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exist†trace

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
exist†trace
基本情報
出身地 日本の旗 日本
ジャンル オルタナティヴ・メタル
ゴシックメタル
メロディックデスメタル
活動期間 2003年 -
レーベル Monster's inc. (2008年 - )
公式サイト www.exist-trace.com
メンバー ジョウ(ヴォーカル
乙魅(ギター
miko(ギター)
猶人(ベース
Mally(ドラムス

exist†trace(イグジスト・トレイス)は、日本バンド

概要

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2003年6月に結成された、シーンでは珍しい全員女性のヴィジュアル系バンド[1]

結成当時は女性だけのヴィジュアル系バンドがおらず、女子だけで面白いことができたらいいという考えに共感したメンバーが集まり[2]、ほぼ男性しかいないヴィジュアル系だからこそ、自分たちが先駆者になって変えて行こうとバンドをスタート[3]。「存在の痕跡」をコンセプトに掲げ[1][3]、関東を中心に活動を開始する[4]

活動範囲は日本国内にとどまらず、インディーズ時代から年1回のペースでヨーロッパ、アメリカでのライヴやイベント出演等を積極的にこなしており、Facebookを通じて日本国外に情報発信している[5]

通称は「イグ」でファンは「イグファミリー」と呼ばれている[6]

メンバー

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  • Vocal:ジョウ(4月10日生まれ、AB型)
  • Guitar:乙魅(おみ)(3月20日生まれ、AB型)
  • Guitar&Vocal:miko(3月7日生まれ、B型)
  • Bass:猶人(なおと)(10月5日生まれ、B型)
  • Drums:Mally(マリー)(11月27日生まれ、A型)

サポートメンバー

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  • サポートGuitar:耶摩

来歴

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2003年6月15日、ジョウ、miko、猶人、Mallyの4人で結成[7]

2004年3月14日、乙魅の加入で5人編成となり[4]、同年4月に1stライブを決行。その後、2006年10月にSequence Recordsに所属。2007年末にジョウが体調不良により入院したため、翌2008年5月17日をもって活動を休止した。その後同年8月29日より活動を再開。

2008年12月にSequence Recordsを卒業し、2009年1月よりMonster's incの所属となった。

2010年12月15日、6thアルバム『TWIN GATE』のUS盤リリースによりアメリカ進出[8]。2011年4月にシアトルで開催された大型アニメコンベンション『Sakura-Con 2011』にゲスト出演[1][8]

2011年1月9日、渋谷BOXXで行われた単独公演でメジャーデビューを発表[1]。6月15日、徳間ジャパンコミュニケーションズよりミニアルバム『TRUE』でメジャーデビューと同時に、全米でダウンロード販売開始、さらに全米でCDデビューが決定する[9]。10月3日、ニッポン放送にて『exist†traceのミュージック・パーティー』開始(SISTER JETの後任。担当はジョウ)。10月10日よりフジテレビ系『たけしのコマ大数学科』エンディングテーマとして「Daybreak 〜13月の色彩〜」が起用された。

2012年3月15日から、ボストンニューヨークフィラデルフィアの3都市でアメリカ東海岸ツアーを敢行[10]ピッツバーグでアニメコンベンション『TEKKOSHOCON』に出演後、ツアーファイナルの3月25日、Hard Rock CAFE PITTSBURGHで日本人バンドとして初ライヴを行った[10]。5月23日にメジャー1stアルバム『VIRGIN』をリリース[10]

2014年9月24日、メジャー2ndアルバム『WORLD MAKER』をリリース[2][5]

ディスコグラフィ

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インディーズ

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デモテープ・MD

# 発売日 タイトル 規格 収録曲
1st 2005年2月2日 灰ノ雪 デモテープ
2nd 2005年7月1日 黒霧 MD

シングル

# 発売日 タイトル 規格 品番 収録曲 備考
1st 2005年8月28日 ambivalence CD PRSM-0007 限定1000枚リリース。
2nd 2006年2月15日 funeral bouquet CD exis-002
2007年1月10日 SECD-1144 リニューアルジャケット仕様の2ndプレス盤。
3rd 2006年7月17日 riot CD EXFC-1014
4th 2007年7月18日 liquid CD SECD-1149
5th 2010年6月2日 KNIFE CD MOCD-1903
6th 2013年7月3日 ダイアモンド 初回限定盤:CD+DVD MOCD-1905/A TOWER RECORDS限定発売。インディーズチャート初登場9位。
通常盤:CD MOCD-1905/B

