elgooG
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elgooG(エルグーグ)は、検索エンジン「Google」のインターネット検閲を掻い潜るためのミラーサイトの一つである[1]。
Googleとは関連性はない。
経緯
[編集]中華人民共和国(以下中国)においては、中国政府による「グレート・ファイアウォール」なるネット検閲プロジェクトにより、指定されたキーワードの流通を遮断するファイアウォールの他、検索エンジンサイトへの、国内アクセスから問題ある記述を検索除外する要請(事実上の命令)によって南京大虐殺を巡る論議、台湾独立問題、天安門事件問題[2]、共産主義批判、チベット問題など[3]、中国政府にとって都合の悪い情報へのアクセスは遮断・検閲されている。また、ミャンマーにおいても、国家による同様の検閲が実行されているとされる。このため、非民主主義的な国家による検閲に批判的な有志によって、それらの国内外から「自由な」検索を行うため、迂回アクセス、Proxyサーバなどの方法が提供されている[4]。elgooGはGoogleの検索を、検閲を受けていない状態で利用するために作られたミラーサイトである[1]。
特徴
[編集]「ミラー」サイトというユーモアの一環としてか、フィルタリング対策としてかは不明であるが、検索結果を含めて文字は逆向きに表示されており、検索語句も逆向きに入力する必要がある[1]。そのため、ジョークサイトの一種として取り上げられる事も多い。
また、現在のところ検索語句はいわゆる1バイト文字の入力しか受け付けない模様である[1]。(マルチバイト文字のデータをバイト単位で反転してしまうためと考えられる)
関連項目
[編集]- 関連する言葉・事象
- フィルタリング避けの対象語句
- フィルタリング対策技術
- Secure Shell(SSH)
- Virtual Private Network(VPN)
脚注
[編集]- ^ a b c d 神谷敦 & 土橋喜 2008, p. 57.
- ^ a b 神谷敦 & 土橋喜 2008, p. 8.
- ^ a b c d 神谷敦 & 土橋喜 2008, p. 9.
- ^ 神谷敦 & 土橋喜 2008, p. 51.
- ^ 神谷敦 & 土橋喜 2008, p. 10.
参考文献
[編集]- 神谷敦、土橋喜「中国におけるインターネット検閲」『愛知大学国際問題研究所紀要』第132号、愛知大学国際問題研究所、2008年、1-72頁、ISSN 0515-7781、NAID 120005306417。