Garten of banban

Garten of Banban
ジャンル	アドベンチャー、パズル
対応機種	Nintendo Switch; PlayStation 5; Android; PlayStation 4; Xbox One; Xbox Series X/S; Microsoft Windows; iOS;
開発元	Euphoric Brothers
販売元	Euphoric Brothers、Feardemic
シリーズ	Garten of Banban
人数	1人
発売日	Windows版のみ記載チャプター0 現在開発中; チャプター1 2023年1月6日; チャプター2 2023年3月3日; チャプター3 2023年5月5日; チャプター5 現在開発中; チャプター6 2023年12月20日; チャプター7 2024年5月10日; チャプター8 現在開発中;
対応言語	英語日本語
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『Garten of banban』（ガーテンオブバンバン）は、Euphoric Brothersから発売されたホラーゲームシリーズ。

2024年 12月現在、チャプター1〜4、6〜7がリリースされている（チャプター5は2024年12月現在開発中）。

ゲーム性や設定が『Poppy Playtime』に似ており、何らかの影響を受けていると推測される。

ストーリー

Explore the most obscure levels of Banban's Kindergarten.

Survive the new deceives and mysteries that await you.

Uncover the truth behind the place, and find the whereabouts of your missing child…

Banban の幼稚園の最重要機密の階層を探索してください。

待ち受ける新たな欺瞞と、謎から生き延びてください。

そこの背後にある真実を明らかにし、行方不明の子供の居場所を見つけてください...

この幼稚園で行方不明になった子どもの親が、子供の居場所を探しに幼稚園を探索するというストーリーである。

主要キャラクター^[1]

バンバン（Banban）

チャプター1から登場。研究レポートでは「ケース6」と呼ばれる。全身が赤色で、性別は男性。背が高く、人型。頭の2本の角にパーティーハットを被っている。歯はなく、常に舌を出している。他のキャラクターと同様に、背中に縫い目のような跡がある。バンバンの幼稚園のメインマスコットであり、シリーズの大半を通してプレイヤーの味方。

表情が乏しく、自らのアイデンティティについての妄想と、攻撃的な本能を制御するのに苦労しており、特にプレイヤーの周りでは用心深く、非常に単調な話し方をする。

実際に登場するのはチャプター2からであり、最初、セキュリティルームに閉じ込められた被害者を装ってプレイヤーに指示を出した後、プレイヤーを騙して殴り意識を失わせ、カードキーをすべて奪う。医療セクターに連れて行った後、アセンブリールームのガラスの向こうに現れ、そこで「プレイヤー」を助け、行方不明の子供たちを探していることを明かす。

自身を、ゲノムドナーの提供者であるウスマン・アダム博士だと思い込んでいる。

身体・精神ともに不安定であり、理性を失うこともある。理性を失うと、目が白くなり、鋭い牙が生え、邪悪な悪魔のような姿に変貌する。この姿のバンバンは、膵臓を渇望するモンスターであり、1 マイル離れたところから膵臓の匂いを嗅ぎ分けることも可能。人間の言葉を話す能力があるにもかかわらず、残酷で、狂気的で、野蛮である。

キャッチフレーズは「分かち合いは思いやり！あなたの膵臓は俺のもの！」だったが、途中で「分かち合いは思いやり！お前のものは俺のもの！（Sharing is caring! What’s yours is mine!）」に変化する。

バンバリーナ（Banbaleena）

幼稚園の先生。研究レポートでは「ケース7」と呼ばれる。性別は女性。頭の上に猫の耳のような角が生えている白い人型の生物。左の角には、ピンクのリボンがつけられている。ピンク色の目と、化粧で作られた、ピンク色の唇をもつ。ジャンプスケアの際には目が深紅に変わり、メイクが顔に流れ落ち、泣いている人のように見える。ダダドゥ卿の支配時には、肌が真っ黒になり、目とリボンは紫色に輝き、メイクも消える。

バスケットボールやボウリングのピン、傷ついたじょうろなどを生徒と思い込んでいる。クイズやテストを出題し、主人公が正答できないと襲いかかってくるが、オピラバードから助けてくれるなど、友好的な一面もある。また彼女がゲーム中で記した「∫☺ = ∞」という方程式は、プレイヤーの間で「笑顔は無限の幸福に等しい」ということを意味するのでは？と推測されている。

一見、生徒によく教えるために一生懸命に努力する熱心な教師のように見えるが、病的な性格と誇大妄想も持っている。短気で、生徒が行儀が悪いとすぐに暴力に訴える。これは教室内では特に顕著で、生徒が質問に間違った答えをしたり、勝手に教室を去ろうとしたりすると、その生徒に襲いかかる。脅迫的で支配的な態度にもかかわらず、バンバリーナは自分が教師であると完全に信じており、この役割をうまく果たせるかどうか非常に不安がっている。