ミニアルバム

# 発売日 タイトル 規格 品番 収録曲 備考
1st 2006年12月13日 Annunciation -the heretic elegy- 初回限定盤:CD+DVD SECD-1140
2007年1月10日 通常盤:CD
2nd 2007年7月18日 Demented Show20070715 Atype:CD SECD-1151A 2007年7月15日行われたワンマンライブの音源を収録したライブCD。DVDにも同日のライブ映像が収録されている。ライブ会場物販&Sequence Records通販限定盤(Atype)と全国流通盤(Btype)の2形態で、限定1000枚リリース。
2007年10月31日 Btype:CD+DVD SECD-1151B
SEDV-020
3rd 2009年4月22日 VANGUARD -of the muses- CD MOCD-1901
4th 2009年10月21日 Ambivalent Symphony CD+DVD MOCD-1902

アルバム

# 発売日 タイトル 規格 品番 収録曲
BEST 2008年11月19日 Recreation eve CD SECD-1168
1st 2010年11月3日 TWIN GATE CD MOCD-1904

参加オムニバス

  1. Drive Up!! vol.1(2005年4月15日
  2. SUMMIT 03(2006年11月29日
  3. Deviant's Struggle(2007年5月5日
  4. Seduction#1(2007年12月26日
  5. SUMMIT 04(2008年1月30日
  6. SUMMIT 05(2008年12月10日
  7. Shock Edge 2009(2009年10月14日
  8. NEO VOLTAGE(2010年5月26日

メジャー

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シングル

# 発売日 タイトル 規格 品番 収録曲 最高位 備考
1st 2014年5月14日 ダイアモンド 初回限定盤:CD+DVD MOCD-1905/A 101位 2013年7月3日TOWER RECORDS限定で発売された作品の全国流通盤。
通常盤:CD MOCD-1905/B
2nd 2014年5月14日 スパイラル大作戦 CD MOCD-1906 127位
2015年4月19日 TWIN WINGS CD MOCD-1908 - ライブ会場限定盤。
2015年7月19日 Shout Out CD MOCD-1909 - ライブ会場限定盤。

ミニアルバム

# 発売日 タイトル 規格 品番 収録曲 最高位
1st 2011年6月15日 TRUE 初回限定盤:CD+DVD
通常盤:CD
TKCA-73640
TKCA-73644
122位
2nd 2011年10月19日 THE LAST DAYBREAK 初回限定盤:CD+DVD
通常盤:CD
TKCA-73699
TKCA-73703
124位
3rd 2016年3月16日 THIS IS NOW 通常盤:CD
ワン野口CD!限定トライアル盤:CD
MOCD-1910/A
MOCD-1910/B
127位
4th 2016年11月16日 ROYAL STRAIGHT MAGIC CD MOCD-1911 150位

アルバム

# 発売日 タイトル 規格 品番 収録曲 最高位
1st 2012年5月23日 VIRGIN 初回限定盤:CD+DVD
通常盤:CD
TKCA-73756
TKCA-73760
84位
2nd 2014年9月24日 WORLD MAKER 初回限定盤:CD+DVD
通常盤:CD
MOCD-1907/A
MOCD-1907/B
198位

DVD

# 発売日 タイトル 規格 品番 収録内容
1st 2012年11月28日 ONE MAN SHOW -Just Like a Virgin- 2012.6.23 Shibuya O-WEST DVD MODD-1901

ラジオ

[編集]

脚注

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  1. ^ a b c d 全員女性の異色V系バンド・exist†trace、初夏にメジャーデビュー”. ORICON STYLE (2011年1月10日). 2015年10月5日閲覧。
  2. ^ a b exist✝trace「リアル」と「マジカル」の臨界点。渾身の2nd『WORLD MAKER』を語る!”. RO69 (2014年9月24日). 2015年10月5日閲覧。
  3. ^ a b 男前な女性V系バンド、exist†traceが“女子としての夢”を語った”. BARKS (2011年6月23日). 2015年10月5日閲覧。
  4. ^ a b 9年前exist†traceに乙魅(おみ)が加入(3月14日)”. Guitar Radar (2013年3月14日). 2015年10月5日閲覧。
  5. ^ a b exist†trace - INTERVIEW”. 激ロック (2014年9月19日). 2015年10月5日閲覧。
  6. ^ 【ライブレポート】exist†trace、2013年イグの日はプレミアムなドレスアップ・バージョン”. BARKS (2013年1月24日). 2015年10月5日閲覧。
  7. ^ miko (2012年6月15日). “9年”. exist†trace mikoオフィシャルブログ「Face the Music」. 2015年10月5日閲覧。
  8. ^ a b 男前な女だらけのV系、exist†traceがアメリカ進出”. BARKS (2010年11月5日). 2015年10月5日閲覧。
  9. ^ 女だらけのヴィジュアル系、exist†traceが全米デビュー決定”. BARKS (2011年6月15日). 2015年10月5日閲覧。
  10. ^ a b c ヴィジュアル界にもなでしこ旋風、exist†traceがHard Rock CAFE PITTSBURGHで日本人初ライヴ”. BARKS (2012年3月27日). 2015年10月5日閲覧。

外部リンク

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