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F-1 SENSATION

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
F-1 SENSATION
ジャンル レースゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 コナミ開発三部
発売元 日本の旗 コナミ
欧州連合の旗 Palcom英語版
ディレクター 近藤隆司
プログラマー 柴田裕治
音楽 冨田朋也
中馬淳
美術 矢内一則
人数 1人
メディア 2メガビットロムカセット
発売日 日本の旗 1993年1月29日
欧州連合の旗 1993年
その他 型式
日本の旗 KDS-FE
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F-1 SENSATION』(エフワン センセーション)は、コナミ1993年1月29日に発売したファミリーコンピュータ(ファミコン)用レースゲームである。コナミがファミコン向けにリリースした、最後のオリジナル作品である(本作品の後にディスクシステム版からの移植作品3作がリリースされている)。

概要

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当時F1の競技者団体だったFOCA (Formula One Constructors Association) 及び、日本国内でのF1関連の諸権利を保有していたフジテレビとライセンス契約を結び、発売の前年である1992年当時のF1ドライバーやチーム名、サーキット名などが実名で登場する。但し今作では、多くのF1レースゲームのように実在のドライバーを操るのではなく、プレイヤーはあくまでプレイヤー本人であり、彼らの中から最大12人を相手に戦うことになる。ライバルドライバーは自分で選択でき、誰を選ぶかによって難易度が変化する。

マシンはマクラーレンフェラーリウィリアムズベネトンの4種類から選ぶことができるが、カラーリングはある程度自分好みに変更することが出来る。

ファミコン末期の発売タイトルということも有り、供給本数はそれほど多くない。

ゲーム内容

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  • FREE RUN
好きなサーキットを選んで練習できる。
  • GRAND PRIX
新人ドライバーとなって、F1グランプリ全16戦を戦い抜き優勝を目指す。コンティニューはパスワードで行われるが、電源を切らない限り本体メモリ内にデータを保持できる機能がある。

スタッフ

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  • チーフ・ディレクター:近藤隆司
  • リード・プログラマー:柴田裕治
  • キャラクター・デザイナー:矢内一則
  • サウンド・デザイナー:冨田朋也、中馬淳
  • ビジュアル・デザイナー:難波和宏、深沢由美子、かみやきょうこ
  • スーパーバイザー:樹下國昭
  • スペシャル・サンクス:おおたにまさのり、ひかわたかひこ、きたおたけし

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通22/40点[1]
ファミリーコンピュータMagazine21.1/30点[2]
Total!2.75/6点[3]
ハード末期に発売された名作ゲーム集肯定的[4]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計22点(満40点)[1]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り21.1点(満30点)となっている[2]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.1 3.5 3.7 3.7 3.8 3.5 21.1

ゲームムック『ハード末期に発売された名作ゲーム集』では「全体的にグラフィックやBGMのクオリティが高い点も評価されている。正統派レーシング・ゲームであるため派手さは少ないものの、臨場感は十分な出来栄えだ」と評されている[4]

脚注

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  1. ^ a b F-1 センセーション まとめ [ファミコン] / ファミ通.com”. KADOKAWA CORPORATION. 2017年8月12日閲覧。
  2. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、25頁、雑誌26556-4/15。 
  3. ^ Formula 1 Sensation for NES (1993) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年8月12日閲覧。
  4. ^ a b 『ハード末期に発売された名作ゲーム集』、マイウェイ出版、2021年8月15日、23頁。 

外部リンク

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