元気で明るい口調で話すことが多く、他人と話すときは礼儀正しくしようとするが、彼女のルールや行動に逆らう人には敵対的になる。チャプター4でシェリフ・トードスターに逮捕されている。トードスターアーカイブの彼女の説明によると、トードスターが彼女に立ち向かうとすぐに攻撃的になり、生徒の 1 人を探さなければならないと主張した。王国の診療所の部屋内では、彼女を落ち着かせるために周囲に 3 本のボウリングのピンが置かれている。

バンバンと同じように、自身をゲノム提供者であるウェバリー・メイソンだと思い込んでいる。

キャッチフレーズは、「優しさはタダだから、どこにでも振り撒きましょう！（Kindness is free, so sprinkle it everywhere!）」。

オピラ・バード（Opila Bird）

チャプター1から登場するピンク色の鳥で、性別は女性。タルタ・バードという番の鳥がおり、6匹の小鳥（オピラ・チックス）達を持つ母親。縄張り意識が非常に強く、子供を守るためにプレイヤーを攻撃してくる。チャプター1において、プレイヤーによってボール・ピット中に転落し、右目と顔に傷ができた。

キャッチフレーズは、「笑いは一番の薬だから、笑顔でいよう！（Laughter is the best medicine, so be sure to SMILE!）」

ジャンボ・ジョシュ（Jumbo Josh）

チャプター1から登場する、緑色の巨大なモンスター。膨らんだ頭と短い足を持ち、常に笑顔。性別は男性。2本の腕は太く膨らみ、バンバンとは違い、多くの歯が描かれている。シェリフ・トードスターやシリンジョンたちからは、「緑のゴリラ（Green Gorilla）」と呼ばれることもある。また、左腕には血痕があり、子供の血だと考えられているが、その理由は作中では明確にされていない。

チャプター1の最後には、エレベーターにしがみついてその体重で破壊した。力が非常に強く、ゲーム内で現状最も強いモンスターであり、ダダドゥ卿やその軍団を1人でなぎ倒すこともできる。攻撃的だが知能は低く、チャプター4で野菜におびき寄せられてシェリフ・トードスターの罠にかかり、逮捕されている。

「ジャンボウォッチルーム」という自分のエリアを持ち、定期的に現れて中の物を監視している。少しでも変化がある（ドアが開いたままになっている、ブロックが正しい位置にない、またはドローンが発見された場合。また、ホワイトボードにバンバリーナの方程式を見つけた場合も攻撃する。）と、プレイヤーに襲いかかる。後に、バンバンとスティンガーフリンと戦うが、勝利する。

また、チャプター6以外のすべてのチャプターに登場し、登場している時間は作中2番目に長い（1番はオピラ・バード）。

チャプター7の終盤では、ダダドゥ卿といたずらっ子たちがクイーン・バウンセリアの袋から逃げ出すと、シリンジョンはジャンボ・ジョシュを捕らえて解き放ち、彼らとダダドゥーの支配下にあるマスコットたちと戦わせるというアイデアを思いつく。シリンジョンはジャンボ・ジョシュをダダドゥ卿とその軍団のところに誘い込む。ジャンボ・ジョシュは軍団を一瞬で倒し、ダダドゥ卿を倒すが、女王の王笏を食べて破壊し、姿を消す。

野菜と果物が大好物で、キャッチフレーズは「野菜と果物を食べて私のように強くなりましょう！」。

スティンガー・フリン（Stinger Flynn）

チャプター1から登場。1つ目でオレンジ色のクラゲのモンスター。性別は男性。巨大な頭に、6本の伸縮可能な触手を持つ。また、自分のサイズを大きくしたり小さくしたりする能力を有している。触手の先から電撃を飛ばしたり、主人公に夢を見させることもできる。チャプター3の主要な悪役を担う。

キャプテン・フィドルズ（Captain Fiddles）

チャプター1から登場。性別は男性。研究レポートでは「ケース12G」と呼ばれる。胸に目がついており、下顎には2本の鋭い歯がある。主要キャラだが、ゲーム内ではそれほど大きな役割は担っていない。壁画に描かれるキャラクターの内では、最も身長が小さい。

チャプター2まではモンスターとしての姿を現さないが、チャプター3以降には、スティンガー・フリンの夢のシーンにモンスターの姿で現れる。スティンガー・フリンの夢の中では、座った人間の胴体の高さに近い大きさのため、通常の人間と比べてかなり小柄である。

木登りや移動が非常に上手。また、幼児と同程度の知能を有しており、基本的な算数の問題を解くことができ、バランスの取れた幼児の行動を真似することもできる。人語を喋ることはできず、壁には「Ooga Booga!」という鳴き声のようなものが描かれている。

