FINA水球ワールドリーグ
表示
FINA水球ワールドリーグは、水球の国別対抗戦。水球をさらに人気を高めようと国際水泳連盟が2002年から開催されていた。なお、女子は2004年から開催されていた。水球界ではオリンピック・世界水泳とともに3大大会[1](ワールドカップと合わせて4大大会と呼ぶこともある)に数えられるが、ワールドリーグは毎年開催されていた。2022年を最後にワールドカップに統合された[2]。
大会方式
[編集]予選は、欧州予選と欧州以外の国同士で行われるインターコンチネンタルラウンドを行い、欧州は各組上位4チーム、欧州以外は4チームがスーパーファイナルに進出。スーパーファイナルではまず、2グループに分かれて1回戦総当りで行う。その成績によって準々決勝の組み合わせが決まる。準々決勝以降はノックアウト方式で行われる。また、準々決勝で敗れた4チームも、ノックアウト方式で5位を決定する。3位決定戦、7位決定戦もあることから、最終的には1位から8位まで順位がつく。優勝チームには賞金100000ドルが贈られる。
歴代結果
[編集]- 男子
年 | 金 | 銀 | 銅 |
---|---|---|---|
2002 パトラ | ロシア | スペイン | ハンガリー |
2003 ニューヨーク | ハンガリー | イタリア | アメリカ合衆国 |
2004 ロングビーチ | ハンガリー | セルビア・モンテネグロ | ギリシャ |
2005 ベオグラード | セルビア・モンテネグロ | ハンガリー | ドイツ |
2006 アテネ | セルビア・モンテネグロ | スペイン | ギリシャ |
2007 ベルリン | セルビア | スペイン | オーストラリア |
2008 ジェノヴァ | セルビア | アメリカ合衆国 | オーストラリア |
2009 ポドゴリツァ | モンテネグロ | クロアチア | セルビア |
2010 ニシュ | セルビア | モンテネグロ | クロアチア |
2011 フィレンツェ | セルビア | イタリア | クロアチア |
2012 アルマトイ | クロアチア | スペイン | イタリア |
2013 チェリャビンスク | セルビア | ハンガリー | モンテネグロ |
2014 ドバイ | セルビア | ハンガリー | モンテネグロ |
2015 ベルガモ | セルビア | クロアチア | ブラジル |
2016 恵州市 | セルビア | アメリカ合衆国 | ギリシャ |
2017 ルザ | セルビア | イタリア | クロアチア |
2018 ブダペスト | モンテネグロ | ハンガリー | スペイン |
2019 ベオグラード | セルビア | クロアチア | オーストラリア |
2021 ジョージア | モンテネグロ | アメリカ合衆国 | ギリシャ |
2022 ストラスブール | イタリア | アメリカ合衆国 | スペイン |
- 女子
年 | 金 | 銀 | 銅 |
---|---|---|---|
2004 ロングビーチ | アメリカ合衆国 | ハンガリー | イタリア |
2005 キリシ | ギリシャ | ロシア | オーストラリア |
2006 コゼンツァ | アメリカ合衆国 | イタリア | ロシア |
2007 モントリオール | アメリカ合衆国 | オーストラリア | ギリシャ |
2008 サント・クルス | ロシア | アメリカ合衆国 | オーストラリア |
2009 キリシ | アメリカ合衆国 | カナダ | オーストラリア |
2010 ラホヤ | アメリカ合衆国 | オーストラリア | ギリシャ |
2011 天津市 | アメリカ合衆国 | イタリア | オーストラリア |
2012 常熟市 | アメリカ合衆国 | オーストラリア | ギリシャ |
2013 北京市 | 中華人民共和国 | ロシア | アメリカ合衆国 |
2014 崑山市 | アメリカ合衆国 | イタリア | オーストラリア |
2015 上海市 | アメリカ合衆国 | オーストラリア | オランダ |
2016 上海市 | アメリカ合衆国 | スペイン | オーストラリア |
2017 崑山市 | アメリカ合衆国 | カナダ | ロシア |
2018 上海市 | アメリカ合衆国 | オランダ | ロシア |
2019 ブダペスト | アメリカ合衆国 | イタリア | ロシア |
2021 アテネ | アメリカ合衆国 | ハンガリー | ロシア |
2022 サンタ・クルス・デ・テネリフェ | スペイン | ハンガリー | アメリカ合衆国 |
脚注
[編集]- ^ “2011水球ワール ドリーグ アジア・オセアニア予選レポート”. 2017年3月2日閲覧。
- ^ FINA Water Polo World League 2012 Edition – Programme, published 27 February 2012; retrieved 20123 March 2012.