編集]Dance Evolution ARCADE
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
本作のアーケード版。専用の大型筐体を使用する。日本では2012年3月27日より稼働しており、2013年には台湾や香港、マレーシアでも稼働開始した。また韓国でもロケテストが実施されたが、正式稼働はしていない。
当初の発売元はコナミデジタルエンタテインメントであったが、コナミグループ再編に伴い、2016年11月1日付でコナミアミューズメントへ発売元が移管された。
制作スタッフは家庭用とは異なり、プロデューサーは大田良彦(おおたP)[11]、サブプロデューサー(ディレクター)はナカムラマサル[12]、サウンドディレクターはTAG[13]である。
2016年8月9日よりオフライン稼働対応キット導入筐体へのアップデートが行われ、対応筐体はオフラインでも稼働が可能となった。2016年9月1日より前述のキットを適用していない筐体のサービスが終了したが、その後も対応筐体であればオンライン・オフライン共に稼働は可能。
Xbox 360版との違い
[編集]- 内部ハードウェアがPCベース(OSはWindows Embbeded Standard 7)になり、Kinect for Windowsが使用されている。
- e-AMUSEMENTに対応しており、データの保存はe-AMUSEMENT PASS(ICカード)を使用して行う。なおe-AMUSEMENT Participation(レベニューシェア方式)採用。
- ユーザーインターフェースが白を基調としたデザインに一新され、操作方法も若干異なる。
- 隠し譜面(難易度MASTERとSTEALTH)は「GOLD」というゲーム内ポイントを貯める事で1曲ずつ解禁していく。
- 収録曲が異なっており、邦楽ライセンス曲や新たなコナミオリジナル曲が追加されている。
- 2人プレイ時に限り、ボーナス要素である「パラレルユニバース」の発動条件が緩和される。
- 「ボイス&ポーズ」のマーカーが廃止され、全て「ダンスポーズ」に置き換えられている。
- 新キャラクターが追加されている。主に本作からの追加楽曲にて登場。
- 「ヘビーローテーション」「irony」「恋愛レボリューション21」のLIGHT難易度が、初心者用に通常の振り付けよりも簡略化された「かんたん振り付け」として分離されている。
- 1P側と2P側で部分的に振り付けが違う曲存在する。
主な収録曲
[編集]取消線表記は削除された曲。
ダンサーが西園寺あかり・ひかりの楽曲
[編集]irony※2015年3月26日05:00をもって削除マル・マル・モリ・モリ!※2015年3月26日05:00をもって削除恋愛レボリューション21(振付:夏まゆみ)※2014年3月25日05:00をもって削除- ヘビーローテーション
- PONPONPON
- ルカルカ★ナイトフィーバー(音源:実谷なな、振付:愛川こずえ(DANCEROID))
- 行くぜっ!怪盗少女-Z ver.-
恋愛サーキュレーション※2016年4月8日05:00をもって削除LOVE & JOY(音源:木村由姫、振付:チアドラゴンズ)※2016年1月8日05:00をもって削除Mickey(Hawaii version)(音源:Gorie with Jasmine & Joann、振付:北垣美砂)※2016年3月11日05:00をもって削除おどるポンポコリン(振付:香瑠鼓)※2016年6月3日05:00をもって削除- なめこのうた(音源・振付:福原遥)
- Sweetiex2(音源:Dixie Flatline、振付:馬琴)
- メグメグ★ファイアーエンドレスナイト(音源:実谷なな、振付:いとくとら(DANCEROID))
- 恋するフォーチュンクッキー(振付:パパイヤ鈴木) - 発売日と同日に配信。あかり・ひかりが指原莉乃の衣装を着る。
- 未確認中学生X(音源:私立恵比寿中学、振付:ラッキィ池田) - 発売前の楽曲の配信は初の試み。あかり・ひかりが私立恵比寿中学の衣装を着る。
- インベーダーインベーダー(振付:MAIKO)
LOVEマシーン(振付:夏まゆみ)※2016年2月19日05:00をもって削除- ちくわパフェだよ☆CKP - コナミオリジナル楽曲だが「ひなビタ♪」楽曲のため最初からプレイできる。
- 回レ!雪月花(音源:歌組雪月花、振付:山城陽子)
- 心のプラカード(振付:ラッキィ池田) - 発売日と同日に配信。あかり・ひかりが渡辺麻友の衣装を着る。
- 華爛漫〜Flowers〜(2nd Edittion)(振付:MIKIKO)
- Do The Evolution(振付:紀本由有) - 初にして唯一となるDance Evolution初出楽曲。
- Mermaid girl(振付:Dai.)
- 凛として咲く花の如く(振付:山城陽子)
- 轟け!恋のビーンボール!!(振付:Dai.)
- Little Star(振付:Dai.)
- チョコレートスマイル(振付:足立夏海)
- Din Don Dan(振付:Dai.)