キャプテン・フィドルズの描写は、支配時の姿とほぼ同じような色をしていて、通常時は静脈の描写がないことが唯一の違い。支配を受けている様子は直接描写されない。

スロー・セリーヌ（Slow Seline）

チャプター2から登場。普段はとてもゆっくりとした動きだが、動く人間を発見すると、異常な速度で襲いかかる。チャプター4で、シェリフ・トードスターに逮捕されており、「王国の正門付近で逮捕され、それ以来ずっと殻に閉じこもったままだ」とアナウンスされている。

キャッチフレーズは「私は遅いかもしれませんが、困っている人がいたらすぐに助けます！（I may be slow, but I am quick to help anyone in need!）」。

ナブナブ（Nabnab）

チャプター2から登場。性別は男性。目が3つ、足が4本ある青いクモ型のキャラクターで、壁や天井を歩くことができる。他キャラクターたちからは「いたずら者」と呼ばれ、あまり良好な関係とは言えない。タイトル画面の壁画でも一人だけ左端に描かれるなど、孤独なキャラクターだが、チャプター3ではナブナリーナが現れ、一緒に帰ってゆく。普段は非常に攻撃的だが、スパイダーは自分と似ている存在には同情的。

また、バンバンと対照的なキャラクターとして描かれている。（ナブナブのスペル（Nabnab）はバンバン（Banban）を逆から綴ったもので、色もナブナブは青でバンバンは赤、パーティーハットがナブナブは白黒でバンバンはカラフル、ナブナブは孤独だがバンバンは友達が多い、変異時の目がナブナブは黒でバンバンは白など）唯一の共通点は、ふたりとも常に舌を外に出している点。

チャプター4ではバンバンと接戦を繰り広げるが、バンバンが倒れた後にナブナブの背中には他のキャラクターにはある縫い目がないことが確認されている。

ダダドゥー卿に支配されなかった数少ないモンスターの 1 体である。

キャッチフレーズは「僕みたいに友達がいなくて惨めでも大丈夫！（It’s okay to have no friends and be miserable like me!）」。

ナブナリーナ（Nabnaleena）

チャプター3から登場。ナブナブに似たつがいのようなキャラクターで、性別は女性。頭の左側にリボンをつけている。ナブナ部と同様にバンバリーナと対照的に描かれ、色は黒で、リボンは緑色（バンバリーナは色が白で、リボンはピンク色）である。

キャッチフレーズは「誰にでもぴったりの人がいる、探せばいいだけ！（There’s a right somebody for everybody, You just need to look!）」

シェリフ・トードスター（Sheriff Toadster）

チャプター2では壁の絵だけに現れ、チャプター3から本格的に登場する。性別は男性。クイーン・バウンセリアに使える保安官。

色は茶色がかった灰色で、左胸には黄色の星がついており、また頭には小さな帽子をかぶっている。

名前の「シェリフ」は「保安官」という意味で、また「トード」には「ヒキガエル」という意味もある。

チャプター4のサムネイルにはこのシェリフ・トードスターが使われている。

クイーン・バウンセリア（Queen Bouncelia）

チャプター3から登場するが、本格的に登場するのはチャプター4以降。巨大な体を持ち、「王国」と呼ばれる場所の玉座に座っている。

クイーン（女王）という通り、壁画では王冠を被り手には王笏のようなものを持っている。また、カンガルー型なので、腹部には育児嚢のようなものがある。腹部の袋の中にはダダドゥ卿やその配下を封じ込めているようで、女王が笑うことによって解き放たれるようだ。

チャプター4で入手できるビデオテープに、バウンセリアの元にビターギグルとシェリフ・トードスターがひざまずいている映像が記録されている。

タマタキ・チャマタキ（Tamataki and Chamataki）

チャプター3から登場。1つの体に2つの頭がついており、それぞれの頭にヘルメットをかぶっている。安全を促す役割を持つキャラクターだったのかもしれない。

向かって左側が亀のタマタキで、右側がカメレオンのチャマタキ。体は亀の甲羅とカメレオンの尻尾でできている。

チャプター3の戦闘時には、タマタキは大きな球を吐き出し、チャマタキはカメレオンの長い舌を伸ばして攻撃してくる。大きな体を持っているが、ロケット花火を数回食べさせると倒れ、暗闇へと落下する。チャプター4の序盤では、廊下でプレイヤーを追いかけてくる。

タマタキのキャッチフレーズは、「僕たちはどこへ行くにも家を持ち歩く！それだけの価値があるよ！（We carry our home wherever we go! It’s turtley worth it!）」。

チャマタキのキャッチフレーズは、「安全の実践が命を救う！どこでも安全を実践しよう！（Practicing safety saves lives! Practice safety everywhere!）」。

