E13 (潜水艦)
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艦歴
[編集]チャタム工廠で建造。1912年12月16日起工。1914年12月9日就役。
1915年8月18日から19日の夜、バルト海へ向かっていたE13はジャイロコンパスの不具合が原因でマルメとコペンハーゲンの間に浮かぶサルトホルム島(Saltholm)付近のデンマーク領海内で座礁した。朝になるとデンマークの艦艇が現れ、続いてドイツの水雷艇G132も現れた。G132は一旦はその場を離れたものの、攻撃命令を受けて別の水雷艇とともに再び座礁現場に現れた。E13はこのドイツ水雷艇2隻から攻撃を受けて15人の死者を出したが、デンマークの水雷艇スウルヴェン(Søulven)によりE13に対する攻撃は止められた。E13とその乗員は1915年9月3日にデンマークによって抑留された。
1912年12月14日にE13はデンマークの解体業者にスクラップとして売却された。
参考文献
[編集]- Submarines, War Beneath The Waves, From 1776 To The Present Day, By Robert Hutchinson
- Paul G. Halpern, A Naval History of World War I, Naval Institute Press, 1994, ISBN 1-55750-352-4