ダンサーが与那嶺雅人・小日向翔の楽曲
[編集]- 女々しくて(振付:歌広場淳)
Brave※2015年3月26日05:00をもって削除- マジLOVE1000%、マジLOVE2000%(音源:ST☆RISH、振付:山城陽子)
前略、道の上より(振付:川崎悦子)※2015年12月4日05:00をもって削除MERRY GO ROUND(振付:めろちん)※2015年9月18日05:00をもって削除- サイバーサンダーサイダー(音源:EZFG、振付:K'suke)
- 全城熱愛 -Feel the Love-(音源:羅志祥)
- ふな ふな ふなっしー♪ 〜ふなっしー公式テーマソング〜(振付:いとうまゆ)
- ハッピーシンセサイザ(振付:めろちん)
- She is my wife[14]
- FLOWER(振付:紀本由有)
- Follow Tomorrow(音源:HHH×MM×ST、振付:Dai.) - 公式振り付け動画がある[15]。
- Wow Wow VENUS(音源:VENUS、振付:紀本由有)
- Daisuke.(音源:横田商会、振付:Dai.)
- Chu☆Chu☆Tonight(音源:VENUS、振付:TETSU)
- FUJIMORI -祭- FESTIVAL(振付:TETSU)
- 轟け!恋のビーンボール!!(9回裏振付ver)(振付:Dai.)
- 罪と罰(振付:Yossy)
- LUV CAN SAVE U(振付:Yuu)
Kind Lady(振付:Yuu)- I'm so Happy(振付:足立夏海)
- 無双(振付:Yossy)
- 朱と碧のランページ(振付:Dai.、Yuu)
ダンサーがデイジー・デイヴの楽曲
[編集]新規収録楽曲のみ掲載。
- 大藝術家 -The Great Artist-(音源:蔡依林)
- 朧(音源:HHH×MM×ST、振付:Dai.)
- Sweet Rain(音源:Y&Co. feat. Karin、振付:team SEF -RUMINE-)
- Watch Out Pt.2(振付:FUMI)
- Sakura Sunrise
- Reaching for the Stars
- Gimme a Big Beat(振付:Yossy)
- Settin' the Scene(振付:足立夏海)
- Special One(振付:Yossy)
他、全50曲以上収録。なお、楽曲は不定期に追加配信されている。
出典
[編集]- ^ (日本語) DanceEvolution ARCADE 遊び方 2020年3月27日閲覧。
- ^ (日本語) いとくとらが教えるダンエボ講座 2020年3月27日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “エビ中新曲「未確認中学生X」がアーケード版「ダンエボ」に”. 音楽ナタリー. 2020年3月27日閲覧。
- ^ “AKB研究生三銃士が“ダンエボ”挑戦 こじまこAA獲得にガッツポーズ”. ORICON NEWS. 2020年3月27日閲覧。
- ^ 正確にはXbox 360版発表当時はBEMANIシリーズでは無く、作中にもBEMANIシリーズのロゴも表記されていなかったが、webサイトであるBEMANIポータル上ではカテゴリーとして取り扱われていた。BEMANIシリーズとして正式に組み込まれたのはDanceEvolution ARCADEからである。
- ^ 本作の発売以前にCEROの審査を受けたタイトルは、全て「A」(全年齢対象)に区分されるよう製作されていた。
- ^ “『日本ゲーム大賞 2010』 フューチャー部門” (2010年9月19日). 2010年9月19日閲覧。
- ^ ただし、マーカーの配置そのものはEXTREME(家庭用からの移植曲)かMASTER(アーケードでの新規収録曲)と同じである。
- ^ アーケード版公式ホームページ・西園寺 あかり
- ^ アーケード版公式ホームページ・西園寺ひかり
- ^ 筐体に表示されているクレジット表記より
- ^ “【AOU2012】UPD情報や「KAC 2012」開催も明らかに…『BEMANI』プレゼン” (2012年2月17日). 2012年5月24日閲覧。
- ^ 月刊アルカディア 2012年5月号(No.144) 52ページより
- ^ 収録にあたって、前半の振付が追加されている。後半の振付はムービーそのまま。
- ^ 【DanceEvolution ARCADE】Follow Tomorrow - YouTube
関連項目
[編集]- 「Dance Evolution」同様、身体を動かして遊ぶダンスゲーム
- BEMANIシリーズ
- Dance Dance Revolution
- BOOM BOOM DANCE - Xbox 360版と同じスタッフで製作されている
- ミライダガッキ - 2013年稼働の音楽ゲーム。2〜4つのパッドをバチで叩く動作に加え、Kinectを使用したポーズ認識機能を持つ
- ブラックミリオン(テレビ東京) - 『Dance Evolution ARCADE』をプレイして、賞金獲得を目指す企画「ダンスエボリューション5」を不定期に放送している。
- テレビシャカイ実験 あすなろラボ(フジテレビ) - 「『Dance Evolution』の達人たちを集め、人気ユニット結成を目指す」企画があった。
外部リンク
[編集]- 公式サイト『Dance Evolution』 - ウェイバックマシン(2013年3月28日アーカイブ分)
- 『Dance Evolution ARCADE』商品情報サイト - ウェイバックマシン(2016年8月21日アーカイブ分)
- DanceEvolution(ダンスエボリューション)@wiki