ビターギグル（Bittergiggle）

チャプター4で本格的に登場。研究レポートでは「ケース17」と呼ばれる。左半身は紫色で波型・しかめっ面で足だけが緑色、目の周りは尖った緑色。右半身は緑色・滑らかで笑みを浮かべていて、足は紫色、目の周りは丸い紫色。キティサウルスは彼のペット。シェリフ・トードスターとは親友であり、彼とともにクイーン・バウンセリアに使えていた。道化師としての役割を持っていて、シェリフ・トードスターも彼を「道化師」と呼んでいる。チャプター4の主な敵役。

チャプター4が正式に公開されるまではファンの間で「ジェスター（Jester）」と呼ばれていた。

元気な冗談好きで、常に自分のジョークで誰かを楽しませることを考えていて、そのために時々失敗を犯すこともある。孤独から正気を失って、ジョークを言う目的を果たせなくなったときはその傾向が特に多い。元気いっぱいの性格だが、、穏やかで思慮深い一面もある。

ダダドゥ卿に支配されたときの姿は、身体は濃い灰色で、紫色の静脈、目、歯があるが、頭が半分に分かれており、その間が鋭い歯と大きな舌を持つ巨大な口になっている。口はより大きく誇張されており、縁は粗く引き伸ばされている。凹凸のある側面は、より静脈が浮き出て誇張された外観になっている。反対側は滑らかだが、膨らんでいて、小さな静脈が見られる。チャプター7で主人公に襲いかかるが、シェリフ・トードスターの反撃に合い、彼の星の保安官バッジが胸に刺さって力尽きる。

右手は蛇のように見え、彼はそれを使ってプレイヤーを騙し、攻撃する。彼と色違いの実験道化師たち、つまり彼の別バージョンが存在し、ビターギグルは独白の中で彼らを「家族」と呼んでいる。タマタキ・チャマタキに続く、2人目の非対称キャラクター。

キャッチフレーズは、「笑顔ほど大切なものはないよ！どこを歩いていても冗談を言おう！（Nothing is as precious as smiles! Tell a joke wherever you walk!）」

キティサウルス（Kittysaurus）

チャプター4で登場。ビターギグルの忠実なペットで、意外にも女性。一見柴犬や狐のような見た目に見えるが、原型は猫とティラノサウルス。空っぽの白い目と鋭い歯を持つ。毛皮は茶色とオレンジ色で、足、口、爪などは白。

チャプター4ではプレイヤーを追いかけ、突進してくるが、非常に知能が低いようで、壁に頭をぶつけて意識を失う。またチャプター4の最後では、ジバニウムの樽に落ちて突然変異したオピラ・チックスに攻撃を受ける。

壁には「友達に向かってニャー！敵に向かって吠えろ！」と書かれている。

チャプター6では、ダダドゥ卿に支配を受け、バンバンと戦う。

チャプター7では、捕まってシティンジョンで眠っている。終盤では、ダダドゥ卿たちとともにジャンボ・ジョシュと戦闘になる。真っ先にジャンボ・ジョシュのパンチを受けて倒れるが、起き上がり手に噛みつく。しかし、ジャンボ・ジョシュはキティサウルスを気絶するまで殴った後、キティサウルスの口を掴んで、口が折れるまで引っ張り、キティサウルスは倒される。

彼女との戦闘と、タマタキ・チャマタキとの戦闘シーンの両方で、「ジュラシック・ニャー」という曲がかかっている。

ダダドゥ卿（Sir Dadadoo）

チャプター6から登場。男性。紫のネクタイをし、鋭い8本の牙をもち、目や足がない暗い灰色のヒルのモンスター。紫の手袋をしている。クイーン・バウンセリアの袋の中に閉じ込められており、ビターギグルの冗談でクイーンが笑ったことで袋から解き放たれた。いたずらっ子達を従えており、プレイヤーたちから女王の王笏を奪い取る。キャラクターたちの意識を乗っ取り、支配する力を持っている。

バウンセリアの袋に閉じ込められる前は王国に住んでいたようで、反乱の時は王国側にいた。計画が失敗した後も、彼はバウンセリア女王から盗んだ王笏を使って、キャラクターたちの心を堕落させ始めた。最終的に、王国のメンバーは王笏を取り戻し、それを使ってダダドゥー卿を王笏と共にバウンセリア女王の袋に封印することに成功した。

彼は強力で危険な敵であり、強力な軍隊でかつての仲間たちに恐怖を与えることで喜びを得ようとしている。彼は狡猾で冷酷で、征服のために他者を殺すこともいとわない。

チャプター6で像を動かすパズルをクリアすると、建物の屋上に姿を現す。バンバンは、自分は友好的であり、ダダドゥ卿の膵臓を奪うことはないと述べて、ダダドゥー卿をなだめようとするが、ダダドゥ卿はその後、バンバンに突進し、気を失わせる。その後、ビターギグルはプレイヤーを守るためにダダドゥ卿を引き戻す。しかしその後すぐに、ビターギグルは戦いに負けて地面に吹き飛ばされ、意識を失う。

