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テクノネット大阪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FCグラスポkashiwaraから転送)
テクノネット大阪
原語表記 テクノネット大阪
呼称 テクノネット大阪
愛称 テクノネット
クラブカラー  
  オレンジ
創設年 1997年
所属リーグ 大阪府社会人サッカーリーグ
所属ディビジョン 2部
ホームタウン 大阪府大阪市
代表者 日本の旗 渡邊勲
監督 日本の旗 籔内正浩
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

テクノネット大阪(テクノネットおおさか、Technonet OSAKA)は、大阪府大阪市にあるサッカークラブチームである。

概要

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1997年に、大阪市のジュニアサッカークラブ「FC鴫野」のトップチームとしてテクノネット大阪FCを結成、JFLを目指す。クラブ名はオフィシャルスポンサーの有限会社セントラル・テクノネットから。

2002年から2004年にかけて大阪府社会人サッカーリーグ1部で3連覇し、2004年の関西府県サッカーリーグ決勝大会予選リーグを1位通過。翌年から創設された関西サッカーリーグ2部への昇格を果たす。

2006年シーズン開幕前、翌2007年からホームタウンを移転し東大阪市を中心にJリーグ入りを目指してFCディスポルト大阪へ改称すると発表。近鉄花園ラグビー場(現・東大阪市花園ラグビー場)での活動を目指したものの、自治体の協力を得られずこれを撤回[注釈 1]。この年は関西リーグ2部で優勝を果たし1部昇格を決めるものの、同年11月に新たにホームタウンを柏原市へ移してFCグラスポkashiwaraへ改称[注釈 2]柏原市など大阪東部を拠点として再びJリーグ入りを目指すとした。改称初年度の2007年は関西リーグ1部で1勝もできず1年で2部降格となる。

2009年、今度は堺市へホームタウンを移転してFC堺へ改称、「NPO法人堺スポーツクラブ」を設立して総合型スポーツクラブを目指す。堺市は政令指定都市に移行(大阪府で2番目)し、またサッカーナショナルトレーニングセンターの建設が進むなどスポーツに力を入れたいと考えており、クラブと利害が一致したことによるものだった。ところが同年12月21日、4回目のホームタウンの移転とクラブ名改称を発表する。今度はクラブ創設の地である大阪市に移転、テクノネット大阪として再出発することを発表した[注釈 3]。なおNPO法人堺スポーツクラブは存続し、スポーツイベントなどを行うNPO法人として今日まで活動を行っている。

2010年には関西リーグ2部で最下位となり、大阪府リーグ1部に降格。以来、大阪府リーグで活動している。

戦績

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リーグ戦

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年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 監督 クラブ名
2002 大阪府1部Bブロック 2位 14 7 4 2 1 19 9 10 テクノネット大阪FC
2003 大阪府1部 優勝 34 14 11 1 2 38 17 21
2004 優勝 18 7 6 0 1 20 5 15
2005 関西2部 4位 26 14 8 2 4 35 23 12 渡邊勲
2006 優勝 35 14 11 2 1 30 13 17 FCディスポルト大阪→FCグラスポkashiwara[注釈 4]
2007 関西1部 8位 2 14 0 2 12 12 44 -32 FCグラスポkashiwara
2008 関西2部 5位 21 14 7 0 7 31 28 3
2009 4位 23 14 6 5 3 27 18 9 浅岡朝泰 FC堺
2010 8位 8 14 2 2 10 16 38 -22 米田俊二 テクノネット大阪
2011 大阪府1部 4位 27 15 8 3 4 36 28 8
2012 3位 30 15 9 3 3 40 23 17
2013 7位 24 15 7 3 5 43 31 12
2014 8位 22 15 7 1 7 43 39 27
2015 6位 31 15 10 1 4 43 28 15
2016 2位 29 15 9 2 4 37 28 9
2017 3位 33 15 11 0 4 47 24 23
2018 9位 20 15 6 7 2 23 28 -5
2019 7位 24 15 7 3 5 27 31 -4
2020 14位 12 15 3 3 9 18 35 -17
2021 大阪府2部Bブロック 6位 13 9 4 1 4 18 19 -1 籔内正浩
2022 大阪府2部Cブロック 2位 18 9 6 0 3 16 13 3
2023 大阪府2部Bブロック 2位 19 9 6 1 2 19 11 8

タイトル

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リーグ戦

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ユニフォーム

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ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st) 水色 水色
FP(2nd) オレンジ
GK(1st)
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

クラブカラー

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  •   青、  オレンジ

ユニフォームスポンサー

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掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
ワタナベコーヒー Watanabe coffee 2013年 -
鎖骨 なし - -
背中上部 柔之道整骨院 柔之道整骨院
背中下部 なし - -
なし - -
パンツ なし - -

ユニフォームサプライヤー

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歴代ユニフォームスポンサー年表

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年度 鎖骨 背中上部 背中下部 パンツ サプライヤー
2013 Watanabe coffee - 柔之道整骨院 - - CTN
CENTRAL TECHNONET(上)
かちむしはり・きゅう整骨院(下)
GAViC
2014
2015
2016 ElesAs
2017
2018 - LeeaD
2019

関連項目

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注釈

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  1. ^ その後、東大阪市残留組が新たにFCディスポルト大阪を創設、後に東大阪市のアンダー世代対象のサッカークラブ「FCB2」と合併、2011年FCB2ディスポルト大阪に改称してJリーグ入りを目指している。
  2. ^ 「グラスポ」とは、柏原市の名産品「河内ぶどう」から、同市と姉妹都市提携を結んでいるイタリアグロッセートの常用語イタリア語で「ブドウの房」を意味する「グラスポ(graspo)」に由来し、1つのぶどうの「粒」が集約してぶどうの「房」となる様を、サッカー選手一人一人が力を合わせてチームを形成する様に見立て、「結束力」を表現している。また、英語で「剣闘士」を意味する「グラディエーター(gladiator)」と「スポーツ(sports)」を掛け合わせ「スポーツを制し闘う者」という意味を込めた造語でもある(所謂、ダブル・ミーニング[1]
  3. ^ 「テクノネット」とは「テクニック(technic)」と「ネット(net)」を組み合わせた造語で、様々なテクニック(技術)いわば個性を集約するネット(網)、即ち「集団組織」を意味する造語[2]
  4. ^ この年は「テクノネット大阪FC」としてリーグに参戦した。

脚注

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  1. ^ チームプロフィール”. FCグラスポkasiwara. 2010年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月11日閲覧。
  2. ^ TEAM”. テクノネット大阪. 2010年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月11日閲覧。

外部リンク

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