Get Together 〜LIVE IN TOKYO〜
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『Get Together 〜LIVE IN TOKYO〜』 | |||||
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矢野顕子×上原ひろみ の ライブ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 |
2011年9月9日 昭和女子大学人見記念講堂 | ||||
ジャンル | ジャズ | ||||
時間 | |||||
レーベル | テラーク | ||||
プロデュース | 矢野顕子・上原ひろみ | ||||
チャート最高順位 | |||||
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矢野顕子 アルバム 年表 | |||||
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上原ひろみ 年表 | |||||
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『Get Together 〜LIVE IN TOKYO〜』(ゲット・トゥゲザー ライヴ・イン・トウキョウ)は、矢野顕子×上原ひろみのライブ・アルバム。2011年11月23日発売。レコードレーベルはテラーク。発売元はユニバーサルミュージック。
概要
[編集]2011年9月9日、昭和女子大学人見記念講堂(東京都世田谷区)において行われた矢野・上原のライブを収録したアルバム。矢野はボーカルとピアノ、上原はピアノを担当。ピアノはヤマハのコンサート・グランド・ピアノ最上位機種「CFX」を2台使用。
背景
[編集]矢野と上原の初共演は2004年NHKの音楽番組「夢・音楽館」における「おぼろ月夜」の演奏にさかのぼる。2006年、矢野のセルフカバー・アルバム『はじめてのやのあきこ』において「そこのアイロンに告ぐ」が二人の共演で収録され、2009年の上原のアルバム『プレイス・トゥ・ビー』において、矢野が日本盤ボーナス・トラックの「グリーン・ティー・ファーム」のゲスト・ボーカルに招かれる(矢野は2010年のアルバム『音楽堂』で、同曲をソロのピアノ弾き語りでカバー)。ライブでも二人は2006年の昭和女子大学人見記念講堂、2009年のNorth Sea Jazz Festival(オランダ・ロッテルダム)、同年の東京JAZZでの共演を経て、今回の収録に結び付けている。
収録曲
[編集]- CHILDREN IN THE SUMMER
- 作詞:糸井重里 作曲:矢野顕子 編曲:上原ひろみ
- 矢野から見てセルフカバーにあたる。
- 原曲は『LOVE IS HERE』(1993年)に収録。
- あんたがたアフロ
- 「あんたがたどこさ」:わらべうた
- 「AFRO BLUE」:作曲:Mongo Santamaria
- 矢野がかねてから歌っていた「あんたがたどこさ」(『長月 神無月』(1976年)などに収録)に、Mongo Santamaria作によるジャズのスタンダード・ナンバー「AFRO BLUE」をからめた演奏。
- ケープコッド・チップス -LIVE IN TOKYO-
- 作詞:矢野顕子 作曲・編曲:上原ひろみ
- 上原の曲に、矢野が新たに詞を付けた。
- 「en:Cape Cod Potato Chips」はアメリカ合衆国で販売されているポテト・チップスのブランドである。
- リーン・オン・ミー
- 作詞・作曲:Bill Withers、編曲:上原ひろみ
- Bill Withersの曲のカバー。
- 学べよ
- 作詞・作曲:矢野顕子
- 矢野がライブで公開していた曲のアルバム初収録。
- 先行したマーク・リボーらとの演奏はアルバム『荒野の呼び声 -東京録音-』(2012年)に収録。
- フリー・ジャズの奏法であるパーカッシブ奏法が取り入れられている。
- 月と太陽
- 作詞・作曲・編曲:上原ひろみ
- 上原がInstrumental楽曲として演奏していた曲に、今回の録音のために詞をつけたもの。本曲の矢野はボーカルのみである。
- りんご祭り
- 「DON'T SIT UNDER THE APPLE TREE」(リンゴの木陰で):作詞・作曲:Lew Brown, Sam H. Stept, Charles Tobias
- 「リンゴの唄」:作詞:サトウハチロー、作曲:万城目正、編曲:上原ひろみ
- Glenn Millerの演奏で知られるスタンダード・ナンバー「リンゴの木陰で」に、日本の昭和歌謡「リンゴの唄」をからめた演奏。
- ラーメンたべたい
- 作詞・作曲:矢野顕子、編曲:上原ひろみ
- 矢野から見てセルフカバーにあたる。
- 原曲は『オーエス オーエス』(1984年)に収録。
- 冒頭にはMiles Davisの曲、「So What」のモチーフが用いられる。
- 初回限定盤には、この演奏の映像を収めたDVDが付属した。
外部リンク
[編集]- 矢野顕子オフィシャルサイト
- 上原ひろみオフィシャルサイト
- 矢野顕子×上原ひろみ (@hiromiakiko) - X(旧Twitter)