エンディングの王笏の部屋で、ダダドゥ卿が現れ、再びバウンセリア女王の袋に閉じ込められないようにするため、プレイヤー達から王笏を奪い取る。王笏の中心のピースが欠けていたため、彼は不完全な王笏の破片がどこにあるか尋ねるが、バンバンに叱られていたナブナブが、おそらくジバニウムである物質を注射されて巨大化し、変異する。ダダドゥ卿がパンチを繰り出すが、巨大化したナブナブにつかまれ、暗闇に引きずり込まれる。

チャプターの最後に、ダダドゥ卿がナブナリーナ、タマタキ・チャマタキ、キティサウルス、バンバリーナ、オピラ・バード、タルタ・バード、ビターギグルを支配しており、全員の口と目（ナブナリーナとバンバリーナの場合はリボンも）から紫色の輝きを放ち、皮膚はダダドゥ卿自身の色に近い灰色に変わっている。ダダドゥ卿は、「あなたたち2人が彼の軍隊に素晴らしい力を与え、女王ができなかったことを成し遂げることができる」と叫ぶ。バンバンは、プレイヤーが「外科医」を探すことができるように、「自分一人で食い止める」と話し、プレイヤーをエレベーターで逃がす。その後に聞こえるのは、怒号と叫び声の連続だけである。

チャプター7では終盤まで登場せず、計画を止めるよう説得しようとするシリンジョンと短い会話をするが、ダダドゥーは納得せず、シリンジョンが持っていた王笏の破片を本体に差し込む。その後、罠により天井から吊るされるが、自身の軍団にシリンジョンを攻撃するよう命令する。そこへ現れたジャンボ・ジョシュとの戦いで軍団が敗北するまで、ダダドゥ卿は怯えて交渉をしたいと懇願するが、交渉は拒否され、ジョシュに天井からつかまる。そして、ダダドゥ卿が意識を失うか死ぬまでジャンボ・ジョシュが顔面を殴った後、ジョシュは王笏を食べて破壊し、爆発により周囲を破壊した。

彼の壁に描かれた絵は一箇所しかない。チャプター6でプレイヤーが4番目のスイッチをオンにした後、このゲームで唯一のダダドゥ卿の絵を見つけることができる。

キャッチフレーズは「成長するとは、ヒルにはいろんな形や大きさがあると気がつくことだ（Maturing is realizing leeches come in all shapes and sizes.）」

いたずらっ子達（The Naughty Ones）

チャプター6で登場。クイーン・バウンセリアの子ども。灰色のモンスターで、体格はナメクジに似ている。カンガルーのような暗い紫色の長い耳を持ち、口は楕円形で、ヒルに似た大きな歯がたくさんある。

プレイヤーの周囲に光源 (例:ドローンの光や街灯柱) がない場合、プレイヤーに攻撃する。天井に潜んでおり、わずかに白い光を発している。

チャプターの最後には、プレイヤー、ビターギグル、バンバンを迷路で追いかける。

クイーン・バウンセリアの袋に入っていたが、ビターギグルの冗談によってダダドゥ卿とともに外へ出た。ビターギグルの冗談が好きな数少ない存在である。

キャッチフレーズは「私たちと一緒に行きたくないなら、宿題を終わらせていい子にしてなさいよ！」

シリンジョン（Syringeon）

チャプター7で登場、チャプター7で主要な役割を担う。患者を生き返らせるために必要な危険な外科手術を支援するために作成された。全身が鮮やかなチェリー色をしており、シュモクザメと似た頭の形をしている。シティンジョンというエリアを、市長として支配している。 4 本の腕を持ち、それぞれの腕の先には特殊なツールが接続されている。シティンジョンにあるツールマートという店で買い求めたようだ。これらのツールの正確な目的は不明だが、シリンジョンの医療能力の向上に貢献していると言っても過言ではない。自分の技術に執着しており、ケース 4B (ジバニウムシティズン) のクローンを作成して外科手術のスキルを磨いている。

シティンジョンのルールから分かるように、非常に支配的、独裁的である。このルールでは、市長（シリンジョン）は市内の誰でもいつでも、どんな理由であろうとも合法的に逮捕、誘拐、処刑することが可能である。これらのルールは、多くの場合、手術のために被験者とアシスタントを集めるために使用されるが、彼らがシリンジョンの期待よりも無能だと判断された場合、シリンジョンは簡単に彼らを「再利用」する。道徳的に疑問のある行動にもかかわらず、彼は比較的高貴な目標を持っており、たとえ不本意な被験者が関与し、死亡したとしても、自分の仕事は崇高で大きな利益のためであると心から信じている。

