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ePSXe

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ePSXe
EPSXe's logo
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作者 calb, _Demo_, Galtor
開発元 ePSXe Software S.L.[1]
初版 2000年10月14日 (24年前) (2000-10-14)
最新版
2.0.5 (PC) / 2.0.7 (Android) / 2016年6月23日 (8年前) (2016-06-23) (PC)[2] / 2016年10月27日 (7年前) (2016-10-27) (Android)[3]
対応OS Microsoft Windows, Linux, MacOS, Android
対応言語 多言語
サポート状況 開発中
種別 ゲームエミュレータ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.epsxe.com
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ePSXeは、ソニー・コンピュータエンタテインメントPlayStation用ソフトを、主にMicrosoft Windows上でプレイする為のゲームエミュレータ。後発のエミュレータより動作するソフトが圧倒的に多い。Ver1.9.25により、BIOSのエミュレート機能が導入され、ユーザーは実機から吸い出したBIOSを用意する必要がなくなった。しかし、以前と同様に実機のBIOSを導入することも可能である。PCの最新版は2016年にリリースされたVer2.0.5である。

特徴

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数々の市販のROMを動作させることが可能である。またプラグイン方式を採用しており、利用しているパソコンに合わせて環境設定を行うことが出来る。設定次第ではPS実機よりも優れた解像度でゲームを実行することも可能である。また、サードパーティーによる提供ではあるが、PS特有のテクスチャの歪みを除去するプラグインも提供されている。

主な機能

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多くの現行型エミュレータと同様に、ePSXeはGPU、SPU(サウンド)、およびCD-ROMドライブの機能をエミュレートするためにプラグイン方式を採用している。これはPSEmu Proにより確立された。ゲームを読み込む際には、コンピュータのCD-ROMドライブまたは、CDのイメージファイルを直接ハードディスクから読み込むことが可能である。

パッチ適用機能では、ユーザーがゲームにパッチを適用することができる。正常に動作しない、または全く動作しないゲームをパッチによって修復し、動作させることが可能である。パッチファイルは .ppf形式をサポートする。しかしバグを起こす全てのゲームのためにパッチがあるとは限らない。

PlayStationのBIOSの機能をエミュレートする他のエミュレータと違い、ePSXeはプレイステーション本体からダンプしたBIOSを使用する。このBIOSイメージファイルの著作権はソニー・コンピュータエンタテインメントのものであるため、インターネット上に配布をする行為、またダウンロードする行為は違法である。これらの理由からePSXeにBIOSイメージファイルは同封されておらず、自分でダンプする必要がある。バージョン1.9.25において、HLE BIOSのサポートが追加され、BIOSイメージがなくともゲームを起動させることが可能となった。

プラグイン

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GPU
グラフィック関連のプラグイン。多くのGPUプラグインはDirect3DOpenGLGlide APIのいずれかで動作し、多くはフリーウェアオープンソースで利用できる。
SPU
サウンド関連のプラグイン。SPUプラグインは、プラグインの設定に応じてBGMや効果音のエミュレートをすることが出来る。
CD-ROM
ゲームを読み込むためのプラグイン。このプラグインはePSXeに初めから同封されている。サードパーティの多くは、CD-ROMの読み込みを7種類までエミュレートすることが可能である。
Input
コントローラー関連のプラグイン。同封のプラグインでも十分であるが、他にもより多くの機能を持つプラグインも存在する。

互換性

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ePSXeは多くのプレイステーションのゲームが動作する。 しかし多くの試行錯誤と設定の変更なしに完璧に動作するゲームはない。 ゲームが正常に動作しない場合は、利用可能なパッチを適用することで、正常動作をするものもある。

推奨動作環境

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PCバージョン

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  • CPU: 800MHz以上のCPU(推奨: デュアルコア搭載CPU)
  • RAM: 256MB RAM (推奨: 512MB RAM)
  • ビデオカード: DirectX 8.0、OpenGL 1.0をサポートするビデオカード(推奨: OpenGL 2.0)
  • OS: Windows, MacOS, Linux
  • CD-ROM: 16x もしくはそれ以上(任意)

Androidバージョン

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  • CPU: ARMもしくはx86 (Intel Atom)
  • OS: Android 2.2以降

脚注

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  1. ^ ePSXe for Android”. Google Play. 2013年8月4日閲覧。
  2. ^ ePSXe 2.0.5 released”. ePSXe Team (2016年6月23日). 2017年2月3日閲覧。
  3. ^ ePSXe for Android”. ePSXe. 2017年2月3日閲覧。

外部リンク

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