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GLP 舞洲 II

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GLP 舞洲 II 放火事件から転送)

GLP 舞洲 IIは、大阪市此花区舞洲)に存在していた大型物流施設である。旧称はプロロジスパーク舞洲2(プロロジスパークまいしまツー)。

概要

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ロジスティード株式会社に賃貸されており、ロジスティード西日本の舞洲営業所となっている。

プロロジスによりBTS型施設(ビルド・トゥ・スーツ型、特定顧客向け)のプロロジスパーク舞洲2として建設された。その後、GLPの傘下となり、名称はGLP 舞洲 IIになっている。

所有者(信託受託者)は舞洲2ロジスティック特定目的会社だったが、GLP投資法人が2013年1月4日に8,970百万円で取得している[1]

放火事件とそれによる閉鎖・再開発

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2021年11月29日、日立物流(現・ロジスティード)西日本舞洲営業所に勤務していた派遣社員の当時19歳の男が施設の1階にあった段ボールパレットに火をつけ、火災に発展した。発生から5日経った12月4日に鎮火し、大阪市消防局によると倉庫の7割程度に相当する約38,700m2が焼損した[2]。その後の施工会社による調査で、仮に修繕工事を施しても現状の建物を継続して使うことができないと判明したため、施設を運営していたGLPジャパン・アドバイザーズは当施設を解体し、その跡地で再開発を行うことを検討している[3]

男は2022年1月15日に現住建造物等放火の疑いで逮捕され[2]、同年11月14日、大阪地方裁判所にて懲役12年の判決を言い渡された[4]

GLP投資法人は、再開発を進めることとし、2023年(令和5年)11月に解体完了予定である[5][6][7]

諸元

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脚注

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  1. ^ 資産の取得完了に関するお知らせ GLP投資法人 2013年1月4日
  2. ^ a b 大阪・舞洲の倉庫火災、19歳男を放火容疑で逮捕”. LOGI-BIZ online (2022年1月15日). 2023年2月11日閲覧。
  3. ^ JリートのGLP、大阪・舞洲で火災発生の物流施設解体後跡地に再開発を検討”. LOGI-BIZ online (2022年4月13日). 2023年2月11日閲覧。
  4. ^ 被害200億円超「類見ぬほど多額」 日立物流倉庫放火、20歳男に懲役12年判決”. 産経新聞 (2022年11月14日). 2023年2月18日閲覧。
  5. ^ 2022年2月期(第20期)決算説明資料 GLP投資法人 2022年4月13日
  6. ^ 2022年8月期(第21期)決算説明資料 GLP投資法人 2022年11月16日
  7. ^ 2023年2月期(第22期)決算説明資料 GLP投資法人 2023年4月14日

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯34度40分4.4秒 東経135度24分0.4秒 / 北緯34.667889度 東経135.400111度 / 34.667889; 135.400111