シリンジョンは人間に対して強い嫌悪感を抱いているが、それはおそらく昔、施設の下層階に閉じ込められていたためだ。

ダダドゥ卿とは昔からの顔見知りのようで、女王の王笏の最後のピースをもっていた。

その他のキャラクター

ミスター・カボブマン（Mr.Kabob Man）

金属製のマネキンのようなロボットで、目が交差しており、腕には 2 本の金属棒、脚には 2 つの車輪が付いている。普段は機能しないが、バンバンと揃いのパーティーハットをかぶせると、動き出す。

このパーティーハットはタマタキとチャマタキを倒すことで入手でき、背中のボタンを押すと声を発するようになる。この声を利用して、オピラ・バードとタルタ・バードの罠を破ることができる。

前に進むたびに、「行儀よくしないと出禁になるぞ！」「膵臓を渡せ！」「一羽の鳥に石三枚！」の内ランダムな言葉を喋る。

このシリーズの中で、動機がない数少ないキャラクターの一人である。

キャッチフレーズは「どんな犠牲を払っても自分らしくいなさい！私とは違って！」

リトルビーク（Little Beak）

チャプター2に登場。オピラ・バードとタルタ・バードのひよこの内の一羽。性別は女性。

チャプター3の終盤で、タルタ・バードの罠として配置されるが、理性を失ったバンバンに追いかけられ、タルタ・バードと上に乗ったプレイヤーとともに、オピラ・バードの背に乗って逃げる。逃げ切った後、ジャンボ・ジョシュたちの戦いの衝撃によって下に落下したタルタ・バードを救うため、オピラ・バードはリトルビークをプレイヤーに託して飛び降りる。

チャプター4では、プレイヤーとともに地下4階に降り、リトルビークを床のボタンに置いてドアを開けたり、換気セクター内でナブナブが近くにいるときに換気口で鳴いたりして、非常に重要なアイテムとして活躍する。

チャプターの最後に、女王が冗談を言う直前に、リトルビークはジバニウムの樽に落ちて突然変異し、キティサウルスを攻撃する。

チャプター6では、プレイヤーはバンバンの助けを借りて、凶暴化したリトルビークを気絶させる。プレイヤーが「確保して終了」ボタンをクリックすると、起き上がってプレイヤーを捕まえようとするが、壁に押しつぶされて奇跡的に元のかわいい姿に戻る。　　リトルビークは立ち上がると、茂みの中に逃げていく。

ジバニウムシティズン（Givanium Citizens）

チャプター7に登場するキャラクターで、シティンジョンの住民。白い目と黒い目の2種類がいる。

シリンジョンが外科手術の技術の向上のために生み出した、生命のない無色の創造物。市民はシリンジョンに従順で、人間を憎むように作られている。

ジバニウムの幼児に似ている。長くしぼんだ細長い手足を持ち、胸は飢えているように肺、背骨、肋骨が外側から見えている。腰は余分な皮膚がたるんでいるが、、首の皮膚はきつく引っ張られているため、背骨と声帯が見える。頭は単純な楕円形で、口は丸みを帯びた三角形。眼窩は大きな縦長の楕円形で、白い強膜があるか、何もなく内部の暗闇が露出している2種類に分かれる。

種類が多く、それぞれに役割や性格がある。顔が似ていることから、 ジバニウムの幼児と関連がある可能性がある。声は複数人のYouTuber が担当している。（Razzbowski、IDzock、Uhyeah、Robzi、NightExtreme、Brandon Zamora、FusionZGamer、The Frustrated Gamer、Inquisitor Master、コロンボさん GAMES）

・シリンジョンの手術室内のシティズン

アシスタント

シリンジョンの手術を手伝うシティズン。仕事が下手で、ハンマーをハサミと間違えるなどのミスを犯し、シティンジョンに殺害される。声の担当：なし

泣いている患者

カバーの後ろに隠れて泣いているシリンジョンの患者。薬（飴）を与えると、ロープを渡す。声の担当：なし

・劇場内のシティズン

チケットシティズン

劇場の入口にあるチケットデスクでチケットを受け取る役目を担う。他のシティズンたちと同様に、人間に対して憎悪と嫌悪感を抱いている。声の担当：Orion

芸術的な市民

劇場にいる。劇場で演劇を観るのに多くの時間を費やしている。ヘッドライトを点灯し、演劇の道具を届けて劇を始めるのを手伝ったプレイヤーに、ジャンボ・ジョシュの追跡用の首輪を渡す。声の担当：FusionZGamer

女性俳優

演劇「トロイのタルタ」で名前のない女性の役を演じる女性俳優。声の担当：Inquisitormaster

男性俳優

演劇「トロイのタルタ」でSの付いたジョナサン役を演じる男性俳優。声の担当：The Frustrated Gamer

・モーテルの住民

ロシア国民

モーテルに住むジバニウム市民で、ストレッチを邪魔されると、同じことを繰り返す。声の担当： N/A

ホテルの情報提供者

モーテルに住むシティズンで、市長の優先事項について不満を漏らす。上の階で叫んでいる隣人（叫ぶ市民）の対応をすれば、劇場のキーカードをくれる。他のシティズンの多くと同様に、人間に対して憎悪と嫌悪感を抱いていたが、助けられてから考えを変え始める。声の担当： N/A

叫ぶ市民

モーテルに住むシティズンで、変異したビターギグルによってトラウマを負い、叫んでいる。声の担当：なし

・町中のシティズン

放浪する市民

シティンジョンを歩いている。声の担当：なし

スターリングシティズン

街でミスター・カボブマンとにらめっこをしている。声の担当：N/A

ストリート・ウィットネス

ジャンボジョシュによる襲撃を目撃したシティズン。ジャンボ・ジョシュの絵を書き、プレイヤーをカフェへ向かわせる。他のシティズンと同様に、人間に対する憎悪と嫌悪感を持つ。声の担当：Razzboeski

踊る市民

捕獲されたキティサウルスを見ている 2 人のギバニウム市民。音楽を流すと踊りだす。声の担当：なし

バーテンダー

カフェのバーテンダーで、他のシティズン達と同じように人間に対する憎悪と嫌悪感を持つ。他の市民の住民IDカードを渡せば納得するので、それほど賢くはない。住民IDカードを渡すと裏口を開けてくれ、そこでシェリフトードスターと話すことができる。　　声の担当： UhYeah

賞金稼ぎ

シリンジョンによってツールマートに送り込まれたが、おそらくジバニウムベイビーに襲われ、死亡したとされる市民。死ぬ直前に、建物内の脅威についてプレイヤーに警告する。声の担当：コロンボさん GAMES

ジバニウムの幼児（Givanium Infants）

チャプター6で登場。小さく太い足を持つ 2 つの青緑色の球体。片方の幼児は目が黒く、もう片方の幼児の目が白であることを除いて、相違点はない。また、狭く開いた暗黒の口がある。ジバニウムシティズンに似ている。

白目の幼児はYouTuberのCookieSwirlCが声を担当し、黒目の幼児はYouTuberのKatが声を担当する。

ジバニウムベビー（Givanium Baby）

チャプター7に登場する敵。ジバニウムの幼児に似ているが、頭と体が大きく、口が大きく開いており、ナメクジのような外観をしてる。目はなく、眼窩には静脈の浮き出たクモの巣のような触手が見られる。

メモリーゲームパズルを解いている間、ライトが消え、2 番目のパズルルームに通じるドアを破壊し、大きな金切り声をあげながらプレイヤーを追跡する。プレイヤーによって最初のパズルルームに閉じ込められた後、ゲーム内で再び登場することはないと思われる。

その容姿から、ジバニウムの幼児の変異種であると推定される。

デザインは、『バイオハザード8』のベビーモンスターから直接インスピレーションを受けているようだ。

キャプテン・フィドルズのクルー（Captain Fiddles' Crew）

チャプター2に登場。キャプテン・フィドルズのクローンの集団。アクア・フィドルズ以外のクルーは、死体として登場した。

キャプテン・フィドルズが船長を務めると想定されるクルー。

アクアフィドルズ
マゼンタフィドルズ
オレンジフィドルズ
ブラウンフィドルズ
イエローフィドルズ
フォレストフィドルズ
クリムゾンフィドルズ

の7種類がいる。 アクアフィドルズは、シアンの身体で、ブラウンフィドルズやフォレストフィドルズと同様に、悲しそうな表情、歯がないという特徴がある。モンスターとしては、とても巨大なサイズをしている。キャプテンフィドルズを除いて、死んでいない唯一の個体。

マゼンタフィドルズはマゼンタ色で、下歯が吸血鬼のような外見をしている。壁にもたれ、床に横たわって死亡している。 オレンジフィドルズはオレンジ色で、歯が 1 本しかなく、斜視である。椅子の上で死亡している。

ブラウンフィドルズは茶色で、驚いた表情と歯がないところはグリーンフィドルズに似ている。茶色の病院のベッドに横たわって死亡している。 イエローフィドルズは、黄色い体色で、まっすぐに顔を向けており、片目が欠けているため海賊のような外見である。黄色い病院のベッドに横たわって死亡している。 フォレストフィドルズは濃い緑色で、瞳孔が大きく、歯がない。また、彼の目はキャプテン・フィドルズとは反対の方向を向いている。

クリムゾンフィドルズは深紅色 (または赤色) で目を閉じている。病院のベッドで死亡している。

実験道化師（Experiment Jesters）

実験道化師は、異なる色の組み合わせを持つビターギグルの変形した 7 つの変種であり、そのうち 4 つは生きているように見えるが、他の 2 つは、プレイヤーと会話せず、死んでいる場合もある。

グリーン＆コーラル
ブルー＆イエロー
ピンク＆シアン
ライム＆パープル
グリーン＆ブラウン
黄色と紫
オレンジ＆ブルー

の7種類の個体がいる。

チャプター4の実験室には、部屋には死んだ実験体が 4 つあり、王冠を回収すると、2人の実験道化師（それぞれ上半身または頭部のみの状態になっている）と会話でき、ドアを開けてくれる。

チャプター6のある部屋では、グリーン＆ブラウンの実験道化師が二つに分かれており、ウサギのように跳ね回らないように協力して一緒に戻ろうと言い争っているのが見える。しかし、その口論の後、彼らは真っ暗な深淵の穴に落ちてしまう。

実験道化師たちは、実際にゲームをプレイしたYouTuberによって声優が演じられている。

チューチューチャールズ（Choo Choo Charles）

蜘蛛のような細くて黒い手足を持つ赤い蒸気機関車で、線路外を自由に歩き回ることができる。列車の先頭にある彼の顔の目は不自然なほど白く、虹彩や瞳孔が見えにくいほど。彼の口には剃刀のような鋭い歯が並び、人々の血で覆われている。

スティンガー・フリンの夢に、自動車事故の後に登場する。バンバンをつかみ、食べようとするが、同じく蜘蛛であるナブナブが抑え込み、スティンガー・フリンがチャールズのクモの足の 1 つからバンバンを奪い返す。その後、燃えているクラッシュした車が突然爆発し、プレイヤーは目を覚ます。

トーマス機関車を怪物のような蜘蛛と電車のハイブリッドとして描いたトム・コーベンの 3D ホラーアニメーション「Thomas Feeds」が原作であり、本作へのチューチューチャールズの登場は Two Star Games によって公式に承認されている。

フランボ（Flumbo)

チャプター7に姿のみ登場。本格的な登場はチャプター8だと想定される。恐らく男性だと思われるが、性別は不明。バンバンによく似ているが、バンバンとは違い、パーティーハットをかぶっておらず全身が青い色をしている。また、口と目の近くには、ひげとまつげに似た黄色い模様がある。

チャプター7の終わりに、プレイヤーはシリンジョンから休むように言われるが、スティンガー・フリンが、壁に描かれたバンバンの絵が貼り付けられているように見え、剥がせそうだと発言する。プレイヤーは壁からバンバンの絵を剥がしてフランボの絵を見つけるが、プレイヤーはシリンジョンに襲われ、ゲームは終了する。

公式ストアで、彼の名前はFlumboであると確認された。

ブラシスタ（Brushista）

二重関節の腕と脚を持つ、擬人化された黄色のアリクイ。また、絵筆に似た尻尾を持つ。尻尾は黄色に 2 本の灰色の縞があり、先端は青い涙型の形になっている。また、長い鼻先から青い舌が出ており、青い耳を持っていて、黒いベレー帽をかぶっている。 The Underground Familyの壁の背後に現れる。本編に直接は登場していない。

映画監督であることがわかっており、監督作品は 8 本ある。

The Lick of '78（1978年のリック）
Lost in the Zumbo Sauce（ズンボソースに溺れる）
EGG（卵）
The Button of Death: Part II（死のボタン：パート II）
The Hour of Banbanningバンバンニングの時）
Flumbo & Friends（フランボと仲間たち）
Trojan Tarta（トロイのタルタ）
Honey, The Baby is........（ハニー、赤ちゃんは……）

キャッチフレーズは「人生はキャンバスのようなもの。小さなミスひとつですべてが台無しになる！（Life is like a canvas. One small mistake and it's all ruined!）」

ウスマン・アダム博士（Dr. Uthman Adam）

バンバンズ・キンダーガーテンの校長兼主任研究員。人間の男性。すべてのモンスターの製作を指揮し、指導していた。バンバンのゲノムドナーの提供者。バンバンが自分をウスマン博士であり幼稚園の園長だと思い込んでいることから、彼も幼稚園の園長のような存在だったと考えれれる。

モンスターたちが子供たちと、ウェバリー・メイソンなどの重要な職員の何人かを連れ去った事件があるが、ウスマン・アダムも誘拐されたのか、それとも殺されたのかは不明である。

ゲノムを共有しているバンバンと、ウェヴァリー・メイソンとゲノムを共有するバンバリーナの関係から、ウスマンはウェヴァリー・メイソンと何らかの個人的な関係を持っていた可能性がある。しかし、このことは実際には確認されていない。チャプター4でバンバンがゾルフィウスと友情関係にあったことが明らかになったため、ウスマンもこの生物と何らかの関係を持っていた可能性が高い。

脚注

^ “Characters” (英語). Garten of Banban Wiki. 2024年12月29日閲覧。